4月23日、朝霞市産業文化センターにおいて、16年目となる「風」の例会が開かれた。この日、埼玉県内に住む2人(僕の両側の男女)と、都内の写真学校へ今年度から通い、将来は写真家を目指すという21歳の青年(右から4人目)が見学者として参加した。実はこの青年は、塩崎亨「風」事務局長の息子さんだ。
「風」のメンバーは、左から出口君、水谷さん、3人おいて並木さん、塩崎事務局長、美雨さん。 この日、見学に来た3人の人たちはぜひ、これから創作に精進して欲しいと思います。がんばってくださいね~!!(並べてある写真は、約300点持ってきた中からセレクトされた出口君の50点余りの作品。来年、都内での個展をめざしている)倅は今年、47歳。こうして写真を親子で撮ったのは20数年ぶりのような気がする。 彼が中学生になったばかりの時に約3カ月をかけてヒマラヤへ行った。ろくな食べ物もなく、毎日3000m~4500mの高地を歩き続けたのだから自ずと体重は減った。僕は20数Kg、倅は10㎏ほど減った。帰国してから期待されていた陸上の中長距離が走れなくなった。病院の診断は栄養失調とされた。ヒマラヤでの生活が15歳の少年にはよほどハードだったのだろう。今では当時の面影は微塵もない。無論、僕もである・・・。