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[no.171] 2010年6月6日 梶原高男写真展、「第28回 写真集団・上福岡写真展」公開合評会に参加。長崎びわ、琉球黒砂糖など届く。


今週の後半は、めずしく出歩いた日が続き、たくさんの人たちと会ったので少々疲れ気味だ。そして今日もこれから出かけなければならない。フウ~・・・・・。一昨日は梶原高男写真展「カメラダイレクトプリントdeスクエア」(目黒・ギヤラリーコスモス、13日まで)のパティーに出かけた。梶原さんは、「日本カメラ」の編集長を長く務めた後、現在、大阪芸術大学の教授をしながら創作活動を続けている写真家だ。梶原さんとは、沖縄で一緒に講演をしたり、写真の審査をしてからの友人だからもう10数年前になる。いつも個展の案内をもらいながら都合がつかず失礼していたので、今回は出席したのだ。それにコンパクトデジタルカメラで撮影したデータをそのままダイレクトにプリントしたという作品にも興味があった。その美しいイメージのある再現性には正直驚いた。6X6版のポジフイルムで撮影したのか思ったくらいであった。「デジタルで撮った場合、絶対にデータを後でいじらないで、そのままポジと同じようにプリントすることがポイントだ」と強調する梶原さんの言葉に納得した。「ローデータで撮っておいて、コンピュターの中であれこれ処理を加えるのは邪道。だからデジタル写真は品格がないと批判され、再現性も劣るのだ。撮るときが全て、勝負だ!というのは、フイルムもデジタルも変わらない」ということがよく理解できた。パティーには写真家の木村恵一さんをはじめ、たくさんの人たちが来ていた。



昨日の5日は、僕が創立以来、顧問をしている「第28回 写真集団・上福岡写真展」(アトレ川越・045-226-1111、9日まで)の公開合評会だった。開始の午後3時には、会場は50人程の人でいっぱいであった。展示作品の一つ一つを約2時間かけて講評した。みなメモを取ったりして熱心であった。6時から希望者で讃岐うどんをたべながら懇親会をやった。他の2つの写真の会のメンバーも参加して盛り上がった。家に戻ると長崎の写真家の山崎政幸君から叔父さんが作っているという「長崎びわ」を送って来てくれていた。すこし小粒ではあるが新鮮でとても美味しかった。また沖縄からは、シンガーソングライターの凡子から僕の大好物の「琉菓真帆」の島黒砂糖などを送ってきていた。僕は白砂糖は一切食べないが、この黒砂糖だけは、必ず常備しているのだ。豊富なミネラルはもちろんだが、殺菌性も高いのだ。低血糖の処置などにもいい。彼女はそれを心得ていてくれて、在庫が少なくなる頃には送ってきてくれるのだからありがたい。山崎君、凡子ありがとう・・・・。凡子の沖縄・那覇ライブは超満員で大成功だったという。今度は7月にやはり沖縄の中部で第2弾目のライブを開催するという。ご期待ください!


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