写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.503] 2012年10月24日 山陽、山陰の旅から戻り、「サンデー毎日」(11月13日発売号)のグラビア入稿、「フォトコン」(2013年1月号)組写真の部の月例審査、「写真集団・上福岡」10月例会・・・・・・・。

山陰地方から17日の深夜に戻った後、上記のような事をやりつつも、それ以外に来年1月5日から都内で始まる僕の個展の準備、DMやメディア向けの文章などの作業があった。この写真展も年内に展示・飾りつけを済ませないといけないので11月の展覧会が終了しだい本格的に忙しくなる。それに合わせての本の出版を進めないと・・・・・・・。22年間取材を続けてきた「三国志巡礼」がようやく日の目を見ることができるか・・・・・・・・。

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写真家・烏里烏沙君が所属する日本山岳写真家集団の写真展が新宿のアサヒペンタックスギャラリーで行われていたので、写真弘社・銀座店で、11月の写真展のプリントチェツクをした後に廻った。烏里君はK2の取材から約1ヶ月ぶりに戻ったばかり、久しぶりに新宿西口の呑んべぇ横丁へ繰り出した。

僕が1970年代から通っていた焼き鳥の店へまず行き、次にうなぎのかぶと専門の店、ここで愛知県から来たというトヨタ自動車に勤める青年と知り合い、僕の常連の店「ぼるが」へ。あまりにも混んでいて落ち着かないので、タクシーで池袋の沖縄料理の店「みやらび」へ。ここで画家の友人・美崎太洋さんと合流してもう一軒・・・・・・・・。よくは覚えていないけれどもきちんと電車で帰り、駅からは自転車で帰宅したらしい。翌日、財布を見たら中身は空っぽだった・・・・・・・・・。トホトホ・・・・・・・・

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「フォトコン」2013年1月号から18年ぶりに復活した月例部門の組み写真の部の審査のため午前中から出かけた。審査は12時過ぎから初めて6時前までかかった。隣でネイチャーフォトの部の審査をしていた中村征夫さんは僕よりも2時間も早く終えて「小松ちゃん、じゃお先にね・・・・・・」とさっさっと帰ってしまった。外はすっかりと暗くなったので一杯と思ったら、担当の坂本副編集長は明日早朝から千葉そして青森の弘前と6日間の旅に出るのでごめんなさ~いとのこと。藤森編集長は超忙しそうだし、石井社長は先約があって失礼しますと、みな付き合ってくれない・・・・・・・・。

やむをえず独り寂しく帰ろうと思ったが、駅までの途中、初めての居酒屋へ入った。覗いたらカウンターに誰もいなかったこと、親父の顔が良かったこと、そして店の名に引かれたのだ。軽く一杯やって帰るつもりだった・・・・・・・・。それが僕の隣に座ったこの店の常連客の秋田出身のMちゃんと奄美大島出身のYちゃんとすっかりと意気投合してしまったのである。二人で11月の群馬での僕の写真展に来てくれると言う。初めて出会ったのにありがたいことである・・・・・・・・・。  合掌

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10月23日、秋雨のそぼ降る日だったが写真集団・上福岡の10月例会が開かれた。この日は新しく会員となったIさんや母親の看病のため1年近く故郷の京都へ帰っていて久しぶりに顔を出したTさんなど14人が参加した。持ってきた写真も多く、合評は熱気があったが少々疲れた。僕の最新刊『生誕130年 上州の探検家・矢島保冶郎 -中国・西蔵30000kmの旅』(2000円)を皆が顕彰事業の募金として買い求めてくれた。うれしかったのは言うまでもない。ありがとう・・・・・・・。 合掌

会終了後、有志で新入会員のIさんのささやかな歓迎会を20数年来通っている焼き鳥でおこなった。毎回男数人だけで呑んでいるのでこの日は華やかな宴であった。T会長をはじめ、ベテラン会員の男性たちもいつになく写真の講釈に熱が入っていたのである・・・・・・・・・。

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