写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.423] 2012年2月21日 写真家・小松健一と中国西南最大の祭り、イ族松明祭を訪ねるー高山植物の宝庫・螺吉山、母系社会が残る濾沽湖と美人の故郷を撮る13日間スペシャルー心の旅、未知の世界へー募集開始!!☆

 チベット族をはじめ、少数民族の人々のために学校を建設したり、図書館と図書を寄贈するなどいままでさまざまな活動を展開してきたNPO法人・チベット高原初等教育・建設基金会が活動の一環としておこなう少数民族との文化交流の企画である。僕はこのNPO法人に賛同して3年ほど前から協力してきた。一昨年は、2つ目となる学校建設の現場にも赴いた。四川省の成都から350キロ離れた山岳地域のイ族の建築様式を取り入れたすばらしい小学校であった。今回の旅はそのイ族をはじめとした少数民族の人々と交流するとともに文化を知り、学ぶ旅である。夏の暑い日本を脱出して、美しい高原をさまようのもいいのではないでしょうか・・・・・・・。みなさんの参加をこころからお待ちしています。

またこの企画が生まれた背景には、昨年10月東京・練馬美術館で開催され好評だった「中国少数民族写真展ー涼山イ族」に現地写真家として参加した2人の写真家たちとの熱い交流があった・・・・・・。もちろん今回の旅でも彼ら現地の写真家たちとの交流はもちろん、日中写真家の合同撮影会なども考えている。さらにこの旅には、NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会理事長で、イ族出身の写真家であり探検家の烏里烏沙氏が僕と共に全日程をついてくれる。ちなみに彼は社団法人日本写真家協会会員でもある。

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 松明祭は2日間取材する。松明を持って踊り盛り上がる人々・・・・・・・。西昌市内

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 さまざまな民族衣装をまとってパレードをする少女たち・・・・・・・・松明祭りで

(この写真から3点はjapanese,china,org,cnより)

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旅の前半に訪ねる濾湖は、中国に現存する唯一の母系民族文化発祥の地といわれるモソ人が暮らしている。「人類最後の母系社会」とも言われている。彼らは1500年前からこの地に生活しており、現在、約3万人が母親の血縁をきずなに生きている。男性は妻をめとらず、女性は嫁入りしない「通い婚」だ。

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湖の周りは白雪を被った山々に囲まれ、湖の透明度は深く、肉眼でも11メートル下まで見通せる・・・・・。

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こんな別世界の湖畔でゆっくりと泊まり、3日間にわたり撮影をする。また旅の後半では、中国でも美人の故郷として名高い美姑へ行く。ここでも2泊するので、民族衣装を着飾った美人たちを充分に撮影できるであろう。有名な聖地・峨眉山にも泊まるので楽しみである・・・・・・・・・。

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今回の旅の主なルートと訪問予定の町の概略的な地図。

☆ 旅行期間 : 2012年8月4日(土)~16日(木)の13日間

☆ 旅行費用 : 318000円 (参加人数により費用は変わることもあります)

☆ 募集人員 : 10名 (最少催行人員6名)

☆ 募集締切 : 2012年5月11日(金)まで

◎ 申し込み・お問い合わせ : NPO法人チベット高原初等教育・建設基金会事務所  

〒176-0025 東京都練馬区中村橋1-8-19-603  TEL&FAX 03-5848-8299

e-mail:wusa@gesanmedo.or.jp        http://www.gesanmedo.or.jp

 

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