写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

2024年8月アーカイブ

 

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左から眞月美雨同人、出口信一会員、並木すみ江同人、僕。それぞれが今までにセレクトした中から130点を超える作品を持ってきた。それをさらに吟味をして38~50点に絞り込んだ。これからプリントの制作と構成を考えなければならない。
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並木さんは、もう30年近く取材を続けている米軍横田基地周辺の作品。どう構成していくか、基地の周辺の人々と光景、米兵との係わり、基地の中の実態・・・。 彼女はこの作品とは別に「愛しき沖縄」もまとめている。
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出口君は、この3年あまり追い続けてきた屋久島に暮らす舞踏家・藤條虫丸さんを通して見えてくる人間本来の生き方、自然との係わりなどの本質に迫る。地球環境を守れるかなどの、大きな課題がひそむ大作になることができるのか・・・。この1年間の出口君の精進にかかっている。 次回の「風」例会は10月の下旬予定。
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午後1時から4時30分まで熱のこもった講義で疲れた。センターの1Fにあるレストランでかき氷を食べて一段落をした。僕が食べた「レインボーにバニラアイス」税込500円。手作りの沖縄のサアターアンダギィーも一緒に。6個(ミニ)400円。
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4人で、ちと寂しいがいつもの沖縄風居酒屋で打ち上げ。今日は台風の関係でイラブッチャーが入っていなかった、他の沖縄料理はそろっていた。オリオンの生で乾杯~!!僕は泡盛の「春雨ゴールド」をロックでちびりちびりとした。最近、「風」の打ち上げはこの店が定番になつつある。僕はみなと別れた後、以前はよく行っていたおでん屋へ行き名物・筋煮込みを。この店は1杯目は、生ビールでもホッピーでも酎ハイでもすべて10円という信じられないサービスがあるので人気だ。

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アトリエぶどうぱん社のトイレの壁。近年の僕の写真展のDMの一部が貼ってある。

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8月20日は満月。家(右)の玄関へ続く路地から見上げた月。「風」例会の帰り道・・・。

 

 

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前にも書いたが、家にいる時には、ほぼ台所に立ってある食材を使って料理を作っている。この日はカレー。冷蔵庫の野菜入れにあったニンジン、トマト、ゴーヤ、ジャガイモ、マッシュルーム、オクラ、しめじで野菜カレーを。沖縄のウコンも入れ、2個あった卵を茹でて添えた。ご飯は玄米に30種類の雑穀米を炊いたもの。こまつ食堂のご飯の定番。

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キュウリ、トマト、しめじ、レタスなどオリーブオイルで軽く炒めた。

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近くのスーパーでカツオが安かったので買ってきた。この盛全部で900円なり。青森産のニンニクに万能ネギを添えた。久しぶりに鮮度の良いカツオの刺し身を腹いっぱい堪能した。

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ナス、ニガウリ、鶏むね肉のあっさりオリーブオイル炒め。

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前日の焼き鳥の残り物を使って親子皿。アカ玉ネギと普通の玉ネギをたっぷり。仕上げに玉子をかけて青物を少し添える。

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こまつ食堂の名物・マグロの山かけ。近くのスーパ―でマグロの中落が特売(450円)だったので、ねばねばヤマトイモ(特価90円)を仕入れた。芋が摩り下ろしても固まってしまうので閉口した。4種類の出汁をいれて擂り粉木で柔らかくした。このボリュームをペロリ~!!

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家の前の畑で今年取れた西瓜。前回は中が赤身だったが今度はすべて黄色。美味しかった。隣の農業をしている友人が届けてくれた。感謝~!♡☆

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東武東上線・朝霞台駅、JR武蔵野線・北朝霞駅から徒歩5分ほどにある老舗喫茶「銭洲亭」(TEL*048-476-4891)に行った。同じ町内に住む阿部賢司君が個展をしているからだ。阿部君はアマチュア写真家であるが熱心である。会場は月曜、火曜は定休日。8月31日まで。

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写真家・阿部賢司くん。僕の家を突然訪ねてくれた数年前からの付き合いである。

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この喫茶店は珈琲が旨い。豆や挽き方もだが、珈琲カップへのこだわりが凄い。100以上はある器の中から自分の好みのカップを指定して飲める。10数年前に一度来ているが、カウンターには老夫婦が入り、変わらぬたたずまいで気に入った・・・。 (上の3点の写真は、阿部賢司くん提供)

 

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8月8日14:00~から写真展会場において審査委員長をした小松健一による作品解説「海の写真道場」が開かれた。猛暑日の中、鹿児島・奄美大島、宮城・仙台、愛媛・宇和島、和歌山、奈良などから30人ほどの人たちが集まって熱心に行われた。

