(中国・四川省にて)
今日、1月11日でちょうどあの東日本大震災が発生してから10ヶ月となる。12月末現在、死者15843人、行方不明者3469人、仮設住宅などに非難している人は70000人を超えるという。これが現実である。津波によって崩壊した町の瓦礫の処分はそのままだけれども、最も深刻なのは、福島原発の放射能漏れ事故で、こちらの方はまったくの目途がたっていない。廃炉までは30~40年といわれているが、実際に放射能が半減するまでには、1700年~1800年と言われている。日本史上で1700年前といえば卑弥呼の時代で、邪馬台国が実際何処に存在していたかも判明していない時代までさかのぼらなくては影響がなくならないのが事実だなのだ。果たして現在生きている我々がそんな未来までも左右することを犯していいのだろうか。責任は一体だれが負うのだろうか。人類以外に多くの生命体が地球上生きているがそうした生命を絶つ権利がはたして現存する我々人間にあるのだろうか。あるはずはないのは明確だが、地球の覇者のごとく不遜に振舞う人類と言う生物の驕りと果てしない欲望とが、この美しい星を消滅させようとしていることに、もうそろそろ気づいて行動をおこさないと本当に手遅れになるのだ・・・・・・・・・。われわれ人間は自然によって生かされているという認識を全人類が持つべきである!! 合掌
(自宅近くの新河岸川の辺で)