写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.395] 2011年12月17日  創立59年目を迎える琉球料理店「みやらび友愛会」、松本徳彦・木之下晃・英伸三「300歳の会」3人展オープニングパーティ、第125回 「一滴(しずく)会」句会と3日間連続で参加・・・・・疲れた~!!☆

 

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発起人を代表して元岩波書店の編集者Gさんがごあいさつ。
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みやらびのスタッフによる琉球舞踊が繰り広げられた。
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参加者が飛び入りで三線や八重山太鼓など披露した。
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 15日、家で独りでくすぶっていても、グダグダとろくな事を考えないからこの際、師走の街に出てパ^ッーと行こうと毎年暮に開いている池袋の琉球料理の店「みやらび友愛会」に出かけた。僕はいつも発起人に名を連ねているので出ようとは思っていたが、正直体調も優れなかったし気が進まなかった・・・・・・。来年で「東京から琉球の文化を発信させよう」と池袋の地で店を先代がはじめてから59年になるという。僕も初代の店の頃から通っているからかれこれ30数年にはなる。何かとお世話になっているので「えいや~」で来たのである。
前日体調が悪いから・・・・と電話していたのでみんな心配してくれた。そして泡盛を飲み、琉球料理を食べ、舞踊を鑑賞し、みんなでカチャシーを踊り、歌っていたらすっかりと元気になってしまった。初めての人とずいぶん話した。僕の最新刊の本も7冊売れた。来てよかったと思った次第である・・・・・・・。

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発起人であり9月に一緒に東チベットへ行ったKさんと2次会へ。結局この日は午前様となり申した・・・・・・。


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あいさつに立った社団法人日本写真家協会田沼武能会長。
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会場は写真家をはじめ写真業界の人たちで満員だった。
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翌16日は、写真家の先輩である松本徳彦さんと木之下晃さんと一時期塾生として学んだ英伸三さんの3人展のオープニングパーティに行った。会場は新宿御苑前のアイテムフォトギャラリー「シリウス」だったので新宿二コンサロンへも寄るつもりでいたが、夕べの泡盛がたたってぎりぎりまで家にいるはめとなった。3人ともそれぞれに親しいのでこれには参加せざるを得なかった。
上の写真は前列右から木之下晃さん、木村恵一さん、山口勝廣さん、後列左から島内英祐さん、松本徳彦さん、日本写真文化協会会長の大石直臣さん、一人おいて英伸三さんである。今回の3人が50歳のときに奥様も同じ昭和11年生まれだったことから「300歳の会」を作ったのだそうだ。今年75歳になって6人の合計が450歳になったのを記念して、それぞれが20代の時の作品と現在の作品が並べてあって興味深かった。

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僕は少し顔を出してあいさつだけして早々に引き上げた。この日8ヶ月ぶりに友人のMさんと銀座で忘年会をすることになっていた。パテー会場では何も食べていなかったので、久しぶりに銀座の路地裏にある三州屋へ行った。この店は魚が旨いので以前はよく来たものだ。久しぶりで来たが今も安くて美味しかった。Mさんは熱燗で日本酒7合を軽々と空けた。
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いつも満席だったがこの日は珍しく席が空いていた・・・・・・。みつばのお浸し、里芋のから揚げ、カツオの刺身、とこぶしの刺身、カキフライ、鯛かぶとの酒蒸し、なまこ酢・・・・・どれも旨かった。
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俳人の鈴木真砂女さんが開いていた小料理屋「卯波」があった場所は更地になって時間貸しの駐車場となっていた。しかし路地に入る角にあったお稲荷様と大きな銀杏の木は健在。今年はじめて紅葉らしい紅葉にめぐり合えた。真砂女さんが健在だった頃、何度かおじゃましたことがあった。写真家の水越武さんもこの店が好きで通っていた。一度一緒になって、真砂女さんが流氷が見たいということで盛り上がって、水越さんが案内してくれて僕が写真を撮り、彼女が句を作って発表しようと同席していた朝日新聞社の編集者が企画するということになった。朝日新聞社の若い写真部員が、僕らの記念写真を撮ってくれた。なかなか写真を送ってくれないので、後日その編集者に尋ねたら、失敗して写っていないということだった。何をしているんだ!と叱りたくなったが後の祭り。 僕にとっては記念碑的な写真になったかもしれないのに・・・・・・・・。そんな昔の事を思い出した夜であった。

