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[no.245] 2010年12月12日 「チベット山岳写真協会 第2回写真展」オープン☆写真研究会「風」12月例会と”2010年忘年会”が開かれた・・・・・。

 

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10日から銀座ではじまった「チベット山岳写真協会第2回写真展」へ出かけた。初日はオープニングパーティも開かれるので、顧問の僕としては行かざるを得なかったのだ。すっかりXマスの模様替えをした銀座の街を歩いた。銀座アートグラフ、キャノンフォトギャラリーと廻って会場に着くとすでに大勢の人たちでごったがえしていた。日本写真企画の石井社長をはじめ顔見知りの人たちが見えていた。懐かしかったのは若い頃、僕が会長を務めていた「ラテンアメリカ交流グループ」という250名ぐらいが参加していた団体があったが、そこの役員をしていたTさんが来てくれていた。彼女は当時、ロイター通信社の経済部記者をやり、その後写真部記者もやった。現在はある新聞社のモスクア支局の記者などを務めた夫と間に生まれた2人の子の母をしながらも辣腕経済記者として活躍している。通称「ラテ交」には若い新聞記者、出版編集者、俳優、映画人、フリージャナリストなどさまざまな人たちが集まっていてユニークな企画を実現し、ラテンアメリカの情報満載の機関誌「アルスール」も定期発行していた・・・・・・・。若き日のとても楽しかった思い出である。

場所を移してのオープニングパーティには、在日中国大使館から3人の書記官が参加するなど出品者もふくめて賑やかであった。僕は少し早めに失礼したが、結局のところ会長の烏里烏沙君に電話で呼び出されて2次会に着き合わせられるはめとなってしまった。2次会では来年も引き続き写真展をやることで大いに盛り上がっていた。

 

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11日は写真研究会「風」の2010年最後の例会だった。午後1時からの合評は、名古屋から参加している平元君をはじめ森さん、並木さんと遠方の同人会員たちの参加が多かった。鈴木事務局長、塩崎編集長も参加した。平元、森、鈴木さんの3人はライフワークで撮影しているそれぞれの作品を持ってきた。平元君は新たに取材を開始した沼と河川の写真も持ってきて好評だった。少し遅れて参加した塩崎君は、この夏取材した台湾の海洋少数民族の写真を6~700点ほどパソコンの画面でみせた。村に伝わる伝統行事をその風土を織り交ぜながらスライドにしたものだ。ネット社会と言われる現代においても祖先が残した文化・風習を若者たちが受け継いでいる姿がドキュメンタリー手法で捉えられており印象的だった。僕が20~30代初めの頃に撮影した「都会の安息」シリーズの一部と来年2月発行予定の「石川啄木への旅」の作品プリントを見せた。終了後、「風の忘年会」だったので三軒茶屋の「味とめ」に席を移した。途中、吉田会員が先日取材に行ってきたミャンマーの作品を持ってきた。昨年のインド取材の時の作品よりも数段いいとみんなの評だった。名古屋学芸大を今年卒業して東京にきたHさんは作品を抱えて飛び入り参加し、みんながその作品に刺激を受けていた。写真家の烏里烏沙君も銀座の写真展を終えてから駆けつけてくれて、会は11時まで大いに写真談議で盛り上がったのだった・・・・・・・・。

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