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[no.322] 2011年6月18日  ライカ銀座店 5周年記念レセプションに出席~☆~写真集『心のふるさと 雲南』、『宮澤賢治 雨ニモ負ケズという祈り』の最終色校正、「週刊新潮」(6月23日発売)のグラビア校正が終わったぜよ~!☆~!

今日はあの大災害をもたらした東日本大震災が発生してから100日となる。今日も余震が続いた。いまだ避難所で暮らしている人たちは9万人を超えているし、行方不明者も9000人を超えているのが現状だ。福島原発事故にいたっては、その解決どころが実態させわからない・・・・・・・。声にもならない胸のうちの叫びが渦巻いているような気がする・・・・・・・・。 合掌

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6月16日、午後2時から新潮社へ行って色校の再校を見た。印刷所の製版担当者にも来てもらって僕のイメージを直接に伝えた。これが最終的な打ち合わせとなる。後は本刷りの立会いだ。「週刊新潮」のグラビアページの原稿を渡して構成の確認を済ませた。
夕方6時前に銀座のライカ銀座サロンの5周年記念レセプションの招待状が来ていたので顔を出してみた。知っている写真家は少なかったが、野町嘉和さん、中谷吉隆さん、松本徳彦さん、吉野信さんらと話をして早々と引き上げた。久しぶりの銀座の夜。この日が友人の命日で1周忌と言うのでよく行っていた店を2軒ほど廻って家路に向かった。
上の写真は、僕の愛用のライカM4。まだベルリンの壁があったころのドイツの通称"カメラ通り"で求めたもの。もう26年も前のことである。後はライカ銀座店で、おみやげにもらったライカを形どったチョコレートとヘミングウェイとキャパの17年間をキャパが撮影したヘミングウェイの写真を軸に2人の出会いと交流を集大成した『PAPA&CAPA』(山口淳著)の一冊だ。
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野町嘉和・榎並悦子御夫妻。僕がカメラを向けると野町さんもコンパクトカメラで写真を撮った・・・・・。
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カメラを構える社団法人日本広告写真家協会(APA)の善本喜一郎常務理事と同理事の永嶋勝美さん。永嶋さんはオリジナルプリントの展示・販売に力を入れている写真家だ。
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翌17日も田中四郎写真集『心のふるさと 雲南』の最終的な色校正と表紙カバーの色校正に印刷所へ出かけた。右端上が柄見本と表紙カバー。左端が「週間新潮」のグラビアの色校ゲラ。この日もこの後、新潮社へ行って写真の一部差し替えと文章校正に行ったのだ。真ん中の5ページがとんばの本『身沢賢治 雨ニモ負ケズという祈り』の一部。すべての作業が終わった後、独り神楽坂で祝杯をあげた。家の最寄り駅に着いたらまだ日が明るいのでもう一杯と思っていたら地元の友人たちにつかまり後は、いつものコースで3軒のハシゴ・・・・・・。でも今日から3日間、禁酒し篭もって原稿書きがあるので4軒目は断わって午前様になるまえに家に帰還したのである・・・・・・・・。

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