写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.804] 2015年3月22日  細江英公「薔薇刑」展 一度ミシマを忘れるために (コミにケーションギャラリーふげん社/3月31日まで)&細江英公誕生パーティに参加。並木すみ江写真集『逢いたくて、愛されたくて・・・・』の編集作業が始まる~!☆

3月18日、銀座にある写真弘社に、4月8日からリコーイメージングスクエア新宿で始まるぼくの写真展「見果てぬ夢よ、風よ、雲よー探検家 矢島保治郎」の作品のプリントのための打ち合わせをしに行った。そのあと新潮社の編集者と5月刊行予定の著書『三国志の名場面(仮題)』の写真の入稿、打ち合わせをした・・・・・。

銀座に出たので、ギャラリー・アートグラフ、キャノンギャラリー、ニコンサロン、アキオナガサワパブリッシングギャラリー、画廊るたんの写真展などを巡った。その後、昨年11月にオープンした築地のコミニュケーションギャラリーふげん社へ行った。この日開かれる写真家・細江英公さんの82歳の誕生パーティと写真展のオープニングパーティに参加するためだった。会場はごらんの下の写真の通り超満員。薔薇刑のオリジナルプラチナプリントを観て、細江さんと少し話をしてすぐに会場を出た。僕は築地の路地裏にあった大衆酒場へふらりと入り、一杯引っかけてから家路へと向かったのである・・・・・・。

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いつも通る度に気になっている銀座の寿し屋さん。今度、懐が暖かい時にでも入ろうと思っている・・・・。
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細江英公「薔薇刑」展の会場。ふげん社の社長とあいさつをして話をした。ぜひにギャラリーを使って欲しいと言うことだった・・・・・。
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82歳となる細江英公さん。矍鑠としてお元気である。僕は細江さんとお付き合いさせてもらってからもう丸30年となる。 いろいろな思い出が走馬灯のように浮かんでは消える。 僕は大好きな細江さんと固い握手を交わしてから、失礼をした・・・・・。
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会場を出て築地界隈の路地を散策していると大衆食堂がポツリとあった。お客は一人もいない。「もう終わりですか?」と聞くと呑むのなら上へどうぞと言う。2階へ上がってみるとおそらくこの近くの会社へ務めているサラリーマンたちで満員。入り切れない人はさらに3階まで上がっていた。僕は黒糖酒のロックをやった。 肴はみな旨し・・・・・。

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21日、僕が主宰している写真研究会「風」のメンバーで、協同組合日本写真家ユニオンの会員でもある写真家・並木すみ江さんの写真集(6月1日・ぶどうぱん社刊予定)と同時に開催される出版記念写真展(6月1日~11日/銀座・画廊るたん)の作業の打ち合わせをした。写真集の装丁とDMのデザインを担当する「風」の仲間でもある塩崎亨君にも参加してもらった。僕が持つのは写真集の紙の選定のために、テスト製版をして印刷したもの。印刷所は写真集印刷には絶対の定評のある東京印書館に決まった・・・・・。

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