来年、2015年はベトナム戦争が終結して40年。そして報道写真家・石川文洋さんがベトナム戦争を取材して今年で50年を迎える。来年7月沖縄での開催を前に、横浜にある日本新聞博物館で石川文洋写真展「ベトナム戦争と沖縄の基地」が25日から始まった。ベトナム戦争は、沖縄で訓練を受けた米軍兵士が戦地へ行き、爆弾を満載したB52が連日嘉手納基地から出撃していった。当時、「沖縄がなければ米軍はベトナム戦争を戦えなかった」と言われるほど、最大の後方基地であった。
ベトナム戦争は唯一、後にも先にも世界中のジャーナリストが自由に最前線まで行って取材ができた戦争だった。それゆえに日本人14人を含む多くの写真家や記者が命を落としている。ベトナムでは現在も枯葉剤の後遺症や不発弾に苦しむ人々が多数存在しているし、沖縄では今だ米軍基地問題で揺れている。今回の写真展は、地上戦を経験しているベトナムと沖縄の過去と現在を追い続けている文洋さんの作品、ベトナム105点、沖縄50点が展示されている。
文洋さんは「太平洋戦争の敗戦から70年を迎える平和憲法の国・日本が、戦争のできる国へと歩みだそうとしている今日こそ、写真展を通して、戦争の実態と平和を真剣に考えて欲しい」とこの写真展に寄せる思いを静かに語った・・・・・・・。
26日午後1時から志木市立柳瀬川図書館で、恒例の武蔵野市民学校映画○学ぶ会が20数名の参加でおこなわれた。この日はインド映画「きっと、うまくいく」の上映とインド・ネパールに12年間暮らしている韮塚由紀ちゃんのお話だった。由紀ちゃんは子どもの頃から良く知っている近所の友人の娘さんだ。
映画は、170分という長編だったが、まったく飽きさせることなく、笑いあり、涙ありの3時間だった。現代社会がかかえている問題を鋭く批評をしながらも、青春の持っているエネルギーと楽天性とで難題を力を合わせて乗り越えていくと言うストーリー。正直、僕も見終わったあと感動した。何よりも爽やかな心持になれた映画だった・・・・・・・・。上映後、10数人が残り、由紀ちゃんの話を聞きながら質問をしていた(写真)。
◆11月8日(土)13;30~志木市立柳瀬川図書館(東武東上線・柳瀬川駅徒歩4分) 18:30~にいざほっぷらざ(同線・志木駅直結)[小さなシネ・フォーラム]長編ドキュメンタリー映画「シロウオ」上映会とかさこ監督を囲んでのディスかション ぜひ、ご参加ください~!☆!