昨日に引き続き今朝も頻繁におきる余震というには大きすぎる地震に、「東京直下型巨大地震」を考えてしまい不安な気持ちになっている方たちも少なくないであろう。正直、僕も精神的には相当参っている。しかし、そうは言っても実際に今回の巨大地震に被災され、家族をなくし、愛する人がいまも行方不明、家や会社、先祖伝来の田畑や海を奪われた人々のことを思うと、とてもそんな弱気なことは言ってられないのも事実。とにかく背伸びせず、肩肘張らず、できるだけ自然体で日々を生きていくしかない。被災しながらも必死に歯をくいしばって生きている人々に思いを寄せながら・・・・・・・。
今月末で「写真家 小松健一オフィシャルサイト」を立ち上げて丸2年となる。そのまとめについてのリポートは後日にしょうと思うが、ブログなどについて読んでもいないのにあれやこれやとイチャモンをつけてくる輩もいれば、「うれしい、ああ~書いていてよかった」と励まされる反響も多い。つい最近も都下日野市を中心に活動をしている劇団「ひの」という劇団の演出家から電話があり、僕のブログの記事をニュースに転載してもよいかという問い合わせだった。もちろん僕は「写真もふくめてどうぞ」とこころよくOK!をした。後日その「SAKURA NEWS]というA4版、8ページのコミュニティ情報誌がおくられてきた。その2ページ目、全部を使って僕のブログからの抜粋で紙面を構成していた。「”新羅生門”連日満席! 身内のような暖かい感想をいただきました!」、「邪推とは、正義とは何なのかを現代に生きる一人の人間として深く考えさせられた 小松健一さん(写真家)」という見出しで、写真も2点添えられていた。おまけに僕のサイトの紹介までしてくれているのだ。(2011年1月31日付けのブログに掲載)
☆劇団「ひの」の第83回公演予定は、宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」。2011年11月下旬から12月上旬です。僕も今秋、新潮社から『恋するナチュラリスト 宮沢賢治』(仮題)を刊行予定だから、いまから芝居が楽しみではある。