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その足で今度は有楽町の路地のそのまた奥の路地にある店にいってみた。先々代、先代と通ったが、現在は直接には関係の無い人がこの店をやっているので、店のコンセプトは全く変わってしまった。しかし店内のたたずまいにはまだかっての面影が残っている。この店で終電近くまで飲んで解散したのである。豚筋の煮込みをフランスパンに付けて食べるのが旨かった・・・・・・・。


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17日は、俳句同人「一滴会」の125回目の句会に出席した。基本的に月に一度の句会だからもう10年以上は続いてきたことになる。よくやってきたと思う。この間には、亡くなられた方もいるし、遠方の方たちの参加も年々減ってきている。ご他聞にもれずこの会も高齢化が進んでいるのだ。同人も最盛期からみると半分以下になった。この日は、句会の終了後は恒例の忘年会だったが参加者は19人と少し寂しく感じた・・・・・・。
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岡井輝生代表と同人たち。
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選者の中原道夫さんと。
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2011年度優秀賞ならび新人賞を受賞した同人たち。ちなみに僕は出席率が悪いので賞には入ったことがない。
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懇親会に駆けつけて来た今や人気の板見浩介同人と・・・・・・・・。
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岡井代表が「井筒部屋の歌」を披露。この店はちゃんこ鍋で有名な「井筒」。いつもだと主人が得意の喉で相撲甚句を朗々と歌ってくれるのだが、この日はお客さんが満員で残念~。
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いつも記録担当を務めてくれるアサヒペンタックスに勤務している池永一生同人。
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記念写真を僕もパチリ!☆!この日の句会には僕は次の三句を投稿した。

たれこめし雲間にひかり久女の忌   (中原選準特選・5点)    線量計握る皺の手畑凍てる   (5点)
耳底にぐわぁんぐわぁんと師走なり   (2点)

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中原道夫選者を囲んで、この日参加した女性同人たちで記念写真。
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一次会終了後、有志で中原さんを囲んで2次会へ。2次会はいつも行く大将と女将が俳句をしている店「いそむら」へ。新橋の井筒では鳥料理と鳥ちゃんこ鍋だったので、少し刺身など魚料理と葉物料理で一杯やった。僕は焼酎一本だがみんなは〆張鶴の美味しい生酒をやっていた。その後、地元の宝海同人が合流して、銀座の常連の店へつれて行ってくれた。ビルの中はどの階の店も満員で賑やかだった。景気が悪い悪いとシャバは大変な思いをしているのに、この界隈は”別世界”のような感じだった。僕も「郷に入れば郷に従え・・・・」の例えのように、乗るしかないと思いっきりはしゃいだのだ。中原さんも美声で歌っていた・・・・・・・・。
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終電が間にあわなくなるので家が遠い僕と中原さんは111時半に一緒に出た。残りの同人たちはさらに店を変えて4次会へと深夜の銀座の巷を流れていった・・・・・・・。有楽町駅周辺のイルミネーションが真っ赤だったので・・・・・。

今日は飲まないと決めたが明日、18日が地元の「きずな寄席」の世話人会の忘年会、19日が9月に東チベットへ行ったメンバーで懇親会、21日が写真集団・上福岡の忘年会、22日は弟が上京し新宿で飲む、それに28日が僕が毎年主催している「最後の望年会」とまだまだ続く・・・・・・・・。これ以外にも編集者との打ち合わせなども予定しているので年内あわただしい。ここ5~6年前から忘年会やパーティなどは極力参加しないようにしているのだが、それでも・・・・・・・。みなさんもあんまり体調はご無理なさらないようにしてくださいね。(お前には言われたくないよ~と叱られそう)

 

[♪ありがとう♪ ありがとう♪ ありがとう♪]

☆福岡のTさん ご飯のおかずには最高の「かねふくのからし明太子」 ☆岡山のTさん 芋焼酎のお湯割りの肴に抜群の瀬戸内のさよりの干し物セット・・・・・・・・・     合掌 

 

 

 

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