写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.938] 2016年7月19日  萩原朔太郎生誕130年記念「萩原朔太郎をうたう~山本掌&中島章恵」(17日/前橋文学館3Fホール)を聴き、第22回美崎太洋 個展(銀座アートスペース/7月24日まで)を鑑賞した。母、88歳の誕生日を前に故郷・上州へ帰省した・・・。

 

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前橋は”みどりと水のまち”をキャッチフレーズにしている。本当に緑が多い街だ・・・。

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萩原朔太郎記念 前橋文学館全景。

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文学館の目の前を流れる広瀬川・・・。朔太郎がこよなく愛した川だ。

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メゾソプラノの山本掌さんとピアノの中島章恵さんの2人による「萩原朔太郎をうたう」。

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掌さんは、二期会会員、萩原朔太郎研究会会員、「海程」同人など。フランス、イタリアなどオペラや歌曲を学ぶ。中島さんは、武蔵野音大卒。ベルギーのブリュッセル王立音楽院大学院卒。ソルフェージュで最優秀賞受賞など。現在、高崎演奏家協会会員。 掌さんは朔太郎の詩の朗読もした。

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「印象 Impression  Ⅱ」と名付けられたプログラムは1部、2部とに構成されていた。1部では、朔太郎の代表的な詩集『月に吠える』、『定本 青猫』からの5つの詩を歌った。2部は、ピアノ独奏 ソナチネをはじめ、朔太郎をめぐってと称し、三好達治、山村暮鳥の3の詩を歌った・・・・。

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会場入り口には朔太郎に関連した資料、書籍などが展示されていた。

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ソナチネについて解説をする中島章恵さん。

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2部「朔太郎をめぐって」が終わった・・・・。

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アンコール曲を歌う掌さん。
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最後は会場のみんなで一緒に江間章子さん作詞の「夏の思い出」を合掌した・・・。
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参加者を見送る掌さんと中島さん・・・・。お疲れ様でした~!☆
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(全撮影:シグマDP1)
  
右からこの春、「朔太郎を巡って」の写真展をこの文学館で開催した(協)日本写真家ユニオン理事の天川ひろしさん。ピアニストの中島さん、僕がこの8年ほど追い続けて来た上州の探検家・矢島保冶郎の娘さんの矢島仲子さん、声楽家であり俳人の山本掌さん。そして僕。

僕は掌さんとは俳句仲間でもある。彼女は俳人・金子兜太さんの門弟。句集もすでに3冊出しているベテランだ。彼女が発行している「月球儀」最新の6月号に、僕が「見果てぬ夢よ、風よ、雲よー探検家 矢島保冶郎」を巻頭カラーグラビア16ページ、本文8ページで掲載している。
手書きの俳句も2句・・・。

秋桜砂塵の村の昼深し  風写    涅槃西風人差し指を切りにけり  風写

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88歳の誕生日を迎えた母。花が大好きな母のために抱えきれないほどの花の鉢植えをプレゼントした。お花屋さんを廻ったが今の季節、観葉植物が多いようだ・・・・。
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離れて暮らす親不孝者の僕は、故郷を出てすでに45年の歳月が流れた・・・・。
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末弟の小松勝三。今月から母が入居したナーシングホームは、勝三の住む場所から目と鼻の先。よく面倒をみてくれるのでありがたい・・・・。
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勝三・美香夫婦が暮らす家から見る榛名山・・・・。
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翌日も母の所を訪ねた・・・・。
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勝三の嫁の美香。母のことをいつも気遣ってくれる・・・・。 感謝~!☆
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母の部屋から望む赤城山の全景・・・・。
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JR渋川駅から水上駅までの間を走るSL列車みなかみ号。
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僕が帰京する時に、ちょうど出発の準備をしているところだった・・・。
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群馬から戻った足で、銀座のジャンセン美術館と併設してある銀座アートスペースへ出かけた。この日は、友人の画家である美崎太洋さんの第22回目の個展の初日。夕方からオープニングパーティが開かれることになっていた。参加者と太洋・陽子夫妻を囲んでの記念写真をパチリ~!☆
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会場入り口の看板を前に。僕の右が太洋さん、左が陽子夫人。その隣は琉球舞踊家の佐野七夕子ちゃんで~す・・・・。毎年参加していた二次会へは、今回は疲れもあったので失礼した。

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