写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2013年2月アーカイブ

 

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2月26日午後4時から虎ノ門にある東京中国文化センターにおいて「日本中国写真家共同展」のオープニングレセプションがおこなわれた。出品している写真家が、高松、倉敷、岡山、京都などから参加したのをはじめ、中国大使館から6人、日本外務省、社団法人日本写真家協会名誉会員の丹野章さん、伊藤則美さんたちなど大勢の方々が参加してくれた。この企画展は3月7日まで開催されている。イ族という少数民族の暮らしや文化などを知る上で興味深い写真展となっている。ぜひ、お越しください。

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会場は虎ノ門・37森ビルディング1Fで、約80メートルの壁面に90点の作品が展示されている。ちなみにこの企画展の展示・構成は僕が担当した。
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主催者を代表してあいさつに立つ、東京中国文化センター所長の石軍さん。
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朝霞、前橋、新宿御苑につづいて家族で写真展に来てくれた友人のNさんと今春、筑波大学を卒業する娘さんのMちゃん。遠いところからありがとうね・・・・・・。
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パーティ終了後の2次会には、24人が参加してくれた。写真は3次会。遅れてきた写真月刊誌「キャパ」総編集長・石田さんと今回の記事を書いてくれた編集者の鬼沢さんを囲んでの会となった。ニコンイメージングジャパンの関口さん、東方時報記者の遠藤さん、長崎から参加した写真家の山崎政幸君、高松のSさん、京都のIちゃん、写真家の烏里烏沙君などの顔が見える・・・・・・。
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「キャパ」などの学研の写真雑誌の総編集長の石田さんと鬼沢編集者。ご馳走様でした・・・・・・。 合掌

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日本中国写真家共同展「中国イ族」が写真雑誌「CAPA」(学研)3月号にカラー1ページに大きく紹介された。ぜひ、本屋さんなどでご覧ください。

昨日、午後から展示構成と飾りつけ作業がおこなわれたが、無事修了した。写真集団「上福岡」、写真研究会「風」の仲間たちと出品者が来てくれて予定時間よりも早く終わることができた。本当にご苦労様でした・・・。

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写真雑誌「CAPA」(学研)3月号の表紙と掲載記事。
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東京中国文化センター前の風景。まだ春は遠い・・・・・・。
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虎ノ門37森ビル1Fにある東京中国文化センターの入口。
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展示作業が終了して協力してくれたメンバーで記念写真を撮る。 中国の写真家24名、日本の写真家11名が参加して合計作品数は90点。全紙、全倍サイズで約80メートルの壁面を飾ってあるのは壮観である・・・・・・。
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終了後、みんなで近くの居酒屋で打ち上げをした・・・・・・・。右手前は今回出品している写真家の鈴木渉さん。
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仕事が終わってから駆けつけた写真家の塩崎亨君と写真集団「上福岡」の仲間たち。
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この日、高松と京都から飾付けを手伝いに来た写真家・寒川真由美さんと娘さんのIちゃん。2人ともこの展覧会に出品している。右奥は写真家の烏里烏沙君。彼は今回の写真展を共催しているNPO法人の理事長も務めている。
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遠くから来た寒川親子を囲んで写真家の鈴木さんとで、銀座に出て2次会をした・・・・・・・。

久しぶりに3日間連続で家を空けた。20日は写真集団「上福岡」の新年度になって初めての例会がおこなわれた。この例会には現在、療養中の会員など3名が欠席しただけで、18名の会員が参加した。2012年度の年間賞の発表が山本恵子事務局長よりあり、2012年度は入会してまだ2年目の竹川会員が初受賞した。また、山岳写真家として知られる鈴木孝雄さんが新たに入会して、今後の決意を語っていた・・・・・・・。