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今年の会場となったデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は、少し交通の便が悪く最寄り駅の三宮からだと徒歩20分程かかる。しかし、同会場は神戸税関の前で、古いたたずまいのビルディングであり格調はある。

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参加者からは次々と質問が出て、一つ一つ応えた。予定時間を約30分過ぎてしまったが、みな熱心に最後まで参加した。僕も自宅の埼玉・朝霞を早朝出てきたので、少々疲れた。考えてみれば退院後1か月半で、初めての地方出張の長旅だった・・・。

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会場にいた人たちで、記念写真を撮った。

特選を受賞した13歳の中学生N君がお母さんとお祖父さんと来てくれた。宮城の「JSS会長賞」を受賞した若い女性のAさんはお兄さんと参加した。愛媛・宇和島からは昨年に続いて入賞したHさん、Kさん、奈良の写真家のAさん、JPS会員の奥田健一さんらが参加してくれたのはうれしかった。

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作品解説が終了後、希望者で交流会をしようと三宮駅の近く中華街・南京町で待ち合わせをした。「長安門」の前の僕の”兄弟”の前で写真を撮る。撮影は奈良から来てくれた写真家・奥田健一さん。

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昨年三宮駅前で、ふらりと入って気に入った老舗・居酒屋「金時」で記念写真。 みな地方では知られた写真家たちである。マリナーズ・アイ展に協力していただき感謝している。夏が旬の鱧など肴に大いに写真談議で盛り上がった。僕もつい調子に乗って4月以来初めて、アルコールを少々呑み過ぎてしまった。反省、反省・・・。

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7時半過ぎにみんなと別れて、恒例のマッサージを受けてからホテルに戻る。ホテルの隣が中華街・南京町なので、夕飯らしきものをと、ちまきと北京ダック1個づつに生ビールを1杯のんで寝た。

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店で甲斐甲斐しく働いていた娘さんをパチリ~!☆ この日は遠出の疲れとお酒の少し呑み過ぎか、9時過ぎには寝てしまった。12時頃に目が覚めてシャワーを浴びて、軽く一杯しながらパリ・オリンピックを見ていたら、また睡魔に襲われて床に就いてしまった・・・。

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翌9日は、ゆっくりとモーニングを済ませてから、隣の中華街で少し撮って写真展会場へ向かった。

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今回初めて会場となったデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)の玄関。

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2FのスペースにあるギャラリーCが写真展会場。

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今年で4年目となる地元神戸在住のスタッフ吉崎さん。 暑い中、毎年お疲れ様です~!♡☆

 

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八月四日、炎天下の昼のど真ん中に全国保険医団体連合会が主催する第35回全国保険医写真展の作品解説・講評会へ出かけた。頭がクラクラする猛暑の中、ようやく会場の半蔵門にあるJCIIクラブ25に辿り着いたのだが、熱中症一歩手前かと思うほどしんどかった。

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午後2時から始まった。僕が着いたときには誰も来ていなかったが、開始時間になると20人ばかりの人たちがこの猛暑のなか集ってきた。

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今年で35回目となる写真展、僕は丹野章さん、齋藤康一さんのあと引き継いでもう10数年となる。医師であり、写真家協会会員であもあるS氏と保険医団体連合会の文化部の先生たちと審査をおこなっている。僕が審査委員長を務めているので、「審査委員長賞」も毎年一人に出している。

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参加者からは活発な意見も出された。遠く徳島県から写真作品を持参して参加した人もいた。

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会が終了後、残った入賞者、出品者、スタッフのひとたちと記念写真を撮る。

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同会場の入るJCIIビル1Fには、JCII PHOTO SALONがある。僕の師匠であり、JPSの推薦保証人でもある田村茂先生の助手を務めていた渡部雄吉さんの写真展を開催していた。三木淳JPS会長時代、僕が理事をしていたときに芳賀日出夫さんとともに渡部さんは副会長をしていた。田村先生の弟子ということで、ずいぶんよくしてもらった。原宿の事務所(後にJPS副会長をした藤川清さんの事務所が隣だった)にも何度かお邪魔をしたことがあった。作品は1950年代後半の北海道シリーズだが、渡部さんらしく正統派のドキュメントで1点、1点に迫力があった。

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写真集(図録3種類)を買い求めて、会場近くのいわゆる町中華で、参加してくれた「風」メンバーの美雨さんと出口君の3人でささやかな”暑気払い”をした。ここは僕がJPSの理事やJPU(協同組合 日本写真家ユニオン)の専務理事をしていた頃からか行っていた老舗の店だ。いまだに出前もしている古風であり、味旨し、値段安くともによろし・・・ 家路へ向かう電車はガラガラ、じっくりと寝ながら帰ったのである。

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