写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.1025] 2017年4月25日  写真研究会「風」2017年度のスタートを飾る例会が開かれた。『宮沢賢治の真実 修羅を生きた詩人』(今野勉著・新潮社刊)のささやかな”出版慰労会”を開く・・・。

 

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梅雨明けのような晴れ渡った4月23日、渋谷駅近くの渋谷区立勤労福祉会館で、写真研究会「風」の新年度の第1回目となる例会が開かれた。この間、「ライカGINZA SIX」のオープニングレセプションや第189回「一滴(しずく)」句会など欠席をしていたが、「風」は僕が主宰しているため、万障繰り合わせて行かなければならない・・・。
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この日は、岡山、香川、愛知、埼玉在住の同人・会員4人が欠席したが、他の8人は参加した。今期から入会し、長野・飯田市から通って来ることとなった橋都とみ子さん(左端)も2日前に中国・貴州省の取材から戻ったばかりなのに写真約150枚を持って参加した。
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左から事務局と「風通信」編集長をしている鈴木渉同人、並木すみ江同人、海野裕士会員、橋都とみ子会員、塩崎亨同人、長谷川俊樹会員、大久保美帆会員、眞月美雨同人。
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約4時間におよぶ研究会。多くメンバーが近いうちの個展を目指しているので、作品数も多い。構成やタイトル、作品内容を示す文章などにも話は及んだ・・・・。
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研究会が終わった5時過ぎから居酒屋で交流反省会を全員の参加で行い、新入会員となった橋都さんの歓迎と大久保さんが京都造形大学に入学したことを祝って乾杯した。その後、2次会は道玄坂の老舗蕎麦屋で、盛そばを肴にダッタン蕎麦茶割りを呑んだ。「風」の会友である写真家の烏里烏沙君も途中から駆けつけてくれ、一緒に呑んだのである。
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2月25日刊行されたばかりの『宮沢賢治の真実 修羅を生きた詩人』(今野勉著・新潮社)。定価は2.000円+税。プロデューサー・演出家・脚本家である今野勉さん渾身の400ページにもおよぶ大作である。この本の表紙の写真を僕が提供したのだ。
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そんなこともあって編集担当の出版企画部ノンフィクション編集部の堀口晴正君と同じ編集部で2011年に僕の写真と重松清さん、澤口たまみさんとの共著で新潮社から刊行した『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』の担当編集者だった岡倉千奈美さんとで、お世話になったからと僕の慰労会を催してくれたのである・・・。 感謝~!☆  
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最初は四川料理の店。2軒目は馴染みの琉球料理の店「みやらび」へ。女将で琉球舞踊家の川田功子さん、琉球舞踊家の崎山陽子さんたちと話は盛り上がった・・・。お疲れさまでした。  合掌

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