写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2024年9月アーカイブ

 

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9月27日、「写真集団・上福岡」の例会が開かれた。2025年3月初旬開催予定の同集団の写真展の準備段階に入り、余り時間がないのでみな気合が入っている。

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終了後、会場近くのレストランで食事をした。9人+子ども1人が参加した。

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9月28日、親しい写真家の鈴木一雄さん、林義勝さんと新宿にあるニコンプラザ東京で待ち合わせをした。会場で個展をしている(公社)日本写真家協会副会長の山口規子さんの「KIKORI 木は長い夢をみる」を見た。左から鈴木、山口、林の各氏と僕でした。同名の写真集も(株)日本写真企画から発売されている。

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その足で、沖縄在住の写真家、湊和雄さんの写真展を見た。海野和男さんも会場にいて久しぶりの再会だった。左から林、湊、鈴木の各氏。

この後、3人で少し話合った。70歳を過ぎた同世代の写真家で何かできないか、という話であった。いろいろな企画が出たが時間がなかったために、もう一度近いうちに集まって具体化することになった。楽しそうな企画になりそうである・・・

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それぞれ予定があり、早い時間に終わったので、一人で新宿百人町へぶらりと行って見た。ちょうど皆中稲荷神社の秋の例大祭が行われていたので、参拝して金の小さな招き猫を求めた。

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チョコバナナ1本、400円だというので驚いた。僕は買ったことは無いが、昔は2~30円だった気がする。僕が求めた金の招き猫は、500円だった。

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江戸時代に鉄砲衆たち住んでいた地域が百人町だという。鉄砲の玉がよく当たるように拝んだのが「皆中」稲荷神社なのだそうだ。皆な中るという意味なのだろう。

神社の一本路地を入った所に、沖縄で知り合った古い友人が経営している「粕取焼酎・泡盛古酒 さなぶり」がある。4カ月ぶりに寄ってみた。会津のカストリ焼酎「花春」のソーダ割り。すっきりとした中にも、もみ殻の焼けた独特の風味が心地良い・・・

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沖縄・伊是名のモズク、蒸し豚たん、台湾の豆腐用。これに味噌田楽を頼んだ。

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2杯目もカストリ焼酎、灘の酒蔵の製造だ。あくまでも切れの良い味である・・・

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最寄り駅で、小腹が空いたので寿司を少し摘まんで一杯。もちろんこれは僕ひとりで食べたわけではないですぞ~。念のため・・・。

 

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9月19日、朝7時に家を出た。3連休前の日だからか、道路はメチャ混んでいた。予定の時間を30分遅れて羽田に到着した。少し、余裕を見ていたので、出発時間には間に合った。出発ロビーの光景。

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福岡空港には少し遅れて到着した。荷物が出て来るのに40分以上待たされた。運搬する労働者が少ないのが原因らしい。お陰で急いで会場へ行かなければならなくなり、空港でゆっくりと昼食を取る時間が無くなってしまった。写真はNHK福岡放送のロビー。写真展会場は2Fにある。

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写真展前にある食堂に飛び込んで、小カレーと博多うどんを食べてから会場へ。まだ入場者は少なかった。 僕が東京へ戻った日、入れ違いにJPS会員で写真家の四宮佑治さんがわざわざ、見に来ていただいた、会えなくて残念でした。ありがとうございました・・・ 合掌

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午後2時、人と海のフォトコンテスト「第35回マリナーズ・アイ展」の作品解説・海の写真道場を始める。NHKギャラリーは初めての会場であり、交通の便も昨年までの福岡アジア美術館と比べると便が悪いということもあり、参加者は少なかった。やはりPRしなければ、人は集まらない。

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記念写真~!パチリ~☆

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4時半頃、会場を出ていつものホテルへ戻った。友人のT君が車で送ってくれた。部屋の窓辺からの那珂川と「であい橋」の風景。

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大相撲秋場所を見終わり、外を見ると夕景色に変わっていたIMG_1635 (1).jpg

