写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.2278] 2022年8月6日  今日8月6日は、アメリカによって原爆が広島に投下されてから77年目の日だ。8月9日には、長崎にも原子爆弾が投下された。2019年8月現在、原爆によって亡くなった方は広島で、319、186人、長崎で182,601人、合わせて501,787人に達する。しかし、現在でも毎年、その後の被爆の後遺症によって亡くなる方は後を絶たない。その惨状を写真によって記録した写真集『決定版 広島原爆写真集』(監修:反核写真運動/編集:小松健一・新藤健一/発行:勉誠出版)が三刷りとなった!

 

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2015年8月に刊行された両写真集は、初版5.000部をすぐに売り切り、続いて再版も好調に売れて、7年たったこの夏に広島原爆写真集が三刷りとなった。定価2.500円(税別)と安価な上、各集400点を超える新発見の写真もふくめて掲載されている。ぜひ、お手に取ってご覧ください。編集者の一人として、核使用がリアルさを増した今日の時代だからこそ、原爆が落とされた地上で一体何が起こり、いかに悲惨な現状だったかを実感してもらうためにも、本書がより多くの人々に見てもらえるのはうれしい限りである。 多数の犠牲者と、いまなお被爆の後遺症に苦しむ方々に心からの哀悼の誠とお見舞いを捧げます・・・  合掌

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玄関前から武蔵野の面影を残す畑と家々を望む(2022年8月)

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