写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2024年1月アーカイブ

 

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1月23日、ふじみ野市西公民館で「写真集団・上福岡」の2024年度最初の例会が行われた。3月6日からの第41回「写真集団・上福岡」写真展を目前に控え、最終的な作品選びが行われた。この日、写真展の案内状(DM)が配られた。

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緊張した例会が終わった後は、恒例の有志による懇親会が行われた。奥さんの体調がすぐれないため帰った1人を除いて全員が参加した。昨年暮れに入会した5人のお陰で3~4人だった懇親会もずいぶんと賑やかとなった。竹川会長(右奥から2人目)、一瀬事務局長(右手前)もご機嫌だ~!♡☆ 展示作品は昨年同様100点を優に超える展覧会になりそうだ。

s-IMG_9408.jpg新新会員に囲まれて。僕の隣は奇遇にも小中学校の同級生の1歳年上の姉さんと結婚した小池会員。この写真をSNSで同級生の「みちたかちゃん」へ送ったらすぐ驚きの返事が返って来た。彼はいま、地元の大きな病院で薬剤師をしている。とにかく何とも不思議な縁である・・・。
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1月25日、この2日前に突然電話があって、久しぶりに呑みましょうと言うことになり渋谷へ出かけた。一昨年の8月に銀座での僕の個展に2人で来てくれたが、その折にはゆっくりと話すことができなかった。出会いは彼らが28歳頃からだからかれこれ40年近くになる。

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左からBluedirection 代表取締役・山本剛さん、(株)ゴールデドウィン 代表取締役社長・渡辺貴生さん。そして僕。何も変わらないのは僕だけで2人は大きく羽ばたいている。若い頃はよく深夜まで呑み明かした。沖縄へ遊びに行ったりもした。よく僕の家にも遊びに来た。兎に角よく呑み、よく食べ、そしてよく語り遊んだ。フリーのしがない写真家の僕は彼らよりも年上だけれどもずい分とサポートしてもらった。本当にお世話ななった。感謝の言葉しかない・・・ 合掌

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1月27日、銀座へ写真展を見るために出かけた。この週は毎日出かけると言う僕にとってはハードスケジュールだった。この間、病院も3カ所行き、肺のCTスキャンも撮ったりした。銀座の土曜日の午後からは歩行者天国になる。外国の観光客ばかりだった。東京都で1967~1979年当時、共産党と社会党が共闘して美濃部革新都知事が誕生した。その時の政策で銀座や新宿、上野などで歩行者優先で車を締め出した「歩行者天国」が生まれたのである。しばらく消えていたがまた復活したようだ・・・。

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僕はあまり知らなかったが、名前だけは聞いていたので中藤さんの写真展に行って見た。写真展のDM。

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会場は土曜日なのに混んでいた。お客さんに丁寧に対応している中藤さん(中央)。

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彼が好きだという作品の前で。プロフィールを見ると歳が若いのにびっくり~!! 僕と同じぐらいかなと以前に見た作品から想像していたが息子たちに近い世代だった。確かに傍でよく見ると若かった。僕が「若いんだね」と言うと彼は「おいくつですか」と訊ねた。「古稀を過ぎているよ」と応えたら「ずいぶんとお若く見えますね~」と言われた。住んでいる所が隣町ということもわかり、今度やろうねと言って別れた・・・。

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その足で、森山大道さんの作品展「TOKYO」が開かれているAKioギャラリーに寄った。

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展示作品。

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大きな作品が展示されていた。もちろん大道さんはいなかった。この会場で2~3回は遭遇したことがあった。昔は新宿のゴールデン街の良く行く呑み屋で一緒になった・・・。

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富士フォトギャラリー銀座で開催している森田雅章さんの写真展へ。中央が森田夫妻。

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写真家・写真研究塾「風」事務局長の塩崎亨さん(右端)も来てくれた。

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名古屋から奥様も来ていたので、一緒にみんなで食事へ行った。会場近くの四川料理のお店で。

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森田君と親しい写真家で「風」同人の眞月美雨さん(右端)も仕事を終えて駆けつけてくれた。左奥で明日のジョーを独り真似ているのは塩崎くん。

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森田君とは40年来の付き合い。彼がまだ20歳そこそこでニコンサロン新宿(京王プラザビル)で「檻の中から」というサルたちをモティーフにして撮影した作品を見に行った時からだ。その後も折々付き合いは続き、「風」の合宿にも参加してくれた。毎年必ず個展を開催している創作意欲には感心する。この秋にも名古屋で「変わりゆくバングラデシュ」など2つの個展を開催することが決まっている・・・。

 

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初場所が行われている両国国技館のあるJR両国駅構内で。

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6月18日、熊切大輔写真展「あの夏」を見るためにピクトリコショツプ&ギャラリーのある両国へ行った。

