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[no,2308] 2024年9月3日  宮地瀞写真展(8月31日~9月8日/富士見市文化会館 キラリ☆ふじみ展示場)を見た後、退院70日、僕の”ささやかな快気祝い”を友人たちが催してくれた。感謝~!♡☆

 

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9月1日の夕方に知人から電話があり、「空が朱くて変だよ、外に出て見てください~!!」と電話があった。僕は家にいる時には基本的にパンツ一枚の下着姿。着替えるのも面倒なので雨の降る中、ビニール傘をさして島ぞうりで外に出た。誰か近所の人に会わないかと心配したが、幸い遭遇せず、数枚撮ったのがこの写真だ・・・。

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この直前には、すごい強雨と雷だったし、まだ雨も降っていたが、これは夕焼けだとすぐ思った。友人たちもSNSでドラマチックな光景をアップしていた。確かに雨の中、駅から出たとたん、空が一面に朱く染まっていたら何事かと驚くだろうと思った。でも引いてこうした光景をみると雨は降っているものの夕焼けだということが分かる。でも不思議な風景である・・・

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颱風の影響を心配していたが2日は朝から猛暑となった。しかし風は心地よかった。40数年来の友人である写真家・宮地瀞さんの写真展を見に行った。御年89歳、残念ながら在廊はしていなかったが、彼の60余年にわたる写真人生の総決算を見せてもらった。作品数は350点余、今まで取り組み取材してきたすべてを展示していた。アフリカ各国をはじめ、チベットなどから日本各地の祭り、日本の風景、そして花や昆虫、鳥に至るまで圧巻であった・・・。

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宮地さんの人生は正しく写真人生そのものであったと思った。16歳で写真の魅力に取りつかれ26歳で京都から上京して以来、写真一筋に生きて来た。羨ましくもある天晴れ人生である。 この日、僕の退院・快気祝いをしてくれると「写真集団・上福岡」のメンバーが、写真展会場へ集まった。

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会場を僕の最寄り駅に移して、ささやかな快気祝いをしてくれた。右から「写真集団・上福岡」の会長・竹川義之さん、事務局長の一瀬邦子さん、僕、名誉会員の山本惠子さん、写真研究塾「風」同人の写真家・眞月美雨さん。お店は僕がオープンの時から行っている居酒屋だ。

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話が弾んで3時間余、食べて、飲んで、話した。いつもの例会後の会ではないので、写真の話ではないことが話題になることが多かった。また女性が多かったので、僕も竹川さんも聞き役だった。

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写真とは関係ないことで、吞むことは余りないメンバーだったが、本当に楽しく、「またやりたいね」といい合う雰囲気が帰るころにはすっかりと出来上がっていた。名誉会員の山本さんとは「写真集団・上福岡」創設以来のメンバーだからもう少しで半世紀の付き合いになる。不思議な縁である。

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