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写真集団「上福岡」の年間賞には、僕のオリジナルプリントを賞として贈呈することになっている。
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正月の例会が休みだったこともあり、机の上には並べられないほどの作品であふれた。この中から各自が6点作品をそれぞれ選ぶ。そしてその理由を発表する。毎月の得点が合計され、その第一位が年間賞となるのだ。
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作品を前に記念写真を撮る。
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新春例会ということもあり、各自で料理などを持ち寄り、美味しい中トロ寿司までそろって、合評会が終わった後は新年会となった・・・・・。
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2012年度写真集団「上福岡」年間賞を受賞した竹川会員。後ろは2代目会長の柴田会員。今年米寿を迎える会の最高齢だがお元気だ。手前は田中栄治現会長。
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僕の作品「琉球そしてOKINAWA」を持って記念写真。竹川会員は今年開かれる第31回写真集団「上福岡」写真展において作品20点を展示する個展をすることも例会の中で決定した。
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会員有志での二次会は、もう30年近く同じ店だ。やきとり「つかさ」の女将を囲んで・・・・・・。
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翌21日は、午前中は、3月2日から群馬県伊勢崎市で開催する「生誕130年・没後50年 探検家 矢島保冶郎展ー中国・チベットに足跡を辿るー」の搬入の荷物を出す作業でおわれた。午後からは銀座の写真弘社で、今月26日から東京中国文化センターではじまる日本中国写真家共同展へ出品する作品のプリントチェツク。僕と実行委員長の大岩さんが立ち会った。その後、写真家の烏里烏沙君と打ち合わせをした。

夜は大泉学園のもんじゃ焼きの店で昨秋、朝霞市で開催し好評だった小松健一写真展「ヒマラヤ古寺巡礼」の実行委員会へ参加した。昨年の会計報告、今年の夏にまた写真展を開催することなどを決めた後、打ち上げとなった。大いに盛り上がり今年の企画についてのユニークな提案がいろいろとだされた。内容についてはこれからさらに会で検討していくlこととなった。 こうして地域の人たちが中心になって草の根の文化活動をするのはすばらしいことだ。僕ら写真家にとっても発表する場ができ、より多くの人々に作品を見てもらえるのはほんとうにうれしいことである・・・・・・・。

 

時々、小雪がちらつく昨日、5日ぶりに都内に出た。写真雑誌「フォトコン」の月例審査のためだ。株式会社日本企画に着くと石井社長と坂本「フォトコン」副編集長が待ち構えていて昼食へ誘われた。少し遅い食事を終えてから審査に入った。審査が終わったのは午後7時をまわっていた。毎回5~6時間はかかる大仕事だ。終わると心身ともに本当に疲れる。それだけ応募されてくる作品との真剣勝負が続くからだ。この組写真の部を18年ぶりに復活してからの審査は5回目となるが毎回作品の質は向上しつつある。しかし、いまだ新たな”組写真”表現の地平がはっきりと見通せたわけではない。 これからが本当の勝負であろう・・・・・・・・。

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今回の応募作品の中で最終候補作品に残った約40点は、甲乙つけがたいくらいに質的には高かったが、飛び抜けた作品がなかったのが残念であった・・・・・・。
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この月例審査の担当編集者の坂本副編集長はまだバリバリの青年である。写真の腕前も個展を開催するほど本格派である・・・・・・・。
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八丁堀から新富町までいつも歩いて帰るのだが、その途中にある創業28年になる居酒屋「北海道」へ審査が終わったあと必ず寄っている。大将が北海道の余市出身。魚と焼き鳥が旨い店だ。独りでぶらりと入った店だが常連客の友人も数人できた。月1回しかいかない客なのに半年余りですっかり顔馴染みになってしまったのだ~・・・・・・。

バレンタインデーである14日から始まったakimuseさんの個展「音と絵の響演」にPHP研究所の取締役 編集総局長の小林成彦さんを誘って行った。場所のギャラリーキッチンは原宿でも神宮前の奥まった住宅街の一角にあった。6時過ぎにようやく会場に着いたが、すでに若い女性たちで会場は華やいでいた。

彼女を紹介してくれた友人のOさんが急遽来れなくなったと聞き、少々がっくりしたが娘さんが風邪で熱がでたというのではしかたない。大事をとって一日も早い回復を願うしかない。絵画はガラスに独特な絵具で自由にイメージしたものを描いたものでどれもきれいな色彩で可愛らしかった。小林さんと小さなローソク立てのグラスに描いてあるものを買った・・・・・・・。

