写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2014年5月アーカイブ

5月24日、かれこれ40年ほど前から家族ぐるみで付き合っている友人が出品している書道展が開かれている芝公園にある増上寺へ行った。およそ3年半ぶりの再会だった・・・・・。書道展を見た後、Nさんが少し時間があるので帽子を買うのに付き合って欲しいというので、銀座へ行った。彼女は現在は石狩川の河口付近の岸辺に住んでいるが、生まれ育ちはオホーツク海に面した紋別市。生まれ持っての色白肌のせいか、直射日光に当たるとアレルギーが出てしまうので、幅広の帽子を求めたいということだった。

僕がいつも帽子を買っている銀座の「トラヤ」へ案内した。気に入ったのが直ぐに見つかって買っていた。その足で銀座ニコンサロンで開催されている文洋さんの写真展、キャノンギャラリーで開かれている桜井さんの写真展を彼女と見て周った。僕は文洋さんのは初日のオープニングの時にすでに見ていたが、再度じっくりと見たかったのでちょうど良かった。桜井さんの方は見たいと思っていたが、Nさんも行ってみたいというので回った。桜井さんが会場にいて話が盛り上がった・・・・・・・。

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増上寺本道へ続く参道。東京タワーが直ぐ後ろに聳える・・・・・・。
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増上寺本堂の地下にある三縁ホールが会場。
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たくさんの人たちが観賞に訪れていた・・・・・・・。
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観峰流書道師範で「麗光」の筆名をもつ友人のNさんと作品「百花繚乱」。
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僕もNさんの作品の前で記念写真を・・・・・・。手に持つ扇子は中国で求めたものに僕が書いた。
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2つの写真展を見た後、食事をした。土曜日の銀座は歩行者天国になっていたので、何組かの大道芸人たちが出ていた・・・・・・・・。
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Nさんが食べた事がないという薩摩料理店へ行く。物珍しそうに食べながらも美味しいと喜んでくれた・・・・・・。
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ホテルへ一緒に泊まっている師範の先生たちとの約束の9時にはまだ早いというのでワインバーへ行った。彼女の40年間の人生を聞いた。恋愛、結婚、子育て、父母の介護、そして葬送・・・・・。子ども4人を育て、いま孫が3人いるという・・・・・・・。歳月の流れの速さを改めて噛み締めた再会であった。そしてまたの再会を約束して別れたのである・・・・・・・。 合掌

 

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創立64年となる公益社団法人日本写真家協会の定期総会が恵比寿にある東京都写真美術館で、5月23日午後2時から正会員113人が出席して開かれた。
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終了後、正会員、賛助会員の懇親会が近くのビャホールで開かれた。
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左から松本徳彦専務理事、田沼武能会長、木村惠一名誉会員、熊切圭介副会長。
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会員と話す田沼会長。
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車椅子の木村さん。左は山口勝廣常務理事。
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右から加藤雅昭理事、杉山晃一会員、丹野章名誉会員、宮崎から参加した芥川仁会員。
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懇親会が終了した後、近くの店へ。桑原史成常務理事と杉山さんを撮る芥川さん。
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みんなで記念写真。 写真家同士、酒を飲みながら腹を割って、仕事のこと創作のことなど話すのは実に愉快だ・・・・・・。 僕は懇親会の前に、写真美術館で開かれていた「佐藤時啓 光ー呼吸 そこにいる、そこにいない」、「平成26年度東京写真美術館コレクション展 伊勢 熊野 富士 恐山 沖縄 インド 天界 秘湯ー収蔵品による聖地巡礼の旅」、第39回日本写真家協会展(JPS)を見て回った・・・・・・・。
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銀座7丁目、松坂屋デパートの跡地。銀座の一等地に、これだけの空間が出現することはそうはないであろう・・・・・・・・。
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李ルセ君から電話があり、「兄貴~、一軒付き合ってくださいよ・・・・」という誘いに乗って地元ではあるが初めての行く店へ。大体、僕はスナック系のカラオケなどがある店は余り好きでなく自分では行かない・・・・・・・・。
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ルセ君と。この韓国出身の若い友だちとは何だか無性に気が合う。まるで自分の若い頃を見ているような気がするのだ。そして彼の作り出す韓国料理は絶品である・・・・・・・・。
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楽しくいろんなことを話したNさん・・・・・・。
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いつもの立ち飲み屋「みのる」で・・・・・・。この夜はジンバブエから日本に来ているという青年と呑んだ。
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はじめて会ったMさん・・・・・・・・。
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記念にとパチリ~!☆ 居酒屋「三福」の若こと、マ~君が撮ってくれた・・・・・・。

☆今日、5月24日は鬼海弘雄写真展「INDIA 1982-2011」(キャノンギャラリーS/6月16日まで)と北海道の友人が出展している「第25回観峰流書道筆心展」(大本山 増上寺三縁ホール/5月25日まで)に出かけるつもりだ・・・・・・・・。

 