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2024年の初場所が行われている最中の両国界隈は何となく華やかだ。

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本場所を終えた力士たちが続々と国技館から出てくる。

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冬空に力士の四股名を染めた色鮮やかな昇り旗が何本も翻るがえっていた・・・。

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写真展会場は、両国国技館の目の前のビルの5階だった。
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公益社団法人日本写真家協会の熊切大輔会長(右)とギャラリーの主任・瀧口麻紀さんと僕。

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両国駅から帰る京葉線の中で。赤ちゃんのヘルメットは頭の形を良くすための道具だと言う。

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1月19日の写真展の内覧会とオープニングに招かれていたので、品川のキャノンギャラリーSへ行った。写真展会場で。

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日本各地の民俗芸能に係る神事などに使用するものも展示されていた。

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会場風景。故・芳賀日出夫さんの作品をはじめ、長男の芳賀日向さんらの作品が展示されている。

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会場風景。 この写真展は同時にキヤノンギャラリー銀座、キャノンギャラリー大阪で開催される。キャノンギャラリー50周年企画展でもある。

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写真弘社社長・柳澤卓志さん、JPS名誉会員・松本徳彦さん、芳賀日向さん、写真家・野町和嘉・榎並悦子夫婦たちの姿が見える。写真展会場のオープニングで。

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キャノンオープンギャラリーⅠで行われていた竹内うるま写真展会場。

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1月22日、用事があったので六本木の富士フイルムフォトサロンへ顔をだした。夜になるとさすがに風は冷たい。

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光の魔術師と呼ばれた岡山出身の写真家・緑川洋一さんの「瀬戸内のメルヘン」のオリジナルプリント展。

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1978年生まれの新進気鋭の写真家の作品。生まれ育ち、現在も暮らしている兵庫県たつの市は、全国の牛側製品のシェアの70%を占めていると言う。15年前に地元で撮影を依頼されたことをきっかけに各地の取材を続けて来た。牛の「いのち」の本質に迫る本格的なドキュメンタリー作品であり、見る者の魂を揺さぶる・・・。 右端は会場でバッタリ会った(株)シグマの桑山輝明さん、真ん中が上吉川祐一君。

 

 

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家のすぐ近くを流れる新春の新河岸川。

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渡り鳥の鴨たち。この春は新型コロナウイルス感染で3年間できなかった「櫻を見る会」をこの岸辺で行おうと思っている。同時に開催してきた「最後の望年会」は昨年暮れ、20回目で終了したが、「櫻を見る会」は続けようと思っている・・・。この春、ぜひご参加くださいね~!♡☆

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作者本人もいて話をしたが、肝心の長倉さんの写真を撮り忘れてしまった。表の看板と一緒に行った写真家・眞月美雨さんを撮った。昨年9~10月に「風」創立15周年記念展でお世話ななったシリウスのスタッフさんへもあいさつをした。

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新年のあいさつに行きつけの鮨屋で。蕎麦屋、沖縄料理にも顔を出したが写真を撮るのを忘れてしまった。ごめんなさい~!僕は鮨は光物が好きなので。それに甲殻類、貝、イカなど。かんぴょうも。マグロは赤身の漬け・・・。

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鍋料理は安くて、早くでき、栄養豊富で寒い夜には体の芯まで温まるからいい。その日安く手に入った物や冷蔵庫にあるものを使って作る。この日は牡蠣をメインに里芋とお餅、アオサの鍋。

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鮭、かぶ、椎茸、大根の葉、海老団子、糸こんにゃく、すだちなどの鍋。どの鍋にも必ず豆腐は入っている。

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鶏のもも肉、ぶなしめじ、うどん、長ネギ、葛きりなどの鍋。

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いわし団子、人参、白菜、椎茸、鶏肉などの鍋。

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エノキダケ、椎茸、厚揚げ、鳥団子、鶏むね肉などの鍋。

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秋鮭、牡蠣、海老団子、マイタケ、糸こんにゃく、長ネギなどの鍋。白菜はどの鍋にも入っている。こう毎回だと一番苦心するのは味付け。カツオだし、削り節、昆布だし、味噌だし、鳥だし、日本酒、コチジャン、中国などの調味料を使用して毎日同じような味付けにならぬようにしているのだ。

※ 新年のごあいさつを兼ねて、全国のみなさまから温かい志をいただきました。                                         こころから感謝申しあげます。 合掌                   日本お布施党 党首

☆埼玉・Nさま 純米生貯蔵酒「野武士」、イチロウーズモルトウいスキー  ☆千葉・Mさま 千葉電鉄・濡れせんべいセット、ふかひれ姿煮2セット、千葉新落花生  ☆埼玉・Aさま 天然日高昆布、鰹節、紀州南高 完熟梅酒  ☆埼玉・Tさま 白菜、大根など      ◆ありがとうございました・・・ 合掌