☆ギヤラリーキッチンの住所は渋谷区神宮前2-19-2 TEL:03-6432-9223  http;//gkit.in

☆ライブは16日(土)、17日(日)15:30~16:00  ライブチャージは1000円

☆平日15;00~21:00 土日13;00~21:00 最終日18:00  (入場無料)

 

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プロデューサー・ピアニスト・作曲家の安田芙充央さんとアキさん。ライブがはじまる前の一時。
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友人たちに囲まれて。
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PHPの小林さんと記念写真。先日の僕の個展「三国志巡礼」のオープニングレセプションの時に2人を紹介していたので一緒に来たのだ。
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いよいよライブが始まる。これからこの螺旋階段を歌いながら下っていく・・・・・・。
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小さなギャラリーなので20数人で会場は立ち見がでるほど。僕らは2Fで美味しいワインを傾けながら彼女の美しい歌声を聴くことにした・・・・・・・。
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ピアノは安田芙充央さん。壁面には彼女の絵が飾られている・・・・・・・。CD「akimuse」のナンバーから5~6曲歌ったミニライブだったが、みな満足した表情だった・・・・・・。
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4月25日(木)19:30~ 南青山マンダラ (港区南青山3-2-2MRビルB1 TEL:03-5474-0411)でライブ「akimuse solo concert ~虹に咲く花~」がおこなわれる。 ワンドリンク付 3700円 出演:akimuse(VO.PF)、斉藤順(B)、安田芙充央(PF,MELODICA) WWW.aki21,com
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2Fのキッチンパールのスタッフ。イタリアで5年間修業してきたというシェフ。本格的なイタリアンが食べられる。ワインもみなイタリアから直接送らせたという旨いものばかり。僕はアキちゃんの歌声を肴にしたということもあったがこの日、赤ワイン、白ワイン、シャンパン、芋焼酎のロックと飲んでしまったのだ~。
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一応、僕も記念写真を・・・・・・・。
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写真家・荒木経惟さんが「akiの声歌(せいか)は美しく哀しい、愛への祈り。」というコメントを書いて絶賛している。2011年に発行したCD「akimuse」のジャケットもアラキーが撮りおろしている。
僕も愛用の「SIGUMADP1X」でakimuseを激写したのだ~!☆☆☆
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受け付けなど手伝ってくれていたアヤコちゃんと。僕も4月にこのギャラリーでおこなわれる写真展に出品してみようかなと思っている。オ―ナーの大村浩子さんと話をして面白そうだなと思ったのである・・・・・・。
8時半過ぎに会場を出て、小林さんと久しぶりに新宿歌舞伎町の奥路地にある「三日月」に行ってゆっくりと飲んで帰った。バレンタインデーというのでライブ会場でもらってきたハートのチョコを2つ女将に僕からプレゼントした。女将は「これじゃ反対だね」と言って大笑いをしていた・・・・・・・・・。

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昨日、塩崎君がパソコンの復旧のために自宅に来てくれて修理が終わった後、彼の車で銀座へ一緒に出かけた。この日は浄土宗芸術家協会主催の「第16回藝術浄土展」が銀座画廊美術館で12日からオープンしていたからだ。京都の新撰組ゆかりの地に程近い西方寺の住職であり、写真家でもある大橋紀雄さんを囲んでの「一杯やる会」を計画していたからである。

大橋さんとは大橋紀雄写真集『知恩院の風光』の編集を僕が担当したことなど、もう30年来の付き合いである。「風」の合宿の常連メンバーでもある。前夜に呼びかけたにもかかわらず、公益社団法人日本写真家協会の名誉会員でもある写真家の丹野章さんも来てくれた。丹野さんも大橋さんとの付き合いは長い。丹野さんの名著『壬生狂言』がおこなわれている壬生寺と西方寺は目と鼻先であることから取材で通っていた時にも随分と世話になっていたとう。この日は「風」事務局長の鈴木紀夫さんの呼びかけで丹野さんをはじめ、7人の写真家fが集まってくれた・・・・・・・・。 感謝する次第である。  合掌