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5月20日、小川町にあるオリンパスギャラリー東京で開催されている田沼武能さんの写真展へ行った。作家・国木田独歩の武蔵野時代とは大きく変貌したいまの武蔵野を捉えていて味わいのある写真展だった・・・・・・。その足で神楽坂にある新潮社へ久しぶりに行って、親しい編集者たちといろいろな話をしてきた。
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5月21日、銀座ニコンサロンにおいて石川文洋写真展のオープニングパーティが各界の著名人など多くの人々が参集して開かれた。あいさつをする文洋さん。
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会場は超満員~!☆
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ベトナムから来日したホーチミン市にある戦争証跡博物館の館長。この館のなかに文洋さんの写真を展示してある部屋がある。今回プリントした作品150点は、日本各地を巡回したあとベトナムに寄贈されることになっている。
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ベトナム戦争時に、アメリカが全土に撒いた枯葉剤の後遺症を持つ子どもたちが、手作りの花の飾り物を館長さんが持ってきた・・・・・・・。僕もひとついただいた。
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ベトナム・戦争証跡博物館館長。
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株式会社写真弘社・柳沢社長と写真研究会「風」の鈴木渉さん、並木すみ江さんと写真家・菱山忠浩君(右端)
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写真家・丹野章さんと写真家・土田ヒロミさん。 その他にも田沼武能さん、本橋成一さん、松本徳彦さん、桑原史成さんなど著名な写真家がたくさん出席していた・・・・・・・。
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ベトナム語を通訳した日本に留学中のアオザイ姿が素敵だった学生。
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僕と土田ヒロミさん。
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右から東京写真記者クラブ花井事務局長、石川文洋夫人、一人おいてフォトジャーナリストの新藤健一さん。
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報道写真家・石川文洋さん、丹野さんを囲んで。
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岩波書店の元編集長の2人。僕が岩波新書から出版した『三国志の風景』のときにはお世話になった。
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ベトナム・戦争証跡博物館館長さんと・・・・・・。
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僕が新聞記者時代に文章や取材の方法など多大な影響を受けた元朝日新聞のH記者。その後、何度か仕事を一緒にさせてもらった。H記者はベトナム戦争時に文洋さんと生死をかけた取材をした”戦友”でもある。
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出席したみなさんへ、奥様とお礼のあいさつをする文洋さん。
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二次会は隣の銀座ライオンの音楽ビャホールでやった。みなさんに紹介される文洋さん。
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参加した人たちと記念写真。
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ミュージックステージが繰り広げられた・・・・・・・・。
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気持ちよさそうにビールを空ける文洋さん。
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写真家・丹野章さんと真剣に話す「風通信」編集長の鈴木渉さん。
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「風」同人であり、日本写真家ユニオンの会員でもある写真家・並木すみ江さん。
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文洋さんと僕と中国語翻訳家の遠藤さんとTBSの記者と・・・・・・・。
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今回の企画は1年以上前から準備してきたので、無事の成功を文洋さんと歓ぶ僕でした・・・・・・・・。
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最後にもう一軒行こうと銀座並木通りに60数年前からあるバーへ。この店は1950~60年代に丹野さんが連絡事務所がわりに使っていたという。僕も20年ほど前から来ている。雑誌「銀座百点」のグラビアにも載せて紹介したことがある・・・・・・・。
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写真家の菱山君。昨年から今年にかけて10ヶ月間、インド取材をして帰国したばかり。このブログで僕が写っている写真は彼が撮影したもの。
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若いバーテンダー。菱山君の撮影だ。 このバーでは、トリスのロックが一杯300円という今どきの銀座では信じられない値段がうれしいのだ。ちなみに白は350円である・・・・・・。
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楽しい夜は更けていく・・・・・・・・。

17日に1年ぶりに会った由紀ちゃんが、「今日、お母さんのバレエスタジオの発表会があるんだけど、久しぶりに来ませんか」と翌朝、パンフレットを届けてくれた。美しいパンフレットを広げて見て今年で23回目となることを知った。初期の頃に、何度か僕が写真を撮った。そのうちの主宰・清野由璃子さんを撮った写真がいまもスタジオの正面に飾ってある・・・・・・・。

もう23回目となるのかという感慨と、第2部に公演されるシャルル・ぺローのグリム童話『シンデレラ』に興味が湧いたので出かける事にした。受付には友人の夫・孝三さんと娘の由紀ちゃんが手伝いをしていた。彼とも家が近いのだが久しぶりだったので少し立ち話をした。午後5時から始まったプログラムは第1部は小品集。スタジオの生徒たちによるバレエである。「眠れる森の美女」よりオーロラのウ”ァリエーション、「ドンキホーテ」よりジプシーの踊り、「白鳥の湖」よりパ・ド・トロウなどと本格的なものだ。この日はじめてバレエシューズ履いた子どもたちも一生懸命に踊っていた。

第2部の「シンデレラー全幕ー」は5時40分頃から始まった。4場面にわたっておこなわれたこのプログラムが終了したのは8時を回っていたので、約2時間半の堂々とした舞台だった。第一幕 舞踏会を夢見るシンデレラ、第二幕 お城の第広間、第三幕 お国巡り、そしてシンデレラとの再会となっていた。写真を見てもらえればわかるが舞台装置や照明も本格的である。出演する総勢は32人。ゲスト出演者として谷桃子バレエ団から男性2人が参加していた。

