写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.500] 2012年10月11日  「写真家・小松健一のオフシャルサイト」のブログが記念すべき500回に達した!☆!☆!☆ 11月10日から前橋で始まる「生誕130年記念 上州の探検家・矢島保冶郎ー中国・西蔵30、000kmの旅」小松健一作品展の準備に大車輪の日々・・・・・。

今日10月11日は、あの未曾有の大災害がおきた東日本大震災、福島減発の放射能漏れがおきて、1年7ヶ月となる日だ。いまだ避難生活をしている人は16万人以上。行方不明者は2778人という現実をしっかりと僕ら日本人は胸に刻み、忘れてはならない。国民が税金で負担して作り上げる復興予算の使い道が日々マスコミを賑わせているが論外の話だと思う。官僚も政治家たちも一体何を考えているのか、人間としての真っ当な良心はないのだろうか・・・・・・・。この現実に、怒りを通り越して哀しささえ覚えるのは僕だけだろうか・・・・・・・・。

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(家の前に突然咲き始めた可愛い花・・・・・・・。サフランとか言う花だとか、花が咲き終わると葉が出てくるのだと言う)

今日、10月11日のこのブログで、記念すべき500回を迎える。2009年4月末に試験的にはじめ、5月から本格的にスタートさせて以来、3年4ヶ月である。約2.4日に一回の更新をしてきたこととなる。僕としては振り返ってみると良く続いたと感心する。日記感覚で書き綴ってきたが、世界50カ国以上の人々がアクセスしていると思うとどんな忙しいときにもがんばれた。日記を書いたのは中学生の時以来だったが、日々の自分の思いを記録しておくのも面白いものであると最近感じるようになった。「日記文学の最高峰」と言われる歌人・石川啄木の「ローマ字日記」を綴っていた気持ちがちょっぴりと理解できる気がしてきている・・・・・・・・。これからも日々の僕の感情の襞をできるだけ赤裸々にそしてリアルに書きて行きますので末永いお付き合いをこころからお願いするものです。  合掌

 

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7日に写真展「ヒマラヤ湖巡礼」が終わってからめちゃくちゃの日々だった。まず、すぐに取り掛かったのが11月10日から群馬県で始まる写真展の作品セレクトと構成。作品をプリントするためにサイズを決め、選ぶ作業だ。それに3日間かかった。それを持ってプリントをしてくれる会社の社長さんと会って値段等の交渉、担当者との綿密な打ち合わせを済ませた。続いて「サンデー毎日」が巻頭グラビアで紹介してくれると言うので、作品のセレクトとレイアウトをして、竹橋にある毎日新聞本社へ持ち込み、編集者、デザイナーと打ち合わせをしたのである。それに来年1月5日から東京・新宿で開催する僕の写真展の打ち合わせに、会場となるアイテムフォトギャラリー「シリウス」へ行った。 勿論その合間にいろいろと雑務はあるのは言うまでもない・・・・・・・。

その一つが日本司法センター(法テラス)の評議員をしているKさんが、明日12日から東松島や南三陸町などの東日本大震災の被災地を視察するのだという。そこで事前に僕に心構えなどをレクチャーして欲しいと言うのだ。僕は正直、精神的にも相当追い込まれているくらい忙しかった。しかし彼女が特許庁の役人をしている頃からの友人。気分転換と思い出かけた。話が済んでレクチャーのお礼として奢ってもらったのが上の写真。池袋で会ったので良く行く沖縄料理店「みやらび」へ行った。そこで彼女は琉球の楽器サンバにはまってご覧の通り、女将や琉球舞踊家のSさんに直接手ほどきを受けたのである・・・・・・。気をつけてしっかりと被災地の現実を見て、被災地の生の声を聞いてきてくださいな・・・・・・・・・。

 

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