写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2023年10月アーカイブ

 

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先週から今週にかけた幾日か、自宅前の同じ場所からすっかり秋麗となった秋の暮れを撮ってみた。

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アッと言う間に陽が沈む。つるべ落とし・・・。

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5~6年前までは一面畑が広がっていたのだが、あっという間に住宅が立ち並んだ・・・。

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うっすらと西の空に三日月が・・・。

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この日は、雲一つない夕暮れだった・・・。

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辺りは暗くなり、家々に灯が燈りはじめた。1年間、365日定点観測をしても面白いかも・・・。

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今年の6月、梅雨のシーズンど真ん中に取材した中から、8ページのグラビアを組んだ。南城市の馬天港で驟雨の一瞬の晴れ間にハーリーの練習をする地元の青年や子どもたちに出会った。

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太平洋に浮かぶ小さな奥武島で。408年の歴史をもつ観音堂の森。島の至る所に御嶽や拝所があった。現在は本島と橋で結ばれている(南城市)。
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沖縄に行くと必ず行く名護市辺野古。かっては基地の米兵たちで毎晩賑わっていた辺野古もいまやその面影もない。米軍の新基地建設のために強硬に埋め立てが進む辺野古崎の美ら海。工事現場を望める辺野古崎の雨の浜で。

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写真家・比嘉康雄さんがライフワークとして通っていた久高島。巨木なガジュマルの老樹と東海岸にあるイシキ浜。ニライカナイへとつながる聖地であり、五穀豊穣の地とされている。大きなハマユウが咲いていた。

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土砂降りの雨が突然止んだ。琉球の創世神アマミキヨが降臨した場所、久高島の最北端・カベ―ル岬へと続くサンゴの道が現われた・・・。 本文は2000年5月に享年61歳で亡くなった沖縄の写真家・比嘉康雄さんの回想を記した。 彼はこの島をこよなく愛し、民俗学的資料として多くのものを残している。

 

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秋らしい夕空が広がる自宅前の武蔵野の面影が残る畑。

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ナスと豚肉の味噌炒め。ほぼ毎日食事は作っているので、写真を撮るのがめんどくさくなった。でも時々は料理の写真もアップしたいと思う。

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今年も庭の6本の金木犀が一面に満開になった。2階のベランダから撮ったものだが、空が見えなくなるほど金木犀と山茶花の樹木に覆われている・・・。

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2023(令和5)年10月14日、氷川神社例大祭、15日、神幸祭である川越祭りに20年ぶりぐらいに行って見た。実際に僕が歩いたのは、14日の午後のみである。

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三台の山車が鉢合わせしていた。

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川越駅からプラプラと歩きはじめて、人が少ない路地を求めて歩いていたので、どこがどこだかわからなくなった。偶然に出会った光景をただ撮ったのみである・・・。

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折角の川越、小京都と呼ばれる蔵造り街と山車を撮ろうとようやく辿り着いた。でもどこもかしこも人、人、人で疲れた。早めに家路を急ぐことにした。川越市駅前の呑み屋で、ホッピーで喉を潤しから電車に乗った・・・。

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10月17日、「写真集団・上福岡」の竹川会長と一瀬事務局担当が、一杯呑みましょうとやって来た。写真家の眞月美雨さんを誘って待ち合わせの店に行った。

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右から竹川義之会長、一瀬邦子事務局担当。僕は創立から40数年間、顧問をしている。
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最初の黒龍江省出身の主が経営している中華料理の店で3時間ほど呑んで、2軒目の店に。ここも馴染みの店、2時間ほど居て写真談議に花が咲き、愉快に帰った・・・。
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2023年10月18日。斜陽が伸びた自宅前の私道で。

 

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お忙しい中、大勢のみなさまがご参加いただき、ありがとうございました・・・  合掌

 

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9月29日、いわゆる十五夜、仲秋の名月ともいう。しかしこの日が満月に当たるのは珍しく、次回は7年後だという。明日早朝、神戸へ発つことになっているのだが、夜更けにこっそりと外に出てみた。しかし厚い雲に覆われていて月は出ていなかった・・・。

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しばらく待っていたが、一向にお月様は顔を出しそうにないので、諦めて家に戻ろうとしたら一瞬、雲の切れ間から満月の十五夜が姿を現した。手持ちのスマホで撮影したのが上記の写真。何やらお月様の中で龍が舞っているように僕には見えたのである・・・。 合掌

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9月25日から神戸市にある兵庫県民会館で始まっている「第34回 マリナーズ・アイ展」の作品解説「海の写真道場」が30日(土)午後2時から予定されている。それに合わせて講師の僕は、埼玉の自宅からはるばると来たのである。

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昨年も手伝ってくれた地元神戸の女性。ありがとう!