演出・振り付け・構成を担当した由璃子さんは「プロコフィエフの曲は非常に難しく悪戦苦闘しました・・・・・」と率直に語っている。出演者のなかには、レッスンをはじめてまだ1年足らずの4~5歳の子どもたちもふくまれているのだ。しかし、想像していた公演よりもはるかにすばらしかった。この日、会場には350人ほどが入場していたが、ある時には物音ひとつたてず、またあるときには大きな笑いに包まれ、そして割れるような拍手が沸き起こっていた・・・・・・・・・・。

僕は失礼な言い方だが、こんな地方都市の小さなバレエスタジオの発表会でここまでやるのか、という驚きとともに感動した。そして何よりも由璃子さんのバレリーナとしての芸術性の追求、情熱、志、深く清い魂に触れた思いがして胸が熱くなったのである・・・・・・・・。

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第1幕 「舞踏会を夢見るシンデレラ」から。
★最初に断っておくが、撮影はすべてシグマDP1。28ミリの単体レンズのみだ。基本的には会場では撮影禁止。自分の席から他のお客さんに迷惑がかからないようにそっと撮影した・・・・・・・・。
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以上3点、第1幕 「舞踏会を夢見るシンデレラ」から。
★今回久しぶりに舞台を撮影したが、改めてその難しさを痛感した。ご存知の通り、シグマDP1はデジタルカメラではあるが、感度は最高800までしかできないのでバレーの動きの早さについていけない。さらに今回の舞台はバックの美術が暗い、そして踊り手の衣装は白いものが多かったので、その露出の違いの大きさなどには閉口した・・・・・・・・・。
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以上2点は第2幕 「お城の大広間」から。
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以上3点は 第3幕 「お国めぐり ・ シンデレラとの再会」から。
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公演を終えて観客から惜しみない拍手が送られる出演者たち・・・・・・。
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最後に舞台に立った「由璃バレエスタジオ」の主宰・清野由璃子さん(正面の赤い服の女性)。

由璃子さん、すばらしい舞台ををありがとう~!☆  合掌

16日は定期的に通院している石神井公園にある内科の病院と眼科の病院へ行った。眼の方は手術後、3ヶ月過ぎて良好こうだと言われた。視力も1.2まで回復していた。しかし、若干の近視が出ていると言われた。糖尿病の方もこの間の数値と比べれば改善されていると褒められた。しかし、肝臓器官の数値がすべて悪くなっているのが気になった。昨年までは全くの正常値だったのに・・・・・・。ここ最近、酒量が増えているのが原因なのだろうか。酒は死ぬまで飲んでいたいので、少し注意しなければと思った・・・・・・・。

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石神井公園へ来ると必ず寄る店があるので、結局この日も病院が終わった後に、近くに住む写真家の烏里烏沙君と打ち合わせを兼ねて呑んだ。彼はこの20日からまた中国・雲南省のシャングリラへ取材に入る。その壮行会も兼ねてだ。沖縄・伊是名島出身者がしている沖縄料理の「みさき」、老舗の焼き鳥屋「ゆたか」、そして沖縄・宮古島出身の大将(写真)がしている「みやこ」と3軒ハシゴをした。それぞれ20年間は通っている店なのだ・・・。そして家の近くの立ち飲み屋で一杯・・・・。これでは全然反省していないな~!!

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17日、近所に住む友人の娘さんの由紀ちゃんかが1年ぶりにインドから帰国していると連絡が入ったので会うことにした。彼女は赤ちゃんの頃から知っているのでこうして一緒に食事をするのは何か不思議な気がする。ちなみに由紀ちゃんは両親のDNEを継いでいるのか酒は一切飲めないのだ・・・・・・・。
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結局、この日も僕が一人で呑むことにした・・・・・・・。このほるもん焼きの店も30数年来通っている。七輪の炭火で焼くこの店は、地元では常連の店だ。
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由紀ちゃんは学生時代に僕の写真集『雲上の神々』を見て、ネパールへどうしても行きたいと相談に来た。ネパールの友人たちを紹介したりして最初の旅は1ヶ月ほどで帰ってきた。それが20歳の時。翌年また行き今度は2ヶ月間。そして21歳の時に、3度目の旅に出てそのまま帰って来なくなってしまった。友人にとってはようやく生まれた一人娘が、ヒマラヤやインドを放浪して日本へ戻らないというので初めは、僕がいろいろと影響与えたせいだ。何かあったらどうしてくれる・・・・と、えらい剣幕で追求されたものだ。

しかし、由紀ちゃんのしっかりした考え、行動、生活力など見るうちにだんだんと友人たちも変わってきた。夫婦で何度か由紀ちゃんが暮らすインドへも行っている。夫は腕の良い元瓦職人、僕の家の屋根も彼の仕事だ。その仕事ぶりを見た近所の人がぜひ、内の屋根もと言ってきたほどである。それが20年ほど前に腰を痛めてから思い切って転職をした。趣味でやっていた手打ちうどんを本格的に修業して開店したのだ。その手打ちうどん「甍や」も評判がよく、もう開店してから20年になる。奥さんは地元では知られたバレリーナで教室も開き後進の指導もしている・・・・・・・。

