9月5日、猛暑日のなか池袋のヘアサロンへ出かけた。写真家で「風」同人であり、ヘアスタイリストでもある眞月美雨に今回もお願いした。癌の手術以後、髪の抜け毛が多いと感じていたが、今回改めて髪が薄くなってるのを実感した。71歳を過ぎ、髪が薄くなるのは当然という声もあるが、シャワーのあとやパソコン上への抜け毛はやはり気になっていた。ヘアサロンで大きな鏡をしみじみとみてショックを感じたのである・・・。
美雨さんの新兵器・ゴールドの櫛を使って仕上げのカット。
は~い、完成~!! 鏡で後ろや横面を見せてもらい終了~!!
池袋西口にある東京芸術劇場へ。5Fの展示ギャラリーに向かった。
現代日本画壇の海洋画を一堂に集めた展示会。会派を越えた画家たちの100号をこえる大作ばかりが約50点展示されて壮観だ。「海に生きる者の絵画」展も併設されている。入場者も多かった。
写真家・鈴木一雄さんとスタッフのみなさん。
右から鈴木一雄さんと僕、写真家の眞月美雨さん。
絵画展を見た後、戦後まもなく開店した老舗の焼きとん屋へ行った。まだ5時前だったのに店は満員。2Fに1席だけ空いていて、ようやく座れた。久しぶりだったが客層が変わっていて若い人、特に女性が多くなっていた。1時間ほど自慢の焼きとんとなか豆腐汁を食べて、今年で創業71年目となる「琉球料理・みやらび」へ。
鈴木さんと初めて出会った場所であり、僕も40数年来通っている店である。手前は4代目女将を目指し修業している美海ちゃん。中央の功子現女将の孫にあたる。沖縄藝大で三線や島唄を学んできたがんばり屋さんである・・・。
右から鈴木さん、受付や調理場担当の幸ちゃん、功子ママ、琉球舞踊家でもある崎浜陽子さん、眞月さんに僕。オリオンビールで乾杯したものの余り泡盛も呑まず、3時間余話をしていた。富山での写真展と講演会を済ませ、風の盆を取材して帰ったばかりの鈴木さん。超忙しい中、本当にありがとうございました・・・ 合掌