写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.1024] 2017年4月22日 ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展~16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えてー(東京都美術館/7月2日まで)の開会式・特別内覧会・レセプションに出席した。第42回木村伊兵衛写真賞授賞式・パーティに参加した。「写真集団・上福岡」4月例会が開かれる~!☆

 

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僕のアトリエのすぐ近くには、江戸時代には水運事業で栄えた川が流れている。写真の左上辺りが船着き場となっていて武蔵野をはじめ、関八州、遠くは甲斐、信州などからの米や炭などたくさんの物がここに集積されて江戸に船で運ばれていた。

日が傾きかけた頃、ぶらりと散策してみると以前は僕がよく釣に行っていた釣り堀はなくなっていた。美味しいうなぎを食べさせた川魚料理屋、蕎麦屋なども消えていたのだ。もうそんなに時が流れたのだろうか、とあらためて歳月の重みを知ったのである・・・・。

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写真家の眞月美雨さんが退院以来、初めての外出。銀座の写真弘社へプリントチェックに行くと言うので付き合った。僕も用事があったからだ。丁度昼食の時間だったので退院祝いを兼ねてささやかなランチを食べた・・・。
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上野公園で「バベルの塔」展のポスターの写真を撮っていると偶然に、工科大客員研究員の遠藤英湖さんとお母さんに会った。今年になって初めだったの記念写真~!
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開会式。主催者を代表してあいさつをする朝日新聞社代表取締役社長・渡辺雅孝さん。
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テープカットをするオフィシャルサポーターの雨宮塔子さん(中央)をはじめ、東京都美術館館長、オランダ王国大使館主席公使、ボイマンス美術館理事など主催者の代表たち。
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左の英湖さんのお母さんは、長年外交官の妻として、その後は外務副代大臣まで務めた夫を支えた優しいが、心強い人でもある・・・・。

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四大ラテン教父の像(1480年頃の制作・作者はアルント・ファン・ズウ”ィレと言われている)
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展覧会会場に作られた「バベルの塔」(1568年頃の制作)の一部をコピーした壁。この他に奇才ヒエロニムス・ボスの貴重な油彩画2点も初来日して展示されている。奇想天外な怪物たちが跋扈する独創的な世界のボスの画風には圧倒された・・・。
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東京藝術大学COI拠点が「バベルの塔」を立体化し、プロジェクションマッピングをしている。芸術と最先端技術を融合して芸術の傑作に迫る作品は見ごたえがあった・・・。7月2日まで。東京藝術大学Arts&ScienceLAB. 1Fエントランスギャラリー(無料)
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美雨さんは用事があるというので別れ、英湖さんと第42回木村伊兵衛写真賞の授賞式・レセプションへ行った。今年からは会場が変わり、毎日新聞社近くの如水会館となった。右端は市川泰憲さん。
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今年度の授賞者、原美樹子さん。作品名は「Change」だ。授賞式に参加した多くの著名な写真家から「意味が理解できない」、「何がいいの・・・」、「こういうのが流行りなの?」、「感想の言いようがない」、「審査員も含めて思考が違う、別世界の人たち」・・・などなどの感想が聞かれた。僕もこうした表現を個人がするのは良いと思うが、それが日本を代表する気鋭の写真家として評価するのには首をかしげる・・・・。審査員のキャラクターもあろうが、こうも毎年ブレるのはいただけない。木村伊兵衛先生も苦笑していることだろう・・・。

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公益社団法人日本写真家協会名誉会員・木村恵一さんと(株)タムロンの金城さん。
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公益社団法人日本広告写真家協会(APA)理事の永島君と写真家・沼田早苗さん。
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木村さんと写真家・神立尚紀君。
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今年、米寿を迎えた写真界の大先輩・田沼武能さんを囲んで。「いつまでもお元気で、僕ら後輩を指導してくださいませ・・・」と固い握手を交わした。右は写真家で映画監督の石川梵君。彼が監督をしたネパール大地震を題材にした映画「世界でいちばん美しい村」は、好評で全国上映をすることが決まった・・・。おめでとう~!☆

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4月19日、「写真集団・上福岡」の4月例会がふじみ野市立西公民館で開かれた。6月5日から新座ふぉっとプラザで開催される第35回記念 写真集団・上福岡 写真展の出品作品ならびに、DMに載せる写真などがほぼ決まった・・・。第35回記念展にふさわしい力のこもった作品群が揃うと期待している。

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第35回展に20点を展示する個展「記憶の淵」を併設する平松晃四郎会員とベテラン会員となった富田康代会員。反省会会場となった「鳥八」の前で。
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いつも行く焼き鳥「つかさ」の女将が腰を痛めてしばらくは店を閉めるということで、急きょこの昭和の面影が残る店「鳥八」にした。以前にも書いたがこの店は80~70代の兄弟妹3人で切り盛りしている。僕はこの店のたたずまいと物静かな3人の人柄が好きである・・・。手前は「写真集団・上福岡」の竹川義之5代目会長。右奥が事務局の一瀬邦子さん。

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「鳥八」でお手伝いをしていたお孫さん。おばあちゃんが休んでいるので、おじいちゃんに言われて手伝いに来たと張り切っていた・・・。「看板娘」に間違いなくなるね~!☆

 

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