写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.170] 2010年6月4日 「日本写真家ユニオン 第5回オリジナルプリント展」、6月15日(火)まで銀座・ギャラリー新居で開催。


6月3日から6月15日(火)まで、銀座の「ギャラリー新居」東京店(03-3574-6475)において、日本写真家ユニオン(JPU)第5回オリジナルプリント展が開催される。昨日はそのオープニングパティーだった。それに先立ってギャラリー・アートグラフの津田洋甫写真展「やくすぎ」、キャノンフォトギャラリーの菅井日人写真展「真鶴・貴船まつり」を見た。そして久しぶりに「銀座百点」編集部に寄って今度、暑気払いでもやりましょうと編集長と話をしてきた。パティーは18時から始まった。余り広くない会場は、僕が到着したときにはすでにいっぱいで熱気に溢れていた。今回の出品者は、水越武さん、長野良一さん、杉山晃三さん、橋本文夫さんら6人である。モノトーンの美しいプリントが所狭しと並んでいた。





隣の席で盛り上がっていた若い女性たちと一人のおじさんをパチリ


この展覧会は、僕がJPUの専務理事をしていた時に、当時、理事長だった丹野章さんとギャラリー新居の社長とで何度か話し合い事業活動のひとつとして、はじめたものであった。それを仙台在住の佐藤浩視君が引き継いでくれている。彼は現在JPUの理事であるが、日本広告写真家協会(APA)の東北支部長も務めている。もちろん日本写真家協会会員(JPS)でもある。この日、JPS名誉会員の芳賀日出男さん、丹野章さんの大先輩をはじめ、写真家、メーカー、出版社、写真業界の関係者など大勢かけつけ、遅くまで写真談議がはずんだ。二次会は、日本中国写真芸術研究会会長の佐藤成範さんとJPS,APA会員の山口一彦君と有楽町のガード下の「さつま」へ行った。1年前に、この店で知り合った2人がパティーに顔を出してくれたのがうれしかった。10ヶ月ぶりの再会に乾杯をして旧交を温めた空梅雨の夜であった。

このウェブサイトの写真作品、文章などの著作権は小松健一に帰属します。無断使用は一切禁止します。