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この日の話題は、これからの由紀ちゃんの生き方についてだった。「30歳を過ぎると女は変わるとつくずくと思った。動物の雌と同じ考えになる。最近、子どもが欲しいと強く思うし、日本人の男と安らぎのある生活も送りたいと思うようになった・・・・・」と由紀ちゃんは笑いながら言うのだ。12年間にわたるインド・ヒマラヤ放浪の末に彼女が掴んだ実感なのだろうか。現在、彼女がメインにしている服飾デザイナーの仕事の方向性についてもいろいろと話した・・・・・・・。

僕の娘や息子とは5~6歳下に由紀ちゃんはなるので、子どもの頃はよく遊んでいたものだ。しかし、こうして僕の目の前に対峙して人生を語る女性になったと思うと感慨深いものがある。「けんいちさ~ん、木耳が好きなので静岡の生木耳を持ってきたよ・・・・・・・」と連休中に現地の農家を訪ねて、確認してから注文していたものが数日前の届いたのだそうだ。さっそく刺身にして食べてみようと思っている・・・・・・・。 ありがとうね~!☆

合掌

 

5月14日午後3時からふじみ市の西公民館において写真集団・上福岡の5月例会が開かれた。後1ヶ月後に開催される同写真集団の32回目となる写真展の最終的な作品選考を中心におこなわれた。この日は出来上がった写真展案内はがきも配られた。今回の個展は、この会の一番長い会員である島貫雅子さん。約20年間にわたり撮影してきた「川越ロマン」をモノクロ半切サイズの作品20点を展示する。見ごたえのある力作である。 僕も顧問として特別出品する・・・・・・・・。

★会期中の6月14日(土)15:00~16:30、写真展会場において僕の作品合評がある。自由参加で無料ですので、ぜひご来場ください。その後、出品者を中心とした懇親会も予定しています。合わせてご参加ください。

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出展作品が決まった後に、この間、各自が撮影してきた作品の合評がおこなわれた・・・・・・。右端は、2代目会長の柴田格一さん、今年89歳。元気に創作活動している姿には、いつも励まされている。
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以上5点は、一人ひとりの作品を見て、作者の意見も聞きつつ最終的な出品作品を決定している光景・・・・・・・・。 (撮影:竹川義之会員)
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会終了後、有志でいつもの焼き鳥屋「つかさ」へ。この店にはもうすでに30年間通ったことになる・・・・・・。
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この日は、常連メンバーが欠けて、女性の参加が多かった・・・・・・。左2人目から栗原さん、僕の隣が一瀬さん、鈴木さん、そして富田さん。この4人は、ここ2年間に入会した新会員だ。
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Vサインをする田中栄次第4代会長。真ん中がホープの竹川会員、左は会の運営を縁の下で支えている事務局を担当している山本恵子会員。彼女も入会30年をこえる大ベテランだ。後ろでVサインをしているのは、この店の女将さんで~す!!

 

5月11日、池袋にある東京藝術劇場で4月に四川省南西部から雲南省奥地を約2900kmにわたって走破した仲間たちが集まった。岡山の2人を除いて全員の参加だった。この日はおのおのが撮影した写真を持ち寄って僕と写真家の烏里烏沙くんが合評をするというもの。岡山の2人もそれぞれ50点ほど送ってきていた・・・・・・・。

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東京藝術劇場の地下1Fの広場ではイベントがおこなわれていた・・・・・・。
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2階の喫茶店の一角を借りて午後3時から合評が始まった・・・・・・。
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岡山の三好さんの作品。ほとんど全員が50点前後プリントしてきていて、その熱心さには驚かされた。
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岡山から参加した高田さんの作品。89歳になる中村さん(左から3人目)は、帰国後、秩父巡礼の撮影をはじめ、3ヶ所に取材へ行ったという。連休中には6日間かけて東北を撮影して来たというからびっくりした。
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2時間半ほどの合評が終わったあと、みんなで水産業者が経営する居酒屋へ行って、全員が旅から無事戻れたことに改めて乾杯をした。12月に銀座で予定されている写真展へはみんなで出品しょうと語り合った・・・・。
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5月12日銀座ニコンサロンで、写真家・桑原史成さん。僕の先輩でかれこれ40年近い付き合いになる。この日、日比谷の外国人記者プレスセンターでおこなわれる桑原さんの写真展のオープニングパーティに誘われたが、先約があったので失礼した・・・・・・・。
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以前は年に1~2回は定期的に集まっていたが、今回は3年ぶりの再会だった。朝日新聞記者と大学教授の親しい友人たち・・・・・・。鹿児島、奄美、沖縄料理と地酒が看板の日比谷の店に集合。僕は大好きな黒糖酒で奄美大島の「長雲」、「龍宮」、そして喜界島の「朝日」を呑み、みんなにも薦めた・・・・・・・・。
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朝日新聞名古屋本局から3年ぶりに戻って古巣の文化担当記者をしているT記者と元朝日新聞記者で現在は、T大学の教授をしながら絵本作家としてもデビューしたOさん。二人ともかれこれ25年以上の付き合いだが、ずーと友情は続いている・・・・・・。
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現在、朝日新聞編集委員・論説委員をしているK記者(右から2人目)も25年の付き合いとなる。それぞれ別々な記事の取材を受けたり、企画ページの写真を僕が担当するなど若い頃に一緒に仕事をしてきた仲である。しかし、確実に歳月は流れていることをお互いにあらためて認識した。だからこそ、「これからは年に1~2回は集まって語り、呑もうよ~!」と約束をして別れたのである・・・・・・・。

