旅の初日の夜、これからの旅の安全と良い取材が出来ることを祈りセルフポートレートを撮る(SIGUMA DP1)。
2日目は大涼山の山麓の町・美姑へ向かう。途中の峠で大雪山脈の主峰・ミニヤコンカ(7556m)がくっきりと見えた。幸先の良いスタートだとこの時には思えたのだが・・・・。 (撮影をする咲さんと美雨さん)
翌朝、6時に起きて10キロほど離れた集落へ向かう。烏里君の友人であり、僕も3度ほど会っている中国撮影家協会会員のWさんの実家のある村だ。彼はイ族文化研究家としても著名だ。撮影を終えて町に戻り朝食を取った。どの家々も正月を迎えて、豚を絞め料理の準備をしていた。毎日毎日、豚の激しい悲鳴と豚を焼く煙と臭い・・・。 少々かわいそうになったりもしたが、それでも毎日食卓には豚料理が並んでいた・・・・・。
布扽から西昌へ行く途中の普格での昼食・・・・。
いよいよ最後の取材地・西昌市へ。280kmの行程である。途中の村を撮影する眞月美雨さん。 (第2回につづく)