6時過ぎ、独り呑みのために中洲の街へ出た。はかたや中洲を紹介するコミニュティー雑誌。興味深い記事を連載している。
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定宿のホテルからほど近い割烹酒場。昨年にぶらりと入って気に入ったので、今年も来た。独り呑みだから広いカウンター席があるのがいい。「博多の味を丸かじり」と暖簾に掲げている。旬な新鮮な魚と博多の味を豪快にお楽しくださいがもっとうだと品のある若い女将は言う。写真は突き出し、ゴマさばの刺し身、イカ料理。

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僕の席からみた厨房。きびきびと働く板前さんが気持ちが良い。

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ビールを一杯やった後は、薩摩芋焼酎「島美人」に。ボトルを開けてくれて好きなだけ呑む。呑んだ分は量り売りだ。上の写真は、今が旬の鱧の湯引き、ホタテの貝柱の醤油煮。

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直ぐ近くの那珂川の岸辺の屋台へ行ってみたが、多くの店がお休みでこの日は2軒しか店を出していなかった。毎年顔を出していた屋台はお休みだったのでスルーして、ホテルの近くの長浜ラーメン店に入って締めのラーメンとおでんで一杯して帰った。
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一日中煮込んであるおでん。

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オーソドックスな長浜ラーメン。但し僕には味が落ちたように思えた。汁はほとんど残した。

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部屋に戻ったのは、まだ8時を少し回った所だった。写真を撮ってからベットに潜り込む・・・

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翌朝は、朝の連続ドラマを見てから朝食へ。和洋あるので、和食の方へ行った。バイキング形式である。

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何となく体がだるいので早めに羽田へ戻った。まだ午後3時。最寄り駅行きのバスを目の前で逃し、1時間45分待つは目になった。写真は到着ロビーからの眺め。 1泊2日の小さな旅だったが、正直疲れた。バスの中、飛行機の中ともひたすら寝りっぱなしだった・・・

ぼうに

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会場は練馬区江古田にあるレンタルスペース+カフェ兎亭。

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今回の芝居安部公房作「棒になった男」のチラシとパンフレット。前回の公演は約1年前に神楽坂で行った。フランツ・カフカ作の「道理の前で」、「待ち門」(演出・脚本:清水ひなた)だった。

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会場風景。 会場内でアルコールもふくめて飲食もできるユニークなシステムになっている。芝居終了後、出演者や演出家を囲んで観客が自由に感想など語り合う「dig会」という場を設けていた。

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代表してあいさつに立つ演出・脚本を担当した清水ひなたさん。

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芝居終了後、あいさつに立つ清水さんをはじめ出演者たち。みな若いメンバーだ。

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炎天下の中、ようやく最寄り駅に帰り着いたので、いつもの蕎麦屋で冷えた蕎麦湯割りを一杯のんで身体を落ち着かせた・・・。

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遅い昼飯として小さな穴子丼とせいろ一枚を食した。そば焼酎をキープしておけば、氷、蕎麦湯などはサービスなので千円前後で肴をつまみ、そばを食べれる。改札を出て1分もかからないのでオープンの日から通っている店だ。
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「こまつ平民食堂」のスパゲッティ。秋なすと鶏むね肉にトマト煮のソース。スパゲッティはアルチェレロの有機フジッリも使った2種類。卵はヨード卵・光だ。
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芝居を観た9月22日、家の前の畑から見た夕暮れ。

 

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9月5日、猛暑日のなか池袋のヘアサロンへ出かけた。写真家で「風」同人であり、ヘアスタイリストでもある眞月美雨に今回もお願いした。癌の手術以後、髪の抜け毛が多いと感じていたが、今回改めて髪が薄くなってるのを実感した。71歳を過ぎ、髪が薄くなるのは当然という声もあるが、シャワーのあとやパソコン上への抜け毛はやはり気になっていた。ヘアサロンで大きな鏡をしみじみとみてショックを感じたのである・・・。

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美雨さんの新兵器・ゴールドの櫛を使って仕上げのカット。

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は~い、完成~!! 鏡で後ろや横面を見せてもらい終了~!!