10日ぶりに都内に出た。久しぶりに写真展をいくつか見たいと思ったからだ。ひとつは渡辺一枝さんのチベットの写真展、もう一つは11日で終了してしまうロバート・キャパの写真展だ。昼過ぎからのんびりと出かけた。飯田橋から神楽坂までだらだら坂を登っていった。神楽坂の毘沙門天を過ぎ、赤城神社を過ぎた先の路地を入った所に、会場のセッションハウス・ガーデンはある。協同組合日本写真家ユニオンが創立した時に、記念して初のオリジナルプリント展を開催した場所でもある・・・・・・・・。

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5月9日の夕暮れ。この日は強い風が吹き、急に雷雨になったり一日中、気象が荒れた日だったが、夕方から天気は回復し、強風もやんだ。自宅の前の武州野の面影がまだ少し感じられる僕の好きな光景・・・・。
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1年ぶりの再会となる一枝さんとファンの方と写真展会場で。一枝さんは、いつもチベットの民族衣装をまとって、チベットを忘れないで連帯をしているという気持ちでいるという・・・・・・。彼女の一貫した人との接し方や眼差しにはいつも学ばされる。その姿勢が仕事に、福島、チベットなどに対してもすべて現れているのだ・・・・・・・。
★5月16日19:00~会場でトークの会がある(1500円)。また6月25日午後7時から、同会場において「渡辺一枝トークの会”福島の声を聞こう!VOL・11”」も開かれる。申し込み先:03-3266-0461(セッションハウス企画室)

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江戸時代から創業している神楽坂の相馬屋。明治の文豪・森鴎外や坪内逍遥などがこの相馬屋の原稿用紙を愛用していた。歌人・石川啄木も死の数ヶ月前に当時、病床にあった本郷から車屋を飛ばしてこの原稿用紙を求めに来たと日記に記している。僕も20年前ほどからここの原稿用紙を使っている。かっては200字詰めは朱、緑、ブラウンと3種類あったが、今回はブラウン色だけになっていた・・・・・・・。

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かっての風情ある神楽坂の町並みは消えた・・・・。江戸中期から創業していた由緒ある酒屋がなくなり、文豪・夏目漱石が子どもたちを連れてよく来た西洋亭も。老舗の履物店・助六はまだ営業していた・・・・。
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東京都写真美術館の入口。ここで公益社団法人日本写真家協会副会長の熊切圭介さんに声をかけられて15分ほど立ち話をした。熊切さんは「キャパの写真展は大盛況だった。あんなに若い人たちが真剣に見ている姿をみてうれしかったよ。ドキュメンタリーを追求してきた僕は・・・・・。写真表現の本来の有り様に確信がもてたような気がする。小松さんも同じ気持ちになるよ・・・・」と言ってやさしい顔をくずした・・・・・。

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ロバート・キャパの写真展のポスター。
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キャパが最後に使用していたカメラ・ニコンSが会場に飾られていた。僕はかって写真評論家の故・伊藤知巳さんに連れられて新宿のバー「みちくさ」へ行ったことがある。その時に、「お前が今座っているその椅子にロバート・キャパは座っていたんだ。ここからインドシナに行って地雷を踏んで死んだんだ・・・・・・。よく覚えておけよ」と言われたことがあった・・・・・・。

今回の展示でキャパが「みちくさ」で書いたサインが展示されてあり、知巳先生の言葉が鮮やかに蘇った・・・・・。その後、「みちくさ」の場所は変わったけれどもよく行った。ジャナーリストの岡井耀毅さんと写真家の細江英公さんと3人で朝まで飲んだことや、俳人の川崎展宏さんたちともボルガからの流れでよく飲んだものだ。

「みちくさ」が閉店する日に荷物整理の手伝いをママに頼まれて行った。デザイナー・高橋錦吉さんの漢詩を刻んだ作品と岡本太郎をはじめ幾多の芸術家、作家たちが座ったという店の椅子を5脚譲り受けた。そのうち2脚はまだ家にある・・・・・・・・。

