写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.2326] 2023年5月6日  ぶどうぱん社から2冊の本のご紹介~!♡☆ ハッサン水谷写真集『サハラ蒼氓』、山崎政幸写真集『記憶の島ー故郷・高島』です。前者は今月16日発売!!、後者は1年半前に出版、好評発売中です~!!♡☆

 

s-IMG_6348.jpg

ぶどうぱん社刊 2023年5月16日発売 上製本 B5判 152ページ(内カラー4色120ページ、本文「サハラ放浪」など32ページ) 定価:3600円+税  印刷/製本:(株)東京印書館 Printed A.D 高栁昇 装幀:塩崎亨 題字:小松風写

◆著者の水谷榮一さんの職業は昔から今も現役の塗装工です。本書のモティーフとなったサハラの地には、いまから45年前の1978年に初めて踏み入れました。以来、9回に分けて21カ月間、のべ650日余り滞在しています。その間、エジプトでアラビア語を学ぶために留学し、そしてイスラーム教徒となり、メッカ巡礼にも参加しています。そんなハッサン水谷さんが長年にわたり視つめ、体感したサハラの世界と蒼氓を、多様性の中の共生が求められている今日だからこそ、見て欲しいと切に願わずにはいられないのです。

s-Y_cover_FIX_1 (1) (4).jpg

ぶどうぱん社刊 2021年10月31日発売 並製本 B5判 104ページ(内カラー4色10ページ・ダブルトーン2色94ページ、本文「追憶の島」8ページ)定価:3000円(税込み)  印刷/製本:(株)東京印書館 Printed A.D 高栁昇 装幀:塩崎亨

◆本書はコロナ禍の真最中に出版されたものです。作者は地元長崎を中心に活動しているフリーランスの写真家です。彼は自らが生まれ育ち、高校を卒業するまで家族と暮らした炭鉱の島・高島を1980年からのべ40年間にわたり撮影・記録してきました。空白期間もありましたが、最後の10年間は春夏秋冬、何度も通って廃坑となり、変わり果ててしまった故郷・高島をカメラを持って彷徨しました。その記録を丹念にまとめたのが本書です。明治、大正、昭和と時代の最先端を走り抜け、時代の進化とともに打ち棄てられた”愛しい島の物語”をぜひ、ご覧ください~!♡☆

☆両写真集ともご注文は、ぶどうぱん社まで。TEL&FAX:048-456-7302☆

このウェブサイトの写真作品、文章などの著作権は小松健一に帰属します。無断使用は一切禁止します。