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[no.190] 2010年8月9日 ”宮沢賢治ワールド”を求めて、みちのく・岩手の夏をめぐる旅より11日ぶりに戻りました・・・・・。

 

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7月30日の朝、自宅を出てから11日ぶりの今日、8月9日の夕刻に無事帰還しました。正直、相当疲れました。体がボロボロです。もう決して僕は若くはないのだとつくづくと実感した旅でもありました。でも取材すべきことは、ほぼ満足できたと自負しています。たくさんの人との新しい出会いもありました。宮沢賢治をもうかれこれ35年間取材続けてきたのに、新たな発見や深部が見えたような気がします。岩手県内だけでしたが、運転して走った距離は約900キロメートル。それも山道と夜道が多かったのでハードでした。夜は毎晩、9時、10時まで撮影をねばったので、山中では漆黒の闇、得体の知れない「ギャー」というような獣や鳥の鳴声を聞きながら・・・・。いくら熊といわれている僕でも決して気持ちのいいものではありませんでした。今日は写真を何枚か見てもらい明日から数回に分けて報告をしたいと思います。ちなみに今回の取材は、新潮社からとんぼの本シリーズで出版する宮沢賢治の本の取材です。ところで東北でありながら東京以上に極暑の日々が続き本当にしんどかったです。現地の人たちもはじめての体験であり、「つらい、つらい」を連発していましたよ・・・・・。

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☆11日ぶりの家の玄関は、山のような郵便物、書籍、雑誌などなど。その中に、毎年夏になると送ってくれるうれしい届け物がありました。高松のSさんは、絶品の讃岐うどん、岡山のHさんからは、僕はこのとき意外は口にすることはできない白桃の箱詰を。そして福岡のT君からは、僕の大好きな「かねふく」のめんたいこです。ほんとうにありがとうございます。 合掌!

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