写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.427] 2012年3月2日 (株)写真弘社に作品原稿入稿、フォトエディター・板見浩史さんに作品を渡しに、ライカプロフェショナルストア東京のオープニングレセプションに出席。写真家・水越武さんと久々に銀座で飲み歩く・・・・・・。

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 体調は万全ではないが、昨日3月1日、ちょうど1週間ぶりに出かけた。まずは銀座の写真弘社へ。(株)フレームマンが銀座のショールームで行うと言う「東日本大震災チャリティー販売企画」への賛同のため作品を7点引き伸ばしを依頼しにいった。3月上旬からフレームマンの銀座ショールームで賛同者の写真家たちの作品が常に44点飾られるという。特別価格になっているのでぜひ、足をお運びになってください。僕はヒマラヤシリーズから好きな作品を制作した。全点にサインとエディションNOが入る。銀座アートフォトギャラリーでの東北工芸大の作品展を見てからフォトエデターの板見浩史さんの事務所へ行った。「タムロンフォトギャラリー」へ出品するために「中国・三国志巡歴の旅より」から15点を届けに行った。企画・編集・制作会社のジョフィー・コミュ二ケーションズを一緒に立ち上げた宮地君が亡くなってからもう1年半あまりが経つ。この2人とは同世代と言うこともあってずいぶん昔から親しく付き合ってきたのだ。 お互いにまだ20歳代の青春時代から・・・・・・・・・。

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板見さんは、今日3月2日~15日まで富士フォトギャラリー新宿ではっじまる社団法人日本写真家協会主催の写真展「生きるー東日本本大震災から1年」の内覧会の方へ行った。僕は今年からリニューアルしたギャラリー新居の新店舗に顔をだして社長にあいさつした。毎年、日本写真家ユニオンのオリジナルプリント展を企画してくれるのでそのお礼もした。

ドイツのライカカメラ社が世界ではじめてプロフェショナルをはじめとしたフォトグラファーための直営店を東京の銀座にオープンした。それを記念したレセプションがおこなれた。招待状が届いていたので顔をだしてみたのだ。会場はすでに出席者でいっぱいだった。僕は少しだけ出て、この日一緒に参加した編集者のYさんと食事でもと思っていた。そうしたら会場で思わぬ人とであった。北海道に住む写真家の水越武さんだ。かれこけ1年ぶりの再会である。昨年暮れに長電話が1度あったきりだったので懐かしかった・・・・・・・・。

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 フォトシューティングスペースや出力機を設け、ライカSシステムをはじめとするライカ製品の高いクオリティをその場で自由に試すことができる場所となる。会場のスタジオでモデル撮影をして見た。ライカカメラでなく僕のシグマDP1だけれども・・・・・・・。

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左が水越さん、右が写真家の野町和嘉さん。その他、吉野信さん、社団法人日本広告写真家協会副会長の鈴木英雄さんたち大勢のフォトグラファーが来ていた・・・・・・・。

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 せっかく付き合ってくれたのでYさんを会場で撮る・・・・・・。

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 水越さんの東京藝術大学大学院生の娘さんも来ていたので、一緒に食事をと思っていたが、明日からしばらくヨーロッパへ行くというのでその準備のために早めに帰った。1年ぶりの再会と僕自身は10日ぶりぐらいの本格的な酒を祝って水越さんと呑むことにした。Yさんもオジサン2人に付き合ってくれることとなった。最初の店は銀座に終戦直後からある和食の飲み屋。この店は好きでたまには来る、この日はえらく混んでいた・・・・・・・・。ライカのレセプションでシャンパンを相当空けていたのでここでは3人で芋焼酎のボトル1本を空けたのみ・・・・・・・・。

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この日も水越さんは僕に文章を書け、書けとすすめるのだ。写真を撮れとはあんまり言わないのだ。この前にもさんざ言われたことなので、もう聞きなれてはいるが、「僕はまだまだ写真家として勝負したいのだ・・・・」と心では思っていたが、先輩である水越さんには言わなかったのである・・・・・・・。もう一軒行こうということなり、やはり並木通りにあり、創業60年を迎えるバーへ行った。この店は1950年代~60年代には、写真家の丹野章さんたちが仕事連絡先としてたまり場にしていたという。昭和の雰囲気が色濃く残るいいバーである。その前で2人の記念写真を。Yさんは新橋から帰宅するというので、僕は水越さんを銀座の丸の内線駅まで見送ってから帰路についたのだ・・・・・・・・・。久しぶりの酒であったが美味しく呑めたのは何よりもうれしかった・・・・・・・・・。 

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