写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.373] 2011年10月24日 「上毛新聞」(10月26日付)に”矢島保治郎のチベット行の足跡を巡って”が掲載。「朝日新聞」(10月21日付・岩手版)、「日本カメラ」11月号、「PHPほんとうの時代」11月号に写真入で『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』の書評等が載った・・・・・。

 

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(東チベット地方の丹巴から30キロほど山岳地に入ったギャーロンチベット族が暮らす甲居村の全景。2011年9月20日撮影)

早いもので3月11日に起きた東日本大震災からまもなく8ヶ月になろうとしている。ことしも後2ヶ月余りだ。
8月からずーと旅と写真展が続き、今月は1日から13日まで「全日本写真連盟関東本部委員展」が朝日新聞東京本社ロビーのギャラリーで始まったのを皮切りに、5日からタムロン創立60週記念写真展がおこなわれた。そして僕が主宰している写真研究会「風」第2回展が目黒のギャラリーコスモスで30日まで。明日25日オープンとなる中国小数民族写真展が練馬区立美術館で今月いっぱいまでとなっている。この展示構成は僕が担当。今日から中国・涼山から写真家2人も来日するなどあれこれあって少々疲れ気味である。無論、人と会う機会が多くなるから酒も飲む回数が増える・・・・・。 正直、体力の衰えと歳齢を感じざるを得ない日々だ。秋の深まりとともに・・・・・・・。今夜は酒はやめよう!!

先月行ってきた矢島保治郎の足跡を辿る東チベット地方のことを書いた記事が「上毛新聞」の10月26日付に載載される。来年11月に計画している「矢島保治郎生誕130周年記念事業」も具体的に準備がスタートする予定だ。ぜひ、ご協力いただきたいと思っている。この7月に新潮社から刊行した『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』は、まだ再販にはなっていないが好評のようだ。新聞や雑誌などに書評や記事で取り上げられている。どれもが好意的に書いてくれているが、特に「日本カメラ」の評論家の上野修氏や朝日新聞の高田純一記者の記事はうれしい限りである。「PHP ほんとうの時代」11月号には、僕自身が3300字余り、写真とともに6ページにわたって「宮澤賢治のイーハトーブ紀行」と題して書いている。本屋さんでお手に取って見て頂ければ幸いである。   朝夕、めっきり肌寒くなってきていますので、くれぐれもご自愛下さい。  合掌

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(甲居村を案内してくれたギャーロンチベット族のオンツーさん28歳。3歳の男の子を持つお母さんだ。歌も踊りも抜群に上手い)

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