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銀座画廊美術館は、銀座通りに面しており、松屋デパートの隣のメルサの8Fだ。(TEL:03-3564-1644)写真の他に、日本画、洋画、書、彫刻、陶芸、工芸、華道の部門がありそれぞれ作品が展示されている。開館時間は10:00~18:00(最終日は17:00)となっている。着物姿の女性は、第3回飯田市藤本四八写真文化賞(公募の部)受賞者の田頭とみいさん。元「風」同人。
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大橋さん(右から5人目)を囲んで記念写真。塩崎君はこの後、撮影があるということで失礼をした。
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16:00過ぎから場所を「ライオン銀座7丁目店」へと移して乾杯をした。大橋さんと丹野さん。
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この店は僕の馴染みの店で4代前の総支配人の時代からよく通っている。今年になってから新しく支配人が変わったということであいさつに来てくれた。今度の総支配人はずいぶんと若い。明治32年8月4日にこの地に創業した日本初のビヤホールである。現在残る建物は昭和8年4月8日に創業を始めた日本最古のビヤホールで、正面の大壁画のガラスモザイクはじめとした内装は昭和初期の面影を残している・・・・・・・。
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「風」の同人でもあった丹野さんの教え子、写真家・中田フミ子さんと。宴会終了後、写真家の烏里烏沙君と池袋の沖縄料理の店・みやらびへ行って「島酒」を飲み、もう一軒魚の旨い店に行ってから帰宅・・・・・・・。ビール、ワイン、泡盛、芋焼酎といろいろな酒を飲んでしまったのだ~・・・・・・。

 

10日にタイトルだけアップしておきながら本文をアップできなかったことをまず、お詫びいたします。パソコンの機能が突然ストップしてしまったのです。昨日、このサイトの管理者の一人である塩崎亨君が来てくれてようやく復旧しました。ご心配をおかけしました・・・・・・・・。  合掌

写真研究会「風」の合宿などに2年間参加していた写真家・富樫東正君の個展が日本橋・木村ビルにおいて開催されていたが昨日終了してしまった。情報が遅れてしまってごめんなさい。この展覧会は「見た目」に症状のある人たちの”らしい生き方、楽しさ”の写真展というサブタイトルついている。雑誌「マイ・フェイス」を発行している「見た目問題」解決 NPO法人マイフェイス・マイスタイルがエプソン販売(株)の協力を得て主催したものだ。

9日のオープニングパーティにはモデルとなった人たちをはじめ、家族や友人ら多数が駆けつけ和やかな雰囲気の会だった。この日午後6時から、NHKアナウンサーで「パートネットTV」キャスターの山田賢治さんたちによるトークライブもおこなわれた。
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第1回JPUモダンプリント展がおこなわれている目黒のギャラリーコスモスで待ち合わせをした写真家の烏里烏沙君を誘って来た。左が富樫君。2人は「風」の合宿などで顔見知りである。
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2年前の上州・伊香保温泉で開いた「風」の合宿の時に始めて持ってきた富樫君の作品を見て、これはぜひ、がんばって取材を続けて個展をするようにアドバイスをした。そして昨年の伊豆・伊東温泉の合宿には作品点数を増やしてきた。今回はさらに合宿以降10数人を撮り足しての写真展だった。被写体となる人たちとの心からの信頼関係を築かないとこうした取材はできない。富樫君の努力と人柄の賜物であろう。おめでとう・・・・・・。
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富樫君と一緒にスタジオ「BIoom Room」を運営している写真家・本田織恵さん。彼女も「風」の合宿には参加してくれている。この日は記録写真を撮っていた。
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遅れて来た写真家・塩崎亨君と本田さん。2人は1年前まで同じ事務所にいた仲間だ。
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塩崎君と写真家・富沢ススムさん。2人は渋谷にある写真学校の同僚の講師。塩崎君が学生の時には、富沢さんが先生で教えてもらったという。烏里君もふくめて4人で銀座へ出て、一杯飲んだのだ。この写真は2軒目、有楽町駅のガード下の焼き鳥屋で。烏里君は9日は中国では、大晦日に当たる日だったので家族と食事をするために早めに帰った・・・・・・・。

 

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東京中国文化センターとNPO法人チベット高原初等教育・建設基金会の共催で2月26日から3月7日まで開催される日本中国写真家共同展のチラシとDMがこの度、完成して関係各所に配布がはじまっている。上段がチラシの裏表、下段がDMだ。

