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[no.2240] 2023年7月30日  ドキュメンタリー「天空のサマン」(監督:金大偉/8月10日まで)をアップリング吉祥寺(吉祥寺PAPCO・B2)へ観に行く。田沼武能「人間賛歌」(7月30日まで)、本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語(9月24日まで)を東京都写真美術館に見に行った・・・。

 

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7月23日、金大偉監督のドキュメンタリー映画「天空のサマン」を観に吉祥寺まで出かけた。吉祥寺PAPCOのB2にある映画館だ。好評で8月10日まで上映する。金監督と親しい写真家・眞月美雨さんと。背景に展示されているのは、金さんの絵画作品。美雨さんが手に持つのは映画のオリジナルパンフレット。

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この日のトークはゲストに哲学者・茶道家の黒川五郎さん(右)を招いて行われた。 映画を観た後、小学・中学の同級生で実家が近く同じ村出身の友達を訪ねた。確かこの周辺で蕎麦屋をしていたはずだと思った。炎天下の中、記憶をたどりたどり、ようやくつくことが出来た。カツ丼とセイロのセットにてんぷらの盛り合わせをご馳走になった。冷えたビールも喉に沁みた。ありがとう~!♡☆

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行かなくてはと思い続けて来た田沼武能さんの遺作写真展「人間賛歌」を見に東京都写真美術館へ行った。何しろ昨年6月に突然と旅立たれてしまった田沼さん。彼の一生涯を代表する作品群が展示されていて圧巻であった・・・ 田沼さん、安らかに・・・  合掌

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やはり田沼さんとも何度かお会いし、話もしている眞月美雨さん。

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同じ東京都写真美術館の2Fで開催している本橋成一とロベール・ドアノーの写真展「交差する物語」も見た・・・。

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何でこの二人がと言う思いで見始めたが、時代は30年ほど違う日本とフランスと異なる場所で、それぞれが共通しているモティーフを撮っていることに驚いた。しかし、その表現は日本人の眼、フランス人の眼という視点はあれど心情的にはすごく近いことに気が付いた・・・。

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美雨さんは、ロベール・ドアノーの作品にとりわけ惹かれたようだった・・・。

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西日が射しこむ東京都写真美術館から恵比寿駅に通じる通路。

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植田正治さんの作品と。

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ロベール・ドアノーの作品と。

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帰りに乾いた喉を潤すためにエビスビールを引っかけた。そしてかってはよく行った恵比寿駅前にある「日本一の焼き鳥」を掲げている焼き鳥屋へ寄った。かっては友人、知り合いのネパール人たちが沢山働いていたのだ。久しぶりに顔を出したらネパール人は一人もいなかった・・・。

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