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[no.614] 2013年8月27日 写真月刊誌「フォトコン」(日本写真企画発行)11月号の”組写真の部”の審査が終わった・・・・・・・。

ようやく朝夕は秋めいた大気が感じられるようになった昨日、写真月刊誌「フォトコン」11月号「組写真の部」の審査のために都内の八丁堀にある(株)日本写真企画の本社へ行った。早いもので18年ぶりに復活された同誌の”組写真の部”の審査を担当することになってもう11ヶ月が過ぎた。残す所あと1回。来月が最終回となる。情熱を持ってはじめて見たが、現実はなかなか思い通りにはいかないものであることを痛切に感じた・・・・・・。

それでもこの審査を通じて、少しなりとも全国の写真を愛する人たちにとって、役立てたのではないかと自負している。「組み写真」という今までの概念を変えようと試みたのだが、果たしてどこまでできたか。それは全国の写真愛好家のみなさんの今後の創作活動のあり方にかかっている。僕としては期待して見守るしかない・・・・・・・・・。

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いつも第一次審査、第二次審査、そして入選を決める最終審査という工程だ。
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最終審査。
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今回の審査をアシスタントとして手伝ってくれたアルバイトのY君と。最終段階には藤森編集長、坂本副編集長も審査に立ち会う・・・・・・・・・。
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審査が終わった後、「フォトコン」編集部のすぐ近くにある炉端美酒食堂「炉とマタギ」へ行ってみた。僕の友人夫妻の娘さんがアルバイトをしているというので覗いてみたのだ。鹿料理をメインにした雰囲気のある店だった。
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家が近所で、赤ちゃんの頃から知っているYちゃん。彼女は僕の写真集『雲上の神々』に影響を受け、今から10年ほど前にネパールヒマラヤへ行き、山岳地帯の村々で機織を学び、その後、チベットやインドを巡り、すでに10年。いまはインドのゴアを中心に生活をしているのだ。たまたま日本へ戻ってきていてアルバイトをこの店でしているのだそうだ。たくましくなったYちゃん、自らの夢の実現のためにがんばれ~!☆

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審査を手伝ってくれたY君のごくろうさん会と思って誘った。彼は編集部へアルバイトに入って半年。いまも編集の学校や写真カレッジなどへ通って勉強している24歳の青年である。
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僕が八丁掘に来た時には必ず寄る居酒屋「北海道」。築地直送の鮮魚と旨い焼き鳥が売りだ。大将は北海道の余市出身。9月2日にテレビのBS番組「吉田類の居酒屋探訪」に紹介されると言う。大将と記念写真を撮った。

帰路は集中豪雨に見舞われ2時間程最寄駅の構内で雨宿りをしていたが、一向に止みそうにないので午前1時半に意を決して自転車で帰宅した。久しぶりに全身ずぶ濡れ、酔いがいっぺんにさめてしまったので家に着いてからまた飲みなおしたのである・・・・・・・・・。明日は病院へ心臓の不整脈の検査結果を聞きに行く日なのに・・・・・・。

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