今日であの甚大な被害をもたらした東日本大震災が発生してからちょうど2年目だ。無常ではあるがあまりにも歳月のすぎるのは早い。死亡者15,881人、行方不明者2、668人、負傷者6、142人、いまだ避難生活を送っている人は約315,000人である。この他に福島原発事故以後、その関連で亡くなった方は福島県内だけでも1,000人を越えている・・・・・・・。途方も無い被害である。
しかし、東京電力も政府与党も行政も責任を負わず、何ら解決の道を指し示すどころか、復旧・復興への道筋さえ明確にしていないのが現状である。怒りを通りこして哀しくさえなる心境である・・・・・・・。人間のおろかしさ、傲慢さ、貪欲さを端的に現わしている事象だといえるだろう。僕も責任がある人間の一人として、「原発問題」は何としても解決の方向に行くように行動していかなければと切に思っている・・・・・・。
2年目となったが亡くなられた御霊と、いまだ行方不明の方々の早期発見と、故郷へ戻れずに避難生活を送っているみなさんが一日も早く本当に安心した生活が送れますよう心から祈り、願うものである・・・・・。 合掌
井の頭公園で。
上毛新聞2013年3月7日付に、現在、伊勢崎市でおこなわれている「探険家 矢島保冶郎展」の記念講演として僕がおこなった内容が「人・声」の欄で大きく紹介された。3月になってすでに会場の赤堀民俗資料館には、約1000人の入場者があるという。いままで年間平均が4000人余りというからすごい数字だと館のスタッフは喜んでいる。