写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.383] 2011年11月21日 平成23年度「ぐんまの山村」フォトコンテスト審査委員会が無事終了。上州が生んだ明治の探検家・矢島保治郎生誕130年(2012)記念事業の打ち合わせが、有志によって前橋で開かれた・・・・。

 

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17日午前中から群馬県前橋市へ新幹線で向かった。この日午後からおこなわれる平成23年度「ぐんまの山村」フォトコンテストの審査委員会に参加するためだ。11時過ぎに高崎に着き、群馬県庁の担当者の迎えの車で会場の県庁へ。県庁の最上階にあるレストランで僕の好きな石焼カレーを食べた。上の写真は、その席からの上州の風景。坂東太郎こと利根川の流れに白雪の谷川岳をはじめとした上越の山々が一望できる最高のロケーションである。右側は赤城山が連なり、左側には榛名山、浅間山、妙義山が連なっているパノラマの展望である。この絶好の風景を見ながらバングラデシュ出身のコックが作る本格的なカレー料理を堪能するのは悪くない。それも安価でお薦めだ・・・・・・・。
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午後1時から始まった審査委員会は、審査委員長の僕のほかに、群馬県企画部長、群馬県企画部地域政策課長、全国山村振興連盟群馬県支部長・神流町町長、同連盟副支部長・中之条町町長の5名でおこなわれた。1次審査、2次審査と厳正な審査は進んだ。
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最終審査になると各審査委員たちも一層熱が入る。最優秀賞、優秀賞、県教育長賞など特別賞や入賞、佳作など44点が決定した。来年2月1日から5日まで群馬県庁1階ロビーのギャラリーで写真展と受賞式がおこなわれる。僕も出席して総評と作品について合評をすることになっている。作品の巡回展は、県内や銀座でもおこなわれる予定だ。今年の入賞作品は例年よりもさらにレベルが高くなっていて、審査委員たちも各賞の選定に悩み、うれしい悲鳴をあげていた・・・・・。
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審査が終了して外を見るともうすっかり陽は傾いていた。正面右側が榛名連山、奥の一番高く見えるのが浅間山だ。手前の光る川面は利根川。
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この日夕方から来年、生誕130年となる上州出身の探検家・矢島保治郎の記念事業について有志の人たちに集まってもらい相談することになっていた。株式会社朝日印刷工業社長、前群馬県立土屋文明記念文学館館長、上毛新聞社論説委員、それに矢島保治郎の娘さんにも遺族として参加してもらった。来年11月に向けて具体的にどう活動していくかが中心に話し合われた・・・・・・。(上の写真は話し合いの会場の「ノイエス朝日」で18日から始まるガラス工芸の展覧会の作品)
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話し合いが終了してから場所を変えて夕食をとった。弟の小松勝三にも群馬県の倫理法人会の専任幹事をやっている関係で県内に人脈を持っているので参加してもらった。話は文化から政治の話までにおよんで楽しかった。酒もまたよく飲んだ・・・・・・。

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