「反核・写真運動」は、1982年3月19日に日本の写真人約550人がよびかけ人となって設立したもの。目的は思想、信条、政治的立場を越えて、世界に核兵器の廃絶を訴え、日本国政府に対しては「非核三原則」の順守を求める。同時に世界の写真家、写真関係者に核廃絶のための行動を働きかける。また、被爆直後の惨状とその後の被爆者の苦しみの記録を総括的に収集して、写真集の出版、写真展の開催などを通して核兵器の廃絶を訴えることにある・・・・・・・・・。
僕は創立当時から係わっており長い間、運営委員をしてきた。現在も事務局を兼ねた責務を引き受けている。上の写真は、1995年8月に新たに原爆投下直後の広島、長崎の写真が発見された時のもの。左の写真の右端は、原爆投下された16日後の1945年8月25日に長崎に入り、その後広島にも入って撮影した当時、朝日新聞写真部記者だった松本栄一さん。真ん中の写真の中央は、父親が撮影した写真のネガを提供してくれた遺族の方。他は、僕をはじめ同運動関係者と共同通信社の記者。左の写真は発見された写真。(東京・新宿で)
★どなたでも自由に参加できます。参加費は無料。問い合わせ:080-4291-4904(兼岡)まで。