後援には、日本国外務省、中国大使館、中国国家観光局、公益社団法人日本中国友好協会などがなっている。 ★会場は虎ノ門の37森ビルの1Fの東京中国文化センター(03-6402-8168) ★開館時間10;30~17:30(最終日14:00) 日曜日は休館 ★アクセス:東京メトロ「神谷町」駅4番出口より徒歩5分、「虎ノ門」駅2番出口より徒歩7分

☆中国の写真家24人と日本の写真家11人の合計35人よる競演だ。全倍、全紙サイズで約100作品が展示され、見ごたえがある。 展示・構成責任者は小松健一が担当している。 初日のオープニングレセプションやギャラリートークなどイベントも予定されている。  僕もイ族の人々の生活文化を撮った作品5点を出品している。

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中国の少数民族のイ族出身の写真家・烏里烏沙君の本格的な個展が3月8日から22日まで、虎ノ門の東京中国文化センターで開かれる。彼は日本に滞在して18年目と長く、現在も暮らしている。公益社団法人日本写真家協会会員、日本山岳写真集団同人でもある。今回の展示は1メートルから2メートルを越す大きなサイズで約70点ほど展示するという。和紙にプリントしたものを掛け軸のような展示方法をとっての展示だそうだ。

彼は僕の後輩であり、かれこれ10年近い付き合いとなる親しい友人でもあるのでぜひ、足を運んでいただければ幸いです。前記の共同写真展にも烏里君は5~6点作品を出品していますので合わせてご来場ください。心からお待ちしています・・・・・・・・。  合掌

朝、目を覚ましたら夜半からの雪で家の辺りは先月の14日に続き雪景色となっていた・・・・・・・。夕べは6日間ぶりに都内にでた。今月26日から始まる「日本中国写真家共同写真展ー中国イ族 千年の歴史を跨り越えて知られざる大涼山に生きる太陽の民」の新たな作品のプリント制作のため、銀座の写真弘社へ行って打ち合わせをした。その後、銀座アートギャラリー、新宿御苑前のアイデムフォトギャラリーシリウスの今谷明良写真展「おもかげの東京」を見てからコニカミノルタプラザへ行った。20代の頃、同じ写真学校で学び、同じ新聞社の写真部にいて、互いにフリーになってからは西新宿の安アパートで共同暗室をやっていた写真家の森住卓君が写真展をしているので顔をだしたのである。

彼は僕の写真展などには一度も来た事は無いが、僕はだいたい見に行っている。あげくに今回も最近刊行した『福島第一原発 風下の村』(扶桑社)まで購入した。歳は彼の方が一つ二つ上だが、新聞社の写真部時代は僕の方が先輩だったのだが・・・・・・・。何故かいつもこうなるのだ。彼の取り組んでいる仕事を陰ながら応援しているからだろうか。森住君は僕とは違う写真表現の道を歩んでいる。僕は僕で信じる道を歩んでいる。それでいいのだと思う。1時間ほどいて「お互いに体には気をつけてがんばろう」と固い握手を交わして別れた・・・・・・・。