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東京写真美術館への通路には、ロバート・キャパの代表作・ノルマンディ上陸作戦の写真が大きくして展示してある。
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池袋で買い物をした後、自宅の最寄り駅前にある居酒屋「三福」へ寄った。夕飯を食べて帰ろうと思ったのである。ここの3代目(右)の奥さんとなる小津枝さんが店の手伝いに来ていた。心根のやさしい人だ・・・・・・・。
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独りで呑んでいてそろそろ帰ろうかと思っていたら、近所で美容院を経営しているヘア・アーティストの力竹君が来た。そして彼の同級生の李セイ君がしている「焼肉・南大門」へ行こうとなった。それはこの2月に初めて来店してずいぶんとお世話になったきりで気になっていたからだ。左から力竹君、李君、そして李君の愛するマリ子さんで~す☆☆
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奥様のマリ子さんと「南大門」で・・・・・・・。
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店をし閉めてから、「三福」の若ことマ~君と小津枝さんたちが待っている立ち飲み酒場「みのる」へ。そこでまた多くの若い仲間たちと合流して乾杯~!☆ 僕はいつもこの店に来るたびに歳も考えずにと反省はするのだが・・・・・・・。
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「みのる」で止めてゐおけばよかったのだが、李君が泡盛の旨い店があるからもう一軒付き合ってくださいよ。としきりに誘う。そこでは沖縄の石垣島に蔵元がある僕の好きな「白百合」が呑めると言うではないか・・・・・・。ついつい甘い誘惑に誘われて意思の弱い僕は付き合ってしまった・・・・・・。結婚前のお二人も・・・・・・・。
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ここでは力竹君と李君と僕とで「白百合」の他に、宮古島の「菊の露」30度も1本空けてしまった・・・・・・・。
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若くてしあわせな2人は元気だな~。 最初に30度の泡盛をストレートでがぶ飲みをしていた李君が撃沈。さすがに眠くて疲れた僕は帰宅しようと思って車を呼んでもらった。途中で”新婚さ~ん”を降ろして家に帰り、床に就いた時には東の空はもうすっかり明るくなっていた・・・・・・。 「三福」のこれからを背負っていく2人に幸せあれと祈りつつ・・・・ 眠りに就いた・・・・・・・。

今日、5月5日は端午の節句、菖蒲の節句などとも言う。いわゆる子どもの日だ。憲法記念日の3日から4日まで急遽、田舎に帰省してきた。この連休中は帰らない予定でいたのだが、今年の7月13日で父・幸太郎の23回忌を迎えるのでその相談と墓参。3年ぶりに吾妻清流俱楽部の収穫祭へ顔を出そうと思ったこと。弟の小松勝三が本を出版するのでその打ち合わせ、親しい友・勝田政子さんのお見舞いなどを時間があるこの休み中に済まそうと思ったのである・・・・・・・・・。

いつものように昼頃の各駅停車で上州へ向かった。ゴールデンウイークの後半戦の初日だけあって列車はいつもと比べれば混雑していた。でも上手い具合に座席に座れた。僕はこうしてぼ~と車窓からの風景を眺めながらの旅がすきで、帰省の際は必ずこのパータンである。小さな瓶に詰めてきた焼酎をちびりちびりやりながら一句捻った・・・・・・・。

