
師走のとある日、江成さんから手書きの封書が届いた。それがこのパーティーの案内状であった。1月9日午後6時から新年会を兼ねてやるので、ぜひに来てくださいと結んであった。 左から江成常夫さん、田沼武能さん、熊切圭介さん。こんな日本写真界の豪華メンバーがそろうのは、滅多にないので撮らしてもらおうと声をかけたら、弟子の眞月美雨が「先生も入ってください~!」と言うので大御所と並んで記念写真。美雨も緊張していたのか、3カット撮って使えたのは上記の写真だけ。無理もないか・・・。 でも背後には、4色の虹のようなオーラまでもが写っているから凄い・・・。

写真家は少なく、業界、マスコミ関係者が圧倒的に多かった・・・。

なかでも女性写真家は沼田早苗さんだけだった。しばらく昔話など色々な話が弾んだな・・・。

江成さんの写真展へ行く前に、新宿御苑前のアイデムフォトギャラリー「シリウス」で開催している野町和嘉写真展「異境エチオピア」をみて、四谷のポートレートギャラリーでしている中村征夫写真展「極夜 地球最北の村、シオラパルクへ 1977」に寄った。そうしたら中村さんがいた。毎日会場に来ているという。「僕自身の写真展だもの・・・」と笑って言った。
僕が3年間担当していた奄美市美術展覧会の審査員を今年から中村さんにバトンタッチしたということもあり、30分程色々な話をした。僕も20数年前に人間が暮らす地域でマイナス72度という世界一寒い土地として知られるシベリアのオイミヤコンへ取材に行ったことがあると話すとビックリしていた・・・。 写真は、中村さんのファンでもあるという写真家・眞月美雨さんと会場で。