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家の前の畑も雪で真っ白に・・・・・・・。霙まじりの冷たい雨に変わっていた。
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阿武隈山麓にある飯館村は”日本一美しい村”として知られていたが、一昨年の福島原発事故の放射能によって全村非難地に指定された。ふるさとを追われた人々の苦悩の日々を記録している森住君。コニカミノルタプラザの写真展会場で。同時開催していた福島清二写真展「Deihi」と松岡正豊写真展「街を泳ぐ」も見た。作者は2人とも青年だったので少し話をした・・・・・。
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第12回フォトシティさがみはら賞の入賞作品展のオープニングパーティが新宿ニコンサロンで開催された。「日本カメラ」編集顧問・「写真年鑑」編集長の河野和典さん。この後、JPUモダンプリント展の方にも顔を出してくれた。
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今回のプロの部の<さがみはら写真賞>は北島敬三「ISOLATEDPLACES」、<、新人奨励賞>は、古賀絵里子「浅草善哉」、笹岡啓子「Difference3、11」。<アジア賞>はYingAngさん。正直あんまり期待した程ではなかった・・・・・・・。乾杯をして北島さんと少し話をして写真家の塩崎亨君と「キャパ」編集部の鬼沢さんと目黒のギャラリーコスモスへ向かった・・・・・・・。
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第1回JPUモダンプリント展のオープニングパーティは宴たけなわだった。まだ5~60人はいただろう。日本写真家協会名誉会員で日本写真家ユニオン顧問である丹野章さんと(株)シグマの経営企画室広報課課長の桑山輝明さん。ユニオンはいろいろな面でシグマには、お世話になっているのだ・・・・・・・。 合掌
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写真家・細江英公さん。細江さんも日本写真家ユニオンの顧問。この写真展に名作「薔薇刑」など3点出品してくれた(その他に石川文洋、三本和彦さんら多数が出品している)。英公さんと僕と写真の撮り合いをした・・・・・・。「世界の細江」に何枚も撮られてちょつぴり気恥ずかしかった・・・・・。
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昨年暮れに亡くなった写真家・東松照明さんの話をした。細江さんも丹野さんも「BIBO」の仲間。近くしのぶ会を計画しているので協力して欲しいと云われたのひとつ返事で引き受けた。東松さんには一角ならぬお世話になっていたので少しでもその恩返しができればと思っている・・・・・・・。左から今年、東京芸大大学院を修了した水越まゆみさん、桑山さん、細江さん、そして僕・・・・・・。
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パーティは午後8時半過ぎまで続いた。締めのあいさつは細江英公さん。この企画展を担当した協同組合日本写真家ユニオン理事の坂本さん(左)。その後、二次会に少し顔を出した。宮崎から来ていた芥川仁さんと話をしたかったからだ。途中で退散して塩崎君と鮨屋で飲みなおしをした。そこで彼から写真の著作権や原稿料、出版社との契約のかわし方など話しこんでいたら終電車に乗り遅れてしまった。山の手線の最終で何とか池袋まで行き、はじめての経験だったが深夜バスというものに乗り、なんとか最寄駅までたどりつくことができた。自転車で家に帰りついたのは深夜の3時近かった・・・・・・。ふぅ~都会に出るとこれだから疲れるよ~☆

「立春大吉」とは、2月4日頃だから今時分だ。確かに今日は外は突然春がきたように暖かい。数日前までがまるで嘘のような陽気である・・・・・・。僕の歌集に『春ひそむ冬』と言う題名の本があるが、確かに今日の空気のなかに春の息吹を気配を感じられる・・・・・・。

今月も僕が出品する写真展や展示構成を担当する写真展などあるが、3月2日から始まる展覧会のポスター、チラシが完成した。ポスターの大きさはB2サイズでチラシはA4サイズで表裏。カラー印刷だ。2月1日に伊勢崎市長が地元で記者会見をして発表したという。僕としては矢島保冶郎の出身地で開催することは悲願だったのでうれしい限りである。特に子供たちや若い世代の人たちに、時代閉塞のなかで夢とロマンを持って生きた郷土の探検家のことを知ってもらえることは何よりである・・・・・・・・。

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ポスターは約70センチ×53センチの大きさ。チラシは同じものに下の内容を刷ったもの。写真はチベット上空から見たヒマラヤの峰々と古都・ギャンツェにあるバンコル・チョーデの本堂に安置されている阿弥陀如来像。
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☆期日:3月2日(土)~3月24日(日)まで。 開館:9時~17時 休館日:月曜日、祝日の翌日

☆会場:伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館(入場無料)伊勢崎市西久保町2-98 TEL:0270-63-0030  FAX:0270-63-0087

☆講演会:小松健一 「絆 郷里と矢島保冶郎をつなぐ中国~チベット紀行」 (参加費無料・定員130人)

・3月2日(土)午後2時から3時30分 ・赤堀支所2F けやきホール ・申し込み予約:赤堀歴史資料館    ・TEL:0270-63-0030 (お早めにお電話ください)

★3月1日(金)午後1時から会場において展示作業をおこないます。もちろん僕も行きますが、人手が足りませんので、ボランティアを募集しています。ご協力願える方は、よろしくお願いいたします。             連絡先:詳しくは小松か資料館までご一報ください。

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