流れゆく車窓は故郷朧かな     風写

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JR上越線・渋川駅で、弟の勝三と午後3時に待ち合わせをしていた。その足で向かったのは、実家にほど近い榛名山麓の深沢という集落。行者大蒜とたろっぺ(タラの芽)、コシアブラなどの山菜を採るためだ。弟の同級生・高山義夫君の実家で母親が待っていてくれた・・・・・・・。
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行者大蒜・・・・・・・。深山に生息し行者が食べたことからこの名前が付いたという由来がある。
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80歳になるという高山君のお母さん。家の前の山へ入って素手で棘のあるタラの木から芽を採ってくれた・・・・・・・・・。
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小母さんと。僕もタラの芽とコシアブラを採った。弟の勝三は行者大蒜専門に収穫した・・・・・・・・。
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山菜採りから戻って、7月に満86歳になる母と一緒に近くの吾妻峡温泉・天狗の湯へ行った。源泉賭け流しの低張性弱アルカリ性高温泉で、病気の効能が多い湯で僕は好きだ。八っ場ダム建設で湖底に沈んでしまう由緒ある川原湯温泉は、すぐ近くにある・・・・・・・・・。
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温泉から出ると山間は夕暮れだった・・・・・・・・。天狗の湯から。
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午後5時半から近所の知り合いの蕎麦屋で毎年5月におこなわれる吾妻清流俱楽部の収穫祭へ行った。8月の野外バーべキューと年2回おこなわれている。僕は3年ぶりの参加だった。清流俱楽部は、釣りの好きな仲間を中心に故郷の河川の環境を守り、蘇らせようと川の掃除をはじめ、さまざまな活動をしている・・・・・・・。
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手前左から鹿のロースト、猪のシャーチュー、ノノヒロ(ノビル)の和え物。上左はワラビ、地元の糠漬物。
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この日、呑んだ主な酒・・・・・・・。生ビールは言うまでもない。中国の10年物の紹興酒とアルコールが56度の白酒(パイカル)などは僕が持参した。
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採れたての色鮮やかなワラビのおしたし・・・・・・・。
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この地方ではタロッペと言うが、一般的にはタラの芽。下の方にふきのとうや山独活も揚げてある・・・・・・・。
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行者大蒜のてんぷら。香りがよく美味であった・・・・・・・・。
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まだ季節的に少し早かったために貴重だったコシアブラ。コゴミも入っている・・・・・・・。
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行者大蒜を細かく切って鰹節などと和えた。地のもめん豆腐と合わせて食べたら美味しかった・・・・・・。
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釣り師の愛敬君。弟の同級生だ。岩魚や山女釣りの名人。釣った魚を燻製にするのも上手で、僕は何度もご馳走になっている。この日も形の良い岩魚を10匹ほど釣ってきた・・・・・・・。
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やはり弟・勝三の同級生。以前は町の総合消防団の団長をしていた。この日はみんなで新潟の川まで出張ったというがあまり釣果はよくなかったらしい。山菜を少し採ってきた。でもお母さんに世話になったので・・・・・・。
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右は、群馬県庁に勤める同じ集落の桑原君。釣りもやるが、銃で鹿やクマ、猪などをの猟が得意だ。前の写真で紹介した鹿のローストと猪のシャーチューは彼が作ってきた。鮎などを炭火で焼く串刺しも上手い。
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この会のなかでは2番目に歳上の仲川君。僕の2歳下の後輩だ。いまでもつい昔の呼び方で59歳の大の大人に対して「マー坊」と呼んでしまうことがある。剣道部では僕の2代後の主将も務めた。昨年12月に母親を病気で亡くしたと聞いたので、翌朝、小母さんと小父さんが眠る仲川家の墓を参拝した・・・・・・・。
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この日、みんなが釣ってきた岩魚。30センチ近いのも一匹いた・・・・・・・・。
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岩魚3匹は別に良く焼いて岩魚の骨酒に・・・・・・・・。
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以前、黒部渓谷へ行ったときに詠んだ句。   骨酒の黒部の岩魚堂にゐる   風写
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塩焼きにした岩魚・・・・・・・。
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同じく塩焼きの岩魚ちゃんたち・・・・・・・。
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岩魚を持ってうれしそうな僕でした。です!です!・・・・・・・・。
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地元のそば粉を使って大将が打った蕎麦。
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そして宴の締めはお決まりの盛り蕎麦だ~!
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吾妻清流俱楽部3代目会長の富沢さん(右手前)。僕は昔から「ヨッさ~ん」と親しみを込めて呼んでいた。彼だけが会の中で唯一僕より2歳年上だ。現在の4代目会長として会をまとめているのは正面左の加藤孝幸君。この会には僕と20歳以上離れているメンバーもいるし、大体が一回りほどの歳の差がある。だから僕が田舎にいた頃は、まったく知らない人ばかりだ。それがこうして年2回一堂に集って故郷の山河に親しみ、その恩恵を美味しくいただくということは本当にありがたいことである・・・・・・・・。   合掌

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4日、午前中に墓参に出かけた。 墓の入口の八重桜は満開だった・・・・・・・・。
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きれいに墓の掃除を終えて参拝した後、お袋と記念写真・・・・・・・。
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小松家の墓からの眺め。上越国境の山々はまだ雪で真っ白に光っていた・・・・・・・。この辺りは一面に水仙が咲き乱れ、最近は”水仙の里”としても知られるようになった・・・・・・・。
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一番下の弟・小松勝三とお袋さん。 弟は歳を取ってから生まれたから、お袋にとってはとりわけ可愛かったのだろう。その勝三もすでに50歳を過ぎた・・・・・・・・。
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実家のに庭。母は花が好きでよく手入れをしている。冬場を除けば一年を通じて花が絶えない・・・・・・・。
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実家の庭先で85歳10ヶ月の母親の肖像。 藤の花などが満開のため大きな蜂がたくさん密を吸いに来ている・・・・・・・・。
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父方の祖母・小松くにの写真。まだ元気な頃に、実家の縁側で障子をバックに僕が撮影し、プリントしたもの。
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夕べ遅くまで呑んだ高山君が嫁さんを連れてあいさつにきてくれた。奥さんとも東京で何度か一緒に飲んだことがある。僕の作品を家に5~6点飾ってくれているありがたいご夫婦である・・・・・・・。
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僕も一緒に・・・・・・・。秋の僕の個展には夫婦で東京に出かけてくると言っていた。待っているよ・・・・・・。
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昨年、突然倒れて頭の大手術をした友・勝田さんのお見舞いへ行った。彼女は花が大好きなので、勝田さんのイメージのひまわりをあしらった花束を持っていった・・・・・・・・。
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勝田さんの家の前から春霞の赤城山を望む・・・・・・・・。
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突然訪ねたにもかかわらず、勝田さんは直ぐに笊うどんの調理に入った。正月に訪ねたときよりも数段元気になっていたのでうれしかった・・・・・・・・。
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あっという間に完成した笊うどん。彼女の食や料理に関するこだわりはプロ級だ。何を作らせても食材はもちろんのこと調味料にもとことんこだわり、個性的な旨いものを作り上げる・・・・・・・・。
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旨い旨いを連発して食らいつく僕と勝三。 この大きな器も汁が直ぐに冷めない方がおいしくいただけるという彼女の配慮からだ・・・・・・・。
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弟の勝三と勝田さん。彼女は仕事の面でも弟の大先輩でもある・・・・・・・。
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勝田家の縁側で。真ん中はこの日、仕事が休みで家にいた娘の幸代ちゃん。 真にこころの根の優しい子で僕は大の”幸代ファン”である・・・・・・・・・。
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最後は、勝三の会社(有)ケーツーへ行き、以前に僕が揮毫した「日々是好日」の扁額を撮影した。この7月刊行予定の小松勝三著、『小松勝三の日々是好日』(発行:ぶどうぱん社)の表紙の題字にしょうと思ったからである・・・・・・・・。