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午後2時きっかりに解説「海の写真道場」は始まった。大賞受賞者の愛媛の樋口さん、推薦の三重の加藤和弘さん、特選の福井の根岸さん、同じく特選の奈良の吉永さん、優秀賞の和歌山の榎本さん、優秀賞の愛媛の楠さん、入選の兵庫の大池さんをはじめ、たくさんの方々が参加してくれた。

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撮影協力は、奈良の写真家・青木竹二郎さん。ありがとうございました。

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1時間30分にわたって熱心に道場は行われた。

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質疑応答も行われて、みなさん納得がいったようでした。

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解説「海の写真道場」が終わったあと、残っていた人たちで記念写真を撮った。左端は京都や大阪を拠点に活躍しているシンガーソングライターのあらい舞さん、次は奈良在住の写真家・奥田健一君。右から3人目は、一般財団法人 全日本海員福祉センター会長・松浦満晴さん。

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左から僕、あらい舞さん、愛媛の樋口義夫さん、楠友広さん。

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大阪の高槻市から来てくれた40年来の友・シンガーソングライターのあらい舞さんと。共著『夜明けまでピアノを弾いて』(あけび書房)もある。

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会終了後、希望者でささやかな交流会を元町駅近くの居酒屋でおこなった。左手前から奈良在住の写真家・奥田君、元朝日新聞・論説・編集委員で現在フリージャーナリストの川本裕司さん、30年来の友人である。あらい舞さん、僕、愛媛の楠さん、右奥から神戸の写真家・Sさん、三重の加藤さん、奈良の青木さん、愛媛の樋口さん。

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2軒目は、いかにも元町の食堂屋さんという所で、この4人で。鱧や雑魚、明石の蛸などようやく神戸らしい肴にありつけた。

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3軒目は、舞ちゃんのパートナーの正人くんが来るのを待つ。明石のタコ焼きを肴にハイボールを呑んだ。初めての体験。ちなみにいつもはがっちりと呑む舞ちゃんは、この日は車の運転のために一滴も飲んでいない。

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三種類のタコ焼きが4個づつ。1200円也。明石のタコ焼きは柔らかい。

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4軒目は、仕事を終えて駆けつけてくれた正人くんがお腹が空いているというので、ビストロ・フランス料理店へ。

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僕が泊まるホテルは中華街・長安門の角。二人が送って来てくれた。まだ8時過ぎなのにほぼ全ての店は閉まっていた。観光客は夜は来ないので、最近はいつもの光景だという。昨年来たときは10時ぐらいまでは店はやっていた気がしたし、賑やかだった・・・。

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翌10月1日、ホテルで朝食をしっかり食べて取材へ。僕が半世紀にわたって取材している「写真・日本文学風土記」の兵庫県編。芦屋市・神戸市などを中心に暮らしながら『細雪』など執筆した谷崎潤一郎の足跡を訪ねた。写真など子細はまたの機会に・・・。

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10月1日午前10時過ぎ、中華街は観光客で賑わっていた・・・。

 

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10月4日(水)最終日。午後3時までに終わってしまうので朝から来場者は多かった。

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出口信一会員と作品「舞踏家・藤條虫から見る世界」(18点)。

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並木すみ江同人と作品「愛し沖縄」(14点)。

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閉館30分前も次々と来場者があった・・・。

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水谷榮一会員と作品「ヒマラヤ蒼氓」(14点)。

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眞月美雨同人と作品「Evolution..Pray for Peace.Okinawa」(9点)。

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水谷さん(右2人目)を囲んで。左から僕、世界を旅する写真家・小松義夫さん、水谷さん、作家で立教大学講師の田中真知さん。田中さんは水谷さんとエジプトのカイロで出会い30年来の仲だという。僕は義夫さんとは30数年の旧知の間柄である。

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「風」創立メンバーであり、1970年代から知り合いだった高田昭雄同人と作品「恵みの川・歴史の道 小田川」(10点)