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池袋西口にある東京芸術劇場へ。5Fの展示ギャラリーに向かった。

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現代日本画壇の海洋画を一堂に集めた展示会。会派を越えた画家たちの100号をこえる大作ばかりが約50点展示されて壮観だ。「海に生きる者の絵画」展も併設されている。入場者も多かった。

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写真家・鈴木一雄さんとスタッフのみなさん。

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東京展が終わった後は、9月25日~29日まで、福岡市美術館で開催される。同名の全作品収録の作品集が同時発行されていて、会場で販売されている。
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右から鈴木一雄さんと僕、写真家の眞月美雨さん。

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絵画展を見た後、戦後まもなく開店した老舗の焼きとん屋へ行った。まだ5時前だったのに店は満員。2Fに1席だけ空いていて、ようやく座れた。久しぶりだったが客層が変わっていて若い人、特に女性が多くなっていた。1時間ほど自慢の焼きとんとなか豆腐汁を食べて、今年で創業71年目となる「琉球料理・みやらび」へ。

鈴木さんと初めて出会った場所であり、僕も40数年来通っている店である。手前は4代目女将を目指し修業している美海ちゃん。中央の功子現女将の孫にあたる。沖縄藝大で三線や島唄を学んできたがんばり屋さんである・・・。

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右から鈴木さん、受付や調理場担当の幸ちゃん、功子ママ、琉球舞踊家でもある崎浜陽子さん、眞月さんに僕。オリオンビールで乾杯したものの余り泡盛も呑まず、3時間余話をしていた。富山での写真展と講演会を済ませ、風の盆を取材して帰ったばかりの鈴木さん。超忙しい中、本当にありがとうございました・・・ 合掌

 

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9月1日の夕方に知人から電話があり、「空が朱くて変だよ、外に出て見てください~!!」と電話があった。僕は家にいる時には基本的にパンツ一枚の下着姿。着替えるのも面倒なので雨の降る中、ビニール傘をさして島ぞうりで外に出た。誰か近所の人に会わないかと心配したが、幸い遭遇せず、数枚撮ったのがこの写真だ・・・。

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この直前には、すごい強雨と雷だったし、まだ雨も降っていたが、これは夕焼けだとすぐ思った。友人たちもSNSでドラマチックな光景をアップしていた。確かに雨の中、駅から出たとたん、空が一面に朱く染まっていたら何事かと驚くだろうと思った。でも引いてこうした光景をみると雨は降っているものの夕焼けだということが分かる。でも不思議な風景である・・・

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颱風の影響を心配していたが2日は朝から猛暑となった。しかし風は心地よかった。40数年来の友人である写真家・宮地瀞さんの写真展を見に行った。御年89歳、残念ながら在廊はしていなかったが、彼の60余年にわたる写真人生の総決算を見せてもらった。作品数は350点余、今まで取り組み取材してきたすべてを展示していた。アフリカ各国をはじめ、チベットなどから日本各地の祭り、日本の風景、そして花や昆虫、鳥に至るまで圧巻であった・・・。

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宮地さんの人生は正しく写真人生そのものであったと思った。16歳で写真の魅力に取りつかれ26歳で京都から上京して以来、写真一筋に生きて来た。羨ましくもある天晴れ人生である。 この日、僕の退院・快気祝いをしてくれると「写真集団・上福岡」のメンバーが、写真展会場へ集まった。

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会場を僕の最寄り駅に移して、ささやかな快気祝いをしてくれた。右から「写真集団・上福岡」の会長・竹川義之さん、事務局長の一瀬邦子さん、僕、名誉会員の山本惠子さん、写真研究塾「風」同人の写真家・眞月美雨さん。お店は僕がオープンの時から行っている居酒屋だ。

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話が弾んで3時間余、食べて、飲んで、話した。いつもの例会後の会ではないので、写真の話ではないことが話題になることが多かった。また女性が多かったので、僕も竹川さんも聞き役だった。

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写真とは関係ないことで、吞むことは余りないメンバーだったが、本当に楽しく、「またやりたいね」といい合う雰囲気が帰るころにはすっかりと出来上がっていた。名誉会員の山本さんとは「写真集団・上福岡」創設以来のメンバーだからもう少しで半世紀の付き合いになる。不思議な縁である。

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