 

今日、5月2日は「写真家 小松健一オフィシャルサイト」のブログのアップした回数が700回目を迎えた記念すべき日である。僕がブログを始めたのは2009年4月。最初は試験的に始まった。そして5月から本格的にスタートし、その月のアップした回数は23回となった。5年前の2009年5月2日のブログを見ると「太宰治蘇生の地・甲州への旅」という記事を書いている・・・・・・・。

先月、12日間にわたって四川省南西地域から雲南省の奥地を廻ったハードな旅を共にした写真家の烏里烏沙君が帰国したので、やはり共に旅をした俳人の笠原哲哉さんと4月30日に、3人でささやかな宴を張ることになっていた。そうしたら友人で画家の美崎太洋さんと翻訳家の遠藤英湖さんも参加してくれたのだ・・・・・。

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会場はいつもの池袋の琉球料理の店・みやらび。
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旅の話を笠原さんから聞く、みやらびの女将で琉球舞踊家の川田功子さん。
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琉球舞踊家の陽子さんの踊り。

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琉球舞踊家の佐知代さんの踊り。  みやらびでは毎週、水曜日と金曜日の午後8時頃から琉球舞踊の舞台を披露してくれる・・・・・・・・。
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3人の無事の帰国を祝ってみんなで乾杯~!☆
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上の記念写真を撮ってくれた琉球舞踊家の佐知代さんと僕・・・・・・・。もう40年近く前からの知り合いである。
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店を変えてもう一席。琉球舞踊家の陽子ちゃんも駆けつけてくれた。気のおけない仲間たちとの宴は、実に楽しいうりずんの夜であった・・・・・・・・・。

鹿児島在住の写真家・眞月美雨さんが、意欲的に創作活動を展開している。彼女は昨年、写真研究会「風」に入会して以来、目を見張る写真活動をしてきたが、今年になってからもその勢いは止まることがない。話題を呼んだ2月の「かごしまデザイン博覧会」の出品に続き、今回の「モノクロ6X6展」だ。二眼レフカメラ・ミノルタオートコード、ロッコールレンズ75ミリで撮影したモノクロームの世界を表現するという。

今回の展示作品は、すべてが彼女自身の手によるオリジナルプリント。24センチX24センチのサイズで12点。昨年、東京・ギャラリーシリウスで開催し、好評を博した第3回「風」写真展以降に撮りおろしたものだという・・・・・・・。今回の展覧会はモノクロ6X6写真塾(事務局:099-801-4481)が主催している。出品者は静岡、熊本の写真家など8人。女性は美雨さんただ一人である。彼女は「来年東京での個展をめざして、引き続き既成概念を打ち破るような作品作りに集中したい!!」と力強く語った・・・・。

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作品「trip」
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作品「fortune」

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作品「behind」Ⅰ.Ⅱ   以上4点は「mask」より。
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作品「櫻の妖精」
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写真家・眞月美雨さん最新のセルフポートレート。
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「第9回モノクロ6X6展」のパンフレット。
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美雨さんのスタジオ・ギャラリーでモデルのナツキちゃんと・・・・・・・。
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「第9回モノクロ6X6展」パンフレット。 美雨さんの項には  「mask」 ふと引き寄せられた、 アンドロメダ経由の切符から・・・想った。 近未来。 女神フォルトゥナと 美しい幻想世界のメロディを奏でながら写真をアートしていく・・・・・ と書かれていた。
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鹿児島から発信されている写真のフリーマガジン「CLASSIC CAMERA」。フィルムカメラ・クラシックカメラ好きの憩いの場を目標としている。毎号巻頭に写真家・赤城耕一さんの写真とエッセイを載せているなど編集企画もよく練られている。一地方都市でこうした写真雑誌の発行を続けることは一種の奇跡であり”レジェンド”であると思った。写真文化の草の根活動の典型としても、ねばり強くがんばってほしいとこころから願っている・・・・・・・・。
★「CLASSIC CAMERA」を見たい方は、デジタルブック「2次元読書」 http://nijidoku.com/ で無料で全ページを見る事ができる。

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僕の両目手術の退院祝いにと送ってきてくれたメールカード。「かごしまデザイン博覧会」会場でモデルさんたちとの記念写真・・・・・・・。


 

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