
僕のアトリエのすぐ近くには、江戸時代には水運事業で栄えた川が流れている。写真の左上辺りが船着き場となっていて武蔵野をはじめ、関八州、遠くは甲斐、信州などからの米や炭などたくさんの物がここに集積されて江戸に船で運ばれていた。
日が傾きかけた頃、ぶらりと散策してみると以前は僕がよく釣に行っていた釣り堀はなくなっていた。美味しいうなぎを食べさせた川魚料理屋、蕎麦屋なども消えていたのだ。もうそんなに時が流れたのだろうか、とあらためて歳月の重みを知ったのである・・・・。

左の英湖さんのお母さんは、長年外交官の妻として、その後は外務副代大臣まで務めた夫を支えた優しいが、心強い人でもある・・・・。