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数年前より癌と闘病生活をしていて、5年ぶりの上京であった。ヒマラヤ・チベットにも奥様同伴で5~6回一緒に取材へ行っている。

この他、塩崎亨同人作品「BONE IN 1972」(8点)、中村咲同人「いのちの巡礼」(10点)、橋都とみ子同人作品「南信州・遠山郷 霜月祭」(17点)、それに主宰の僕が特別出展として「琉球 OKINAWAより」(8点)を展示した。

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創立15周年記念展の最終日の会場風景。6日間の会期はあっという間に終わってしまった・・・。

☆会期中に来場してくれた主な人たち(第2弾)。公益社団法人日本写真協会常務理事・尾畑正光さん、書家・田中節山さん、「写真集団・上福岡」会長・竹川義之さん、写真家・大石文哉さん、写真家・松本敦さん、全日本海員福祉センター・飯田美映子さん、写真家・鈴木渉さん、ピース・イン・ツアー高嶋達也さん、写真家・平塚音四郎さん、協同組合日本写真家ユニオン理事長・村田三二さん、写真家・神吉猛さん、写真家・富沢享さん、「前衛」編集部・平井公敏さん、キャノンマーケティングジャパン・土田正仲さん、他多数の方々。本当にありがとうございました・・・ 合掌

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閉館前の記念写真。左から写真評論家・池永一夫さん、僕、並木、眞月、田中さん、水谷、小松さん、高田、出口の「風」メンバー。6日間、お疲れさまでした・・・ 合掌

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搬出作業、後かたずけなど全てが終わり、アイデムフォトギャラリーシリウスのスタッフ、写真弘社、フレームマンのスタッフにもお礼のあいさつをして会場を後にした。高田さんは岡山の倉敷に、水谷さんは千葉の銚子へ帰るために先に失礼をした。僕を含めて5人が本当に最後のご苦労様会の打ち上げをした(塩崎同人は遅れて参加)。会場からほど近い居酒屋「築地・源ちゃん食堂」へは、僕は4回だが多い人は5回通った。あきずにほぼ毎日だ・・・。 本当にお疲れさまでした。20周年記念展めざしてお互いに自愛してがんばろう~!♡☆と乾杯をした~!!

 

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10月3日(火)、今日で写真展は5日目。いよいよ明日4日が最終日。午後3時まで。その後は搬出作業が始まる。この日、会場が閉まる6時前にいた人たちで記念写真を撮った。中央、僕の左隣りは、著名な自然写真家の鈴木一雄さん。じっくり1時間ほどかけて見てくれた。感謝~!!右2人目は、一番古い「風」同人の高田昭雄さん。岡山県早島町から闘病生活を押して5年ぶりに上京した。

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鈴木さんと親しい眞月美雨さんと鈴木さん(中央)と僕。眞月美雨作品の前で。

3日まで来場していただいた主な人々。写真家、森住卓さん、清水哲朗さん、池上直哉さん、名古屋の森田雅章さん、平林達也さん、宅島正一さん、松井正紀さん、小澤太一さん、若山美音子さん、千代田路子さんなど。JCIIの市川さん、ポートレートギャラリーの原田さん、写真弘社社長・柳澤さん、山口さん、GIPの倉持さん、フレームマン社長・奈須田さん、キャノン・岩崎さん、山下さん、八島さん、ニコン・相川さん、シグマ・桑山さん。画家・美崎太洋さん、文芸評論家・新船海三郎さん、ブルームバーク記者・高田亜矢さん、産経新聞・清藤拡文さん、中国語翻訳家・遠藤英湖さん、漁師・三恵丸船長・佐々木幸寿さんをはじめたくさんの方々。ご来場ありがとうございました~!♡☆ 合掌

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3日夕方、僕の田舎、上州の小学・中学・高校の同級生が来てくれた。僕の左、戸塚金也君。家も近く同じ集落だった。上京して56年目となる蕎麦一筋の職人。僕の右は塩谷晃君。中学、高校と剣道部で切磋琢磨した。僕が部長で彼が副部長というコンビだった。大学卒業後、大学生協連の役員を長く務めていた。その隣は奥様の貴子さん。二人の仲人は実は僕らがしたのである・・・。

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鈴木さんを囲んで、「風」のメンバーと同級生たちとで、ささやかな打ち上げをした。お疲れさまでした・・・。明日4日が最終日、がんばろう~!乾杯をした。

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