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[no.375]  2011年10月29日 「風」第2回展に中国の写真家たちが訪問してくれた。バク斉藤写真展「ヨーロッパの残照」オープニングパーティに参加。展覧会はギャラリーイー・エム西麻布で11月13日まで。

 

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写真研究会「風」第2回展もいよいよ最終版。28日には、中国・四川省の涼山イ族自治州から2人の写真家が表敬訪問をしてくれた。案内してきてくれたのは、同じイ族出身の写真家・烏里烏沙君。烏里君は現在、社団法人日本写真家協会国際部委員として活躍している。「風」のメンバーは、鈴木事務局長と塩崎同人が対応した。2人の写真家からは「とても個性的な写真で興味を持ちました。ぜひ、涼山へ来てください。一緒に撮影をしましょう」と呼びかけがあった。1時間余りではあるが有意義な交流ができた。
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会員の作品集を真剣に見つめる約布さん。
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中国撮影家協会会員の海来さんもよほど興味を持ったようで、作品集を食い入るように見つめていた。
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写真展を見に来てくれた鈴木紀夫事務局長の奥様。鈴木さんの作品の前で記念写真・・・・・・。
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塩崎同人の写真学校時代の同期と先輩と。本人の作品の前で・・・・・・・。
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左から鈴木事務局長、塩崎同人、海来さん、僕、約布さん、烏里さん。
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この日、写真家のバク斉藤さんの写真展「ヨーロッパの残照」のオープニングがあったので出かけた。彼は「風」、中国少数民族写真展の両方のオープニングパーティに参加してくれていたので無理をしてでも行こうと思っていた。会場はギャラリーイー・エム西麻布(03-3407-5075)。彼の交友範囲の広さもあって会場は超満員で、作品を見ることもできないほどであった。
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来場者と記念写真におさまるバク斉藤さん(右端)。彼は今回の写真展を「時代が流れ過ぎ突然、私は原風景をイメージした・・・・・」と言っている。
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中国写真家たちが宿泊しているホテルのある池袋に戻ってから遅い夕食に招待した。毎日毎日の飲み会で疲れていると思い、ゆっくりと琉球舞踊を鑑賞してもらいながら沖縄料理をと「みやらび」に誘った。琉球舞踊家の陽子さんと。
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琉球舞踊に興味があったらしくパチパチと写真を撮りまくっていた。来年に涼山へ撮影に行く話などゆっくりとできた・・・・・・・。
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最後は、日本のサラリーマンなどがよく利用する居酒屋へ案内した。この店は鮮魚が売りで混んでいる。2人とも刺身をはじめとした魚貝類をよく食べた。標高3000メートル近い山岳地帯に暮らしているのに「ハウツーハウツー」(美味しい美味しい)を連発しながら。 彼らの日本滞在は後3日間となった。最後まで体調を崩さず、日本と日本人をよく見ていって欲しいと思う・・・・・・・。

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