写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.2256] 2023年10月26日 めっきり秋色になった夕暮れ時を自宅前から数日間撮ってみた。「沖縄本土復帰ー51年目の夏」グラビア8頁、本文:「沖縄の写真家・比嘉康雄さんの回想」が、月刊誌『前衛』11月号に掲載された~!♡☆

 

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先週から今週にかけた幾日か、自宅前の同じ場所からすっかり秋麗となった秋の暮れを撮ってみた。

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アッと言う間に陽が沈む。つるべ落とし・・・。

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5~6年前までは一面畑が広がっていたのだが、あっという間に住宅が立ち並んだ・・・。

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うっすらと西の空に三日月が・・・。

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この日は、雲一つない夕暮れだった・・・。

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辺りは暗くなり、家々に灯が燈りはじめた。1年間、365日定点観測をしても面白いかも・・・。

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今年の6月、梅雨のシーズンど真ん中に取材した中から、8ページのグラビアを組んだ。南城市の馬天港で驟雨の一瞬の晴れ間にハーリーの練習をする地元の青年や子どもたちに出会った。

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太平洋に浮かぶ小さな奥武島で。408年の歴史をもつ観音堂の森。島の至る所に御嶽や拝所があった。現在は本島と橋で結ばれている(南城市)。
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沖縄に行くと必ず行く名護市辺野古。かっては基地の米兵たちで毎晩賑わっていた辺野古もいまやその面影もない。米軍の新基地建設のために強硬に埋め立てが進む辺野古崎の美ら海。工事現場を望める辺野古崎の雨の浜で。

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写真家・比嘉康雄さんがライフワークとして通っていた久高島。巨木なガジュマルの老樹と東海岸にあるイシキ浜。ニライカナイへとつながる聖地であり、五穀豊穣の地とされている。大きなハマユウが咲いていた。

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土砂降りの雨が突然止んだ。琉球の創世神アマミキヨが降臨した場所、久高島の最北端・カベ―ル岬へと続くサンゴの道が現われた・・・。 本文は2000年5月に享年61歳で亡くなった沖縄の写真家・比嘉康雄さんの回想を記した。 彼はこの島をこよなく愛し、民俗学的資料として多くのものを残している。

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