来年1月の新宿での写真展のDMの打ち合わせに来ていた塩崎君にも報告集を持ってもらって。彼とはこの取材にあたって中国大陸を2度にわたり、約10600キロメートル同行してもらった。感謝している・・・・。
矢島保冶郎の生誕130年と没後50年を記念して、この間、顕彰事業を取り組んできた。その大きな一つが、11月10日から矢島の故郷の上州で開催される小松健一作品展「130年記念 上州の探検家・矢島保冶郎^中国・西蔵30.000kmの旅」である。もうひとつの事業として同名の写真報告集を出版することであった。その他にも来年、矢島保冶郎の足跡を辿ってチベットを旅する計画などもある。
今回の報告集の刊行は、地元群馬の朝日印刷工業株式会社とぶどうぱん社の協力でできたものだ。A4版、52ページで、カラーグラビアページが表紙などを入れて42ページ。写真62点を使っている。矢島が歩いた上海から北京、西安、成都、重慶、康定、巴塘、チャムド、ラサ、ギャンツェからインド国境のヤートンまでの全コースが写真で紹介されている。
モノクロページは14ページで、貴重な当時の資料写真などをふくめて22点が使われている。チベットでの矢島の妻・テンバ・ノブラーの子孫たちからの独占インタビューや娘さんの矢島仲子さんが初めて語った父・保冶郎の想い出などが掲載されている。また「上毛新聞」で連載され好評をはくした「上州の探検家・矢島保冶郎」も全6回すべて載っている。その他にも矢島が入蔵した全地図、主要参考文献なども合わせて収蔵されている貴重な報告集となっている。
この報告集は限定500冊という限られた部数である。今回の事業に賛同してくれた方々にお礼として渡す分しか発行していないが、特別に2000円以上の募金をしていただいた方にはお分けすることにした。頒価1冊、2000円(送料は別料金)
☆甲仕込み先☆ 371-0846 群馬県前橋志元総社町67 朝日印刷工業 DIPS-A(担当:橋本) 電話027-254-1212 FAX027-254-1227
ぶどうぱん社 351-0031 朝霞市宮戸3-6-44 電話・FAX 048-456-7302 郵便振替口座 東京00150-4-191204