写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.556] 2013年3月14日 太陽と大地の愛情と生産者の情熱がたっぷりと注ぎ込まれた土佐・夜須のトマトが届く。鈴木一雄写真展「櫻乃物語」(新宿ペンタックスフォーラム・3月25日まで)オープニングレセプションへ出席した・・・・・。

 

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僕の大好きな土佐・夜須のトマトが今年初めて届いた。もう土佐ではトマトの出荷の季節になったのだ・・・・・・。生産者の福永誠道夫婦は脱サラをして10年ほど前からトマト栽培一筋に生きてきている。彼が暮らしている高知県香南市夜須町は、日本でも有数の日照時間が長い土地だ。それらを最大限に生かしてトマトを作っている。真っ赤に実ったトマトは糖度が高く、歯ごたえがある。それでいて昔、路地栽培で食べたトマトのような懐かしい味と香りがするのである。僕はこのトマト味を知ってからは、他のトマトが食べれなくなってしまい閉口している。 JAとさかみ http://www.tosakami.or.jp/ で注文でき全国発送しているので一度、ぜひ食してみてください。トマトに対する先入観が吹き飛びますこと間違い無しですよ~☆!

僕はさっそくこの夜須のトマトと上州のほうれん草にオリーブオイルをかけ、さらに瀬戸内のしらす干しとゴマをまぶした生サラダを作ってみた。もう一品は信州のエレンギと夜須のトマトをベースにキクラゲ、ほうれん草、もやしのバター炒めを作った。隠し味に豆腐を塩漬けにして発酵させた腐乳と中国・四川の山椒を使った。二品とも夜須のトマトの風味はそこなわず美味であった・・・・・・。写真を撮っておけばよかったね。ごめんなさ~い。

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3月13日、新宿三井ビルにある「季膳房」において、鈴木一雄写真展「櫻乃物語」のオープニングレセプションが開かれた。著名な写真家をはじめ、全国から200名を超える出席者で会場は熱気に包まれていた。鈴木さんとはあんまり深い付き合いはなかったが僕と同じ年ということもあり、、ここ数年親しくしている。僕の個展にもよく来てくれるが11月に前橋で開催した時には、わざわざ駆けつけてくれてうれしかった。
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鈴木さん、熱烈なファンに囲まれて。今回の「櫻乃物語」は人間と櫻の係わりを表現したかったと述べた。
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写真家・木村恵一さん、高井潔さんと、諏訪から参加した「フォトコン」藤森編集長の両親・藤森順二さんご夫妻。藤森夫妻も写真家として知られている・・・・・・・。
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フォトエディターの堀瑞穂さん、「アサヒカメラ」編集部の山田さん、写真家・佐藤秀明さんの生徒さんと。
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「フォトコン」編集部の横井麻衣さん。今の僕の編集担当者は、坂本太士副編集長だが、その前は彼女が担当だった。「アップ過ぎませんか・・・・・・」と微笑みながら撮らしてくれた。ありがとう・・・・・・・。
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会があまりにも賑やかなので、早々に引き上げて二次会へ行った。右から写真家の烏里烏沙君、フォトエディターの板見浩史さん、堀瑞穂さん、写真家の榎並悦子さん、「アサヒカメラ」編集部の山田さん、フォトプロデューサーの斉藤美樹さん。
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榎並悦子さんは写真家の野町和嘉さんの奥様でもあるが、写真家としていい仕事を随分と残している。彼女が上京したての若い頃から知っているので感慨深いものがあった・・・・・・。
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現在、榎並さんの写真集の編集をしているという堀さんと。堀さんは「アサヒカメラ」時代は名副編集長といわれていたベテラン編集者だ。

 

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