 

 

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 玄関前には、ささやかなしめ縄を飾った。  s-IMG_9275.jpg
毎年のことではあるが、玄関には鏡餅。家の中にも写真機材の前、神棚、仏壇前、台所など7~8カ所にも重ね餅を飾っている。
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庭の南天や山茶花を切って来て活けた。仏壇にも。昨年7月の僕の古稀祝に頂いた花束の一部も一緒に。6カ月間以上も生き続けている。茎の根も10㎝以上伸びた。まるで髭のように・・・。
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今年のお雑煮は、熊本産の活くるまえびが入っていて豪勢だ。出汁は昆布、鰹節などがメインですっきとしている。餅はもちろん焼いてから入れる。こうしたことは慣れで、年ごとに上手になるものである。
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毎年、正月三抏日だけ呑む日本酒「獺祭」(毎年送って来てくれる人がいる)。でも作年、大晦日の年越しそばを食べに行って一杯だけ地元埼玉の「神亀」を呑んだ。おせち料理は10年ほど前から外に頼んでいる。日本各地のおせちを頼んでいるが今年は、博多 日本料理「てら岡」の天豊・三段重と京料理「道楽」飯田知史監修おせち「明の春」四、七寸三段重だ。それぞれ同じものでも味が異なっていて興味深かった。各セットとも36品づつ入っている。合わせて72品、食べ応えは十分だ。お値段はというと思っているほど高くはない。高価ならば、ちっぽけな年金暮らしの貧乏フリーランスの写真家には手は届かない・・・。
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毎年2日に初詣に行くが、今年は3日となった。生憎と曇り日。コースは家から歩いてまずは、宝蔵寺、高尾の薬王院の別院だ。ここでは5カ所ばかり参拝する。
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次は家の周辺の鎮守様である宮戸神社。辺りにあった十数の神社を統廃合してなっている。かっては熊野神社と言った。本堂を取り囲むように各神社の祠がある。ここで毎年、お札をいくつか求めている。写真家の眞月美雨さんもこの神社が好きで毎年初詣をしている。
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僕も家が近いということもあり、宮司さんとも知り合いなので40数年来詣でている。昨年、宮戸神社へ舞を奉納した世界を巡っているダンサーの朝子さんとパートナーのカナダ出身の写真家と境内でばったりと会った。5~6年ぶりの再会だった。彼女は僕の写真のファンであり、僕も何度か彼女を撮った。新体操のオリンピックの最終選考選手だっただけあって、その舞は見る者を魅了する。
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眞月美雨の2024年初撮り。
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これは僕の2024年初撮りを眞月美雨さんが撮ったもの。昨年、古稀を過ぎてすっかり人生に疲れ果てたような顔になっている。情けない・・・。スカフーは、親しい作家の作品で山の木から皮を剥いで叩き糸を紡ぎ、山繭の糸も紡いで制作したというもの。正月なので初めて身にまとってみた。
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最後は家に一番近い「天明稲荷神社」。ここの宮司は、宮戸神社の宮司さんも兼ねている。陽が陰りはじめた境内に腰を下ろしていると宮司さんの奥様が来て話をはじめた。そのうち宮司さんも。かれこれ40~50分余りたわいもない世間話をした。二人とも僕よりも少し若いらしい。こうした話で盛り上がるのもいいご近所付き合い。僕にとっては、平穏な時の流れであった・・・。

 

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雪しまく蕾のごとき尼と逢ふ   凍河原水瓶重く少女の背    小松風写

新しい年を迎えましたが、元旦早々能登半島を中心とした北陸地方を襲った大地震が発生しました。お屠蘇を傾け、おせち料理を満喫していた正月気分はいっぺんに吹き飛んでしまったことでしょう。押し寄せる津波、何度も繰り返される大きな余震、「原発銀座」といわれる土地だけに、福島原発事故の不安がよぎる眠れない新年の夜がようやく明けました。しかし、2日も一日中、大きな余震が続いているのが現状です・・・。

昨年は、皆様には何かとお世話様になりました。心から深くお礼を申し上げます。 古稀を過ぎて心身に不安はありますが、歳相応のやり方で精いっぱい精進したいと思っています。皆様のご自愛を切に祈りつつ、新しい年もくれぐれもよろしくお願い申し上げます。
合掌

◆昨年暮れのみなさまのお心使いに対しての御礼をいたしたく、新春ではありますが、ここに記しておきます。  合掌                                      日本お布施党  党首
☆鹿児島・Sさま 活車えび一箱  ☆埼玉・Tさま 泡盛古酒「残波」  ☆埼玉・Iさま 自家製ゆず沢庵、手作り冬野菜など  ☆埼玉・T&Iさま 尾張 松風屋 自然からの贈り物詰め合わせ  ☆こころから感謝いたします 合掌

 

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