東京の櫻が満開になって咲き誇っている3月26日、昨年の暮れに突然亡くなった写真家・東松照明さんを偲ぶ会が、六本木にある国際文化会館において行われた。発起人には東松さんと一緒に「VIVO」のメンバーだった丹野章、細江英公、奈良原一高、川田喜久治さんに、写真評論家の福島辰夫さん、後輩にあたる森山大道、荒木経惟さんたちがなっていた。会場は東松さんと生前親しかった縁のある人々でいっぱいだった・・・・・・・。
東松照明さん、どうか安らかにお眠りください。 僕らがあなたの残してくれた遺産をしっかりと学び、継承していくことを誓いますから・・・・・・・・・・・・・。 合掌
東松さんの奥様である泰子さん。房総に住んでいた頃からだからもう20数年前からの知り合いである・・・・・・。東松さんの遺志を継いで「東松照明オフィス INTERPACE」の代表として沖縄の地でがんばるとおしゃっていた・・・・・・・・。ほろ酔い気分で外に出ると国際文化会館前の庭の櫻は満開だった。夜桜見物と洒落込んで見上げると満月に近い朧月だった。このところ星座も月もとんと拝めなかったのでなぜかホッとした・・・・・・。朧月夜を楽しみながら塩崎君と麻布十番まで散歩したのだった・・・・・・・・。