
3月3日は雛祭り。我家でも干支の兎のお人形を飾ってささやかな雛祭りをした。毎年この日は、房総の生蛤を買ってきて蛤のお吸い物を作る。

今年も女子の幸福・成長を祈って美味しくいただいた・・・。

3月5日。今回から朝霞市産業文化センターで、写真研究塾「風」の例会をすることになった。安く、駅から近く、駐車場も広い。珈琲や食事も研修室まで運んでくれる便利な場所だ。

9月28日から10月4日、新宿御苑前のアイデムフォトギャラリーシリウスで創立15周年記念 写真研究塾「風」写真展が決まっている。高田昭雄、並木すみ江、中村咲、塩崎亨、眞月美雨各同人、出口信一会員の作品を並べてこれからどう展開していくかを話し合った。また今回は参加できなかったが、入塾希望が出ている水谷栄一さんの「サハラ蒼氓」120作品もみんなで鑑賞した。

写真は、沖縄在住の出口会員の新作。並木、塩崎、眞月同人の3人はまだ作品への取り組みが弱いということで、この6月に沖縄へ取材に行くことになった。出口君は鹿児島・屋久島へ取材に行く。

例会が終わった後、最寄り駅前の居酒屋で反省会をした。熱い写真談議で盛り上がった・・・。

3月7日、渥美顕二写真展「幻想サハラ」を見に六本木に行った。かれこれ20数年ぶりの再会だった。日本写真家協会でかっては理事をした仲間だった。その後は北海道の富良野に自らの写真を展示した「丘の写真館」をオープンして美しい北海道を撮っていたが、いつの間にかサハラにも行っていたようだ。1986年からだからかれこれ30数年は通ったという。80歳になったというが、昔と変わらぬ若々しいパワーの持ち主であった。

知り合いの陶芸家の作陶展、「藤村州二展ー啓蟄の茶陶と器ー」に新宿の柿傳ギャラリーへ行った。僕の親しかった陶芸家の坪島土平さんのお弟子さん。土平さんは昭和の光悦と言われた川喜田半泥子の唯一の愛弟子である。彼はその窯を引き継ぎ守っている。

作風は師匠の坪島土平の陶器に似て来ている。

彼が初めての個展をした時に、土平さんに「小松さん、よろしく頼むね・・・」と紹介された時だから、出会いからかれこれ20年ほどになるだろう。

泡盛や黒糖酒に合う酒器で、丁度手頃なものがあったので求めた。初個展の時に盃を求めた以来だった。昨年夏、大阪・難波の僕の個展に奥様とわざわざ三重から来てくれたお礼も少しはある・・・。