昨年以来の再会だった。今回の写真展は、渡米から50年を経てこれまでの写真活動を写真集の刊行を機に、長いキャリアの中からデビュー作のエジプト・ピラミッド、イギリス・ストーンヘンジなどと並行して取り組んできた室内生物作品も出展。1990年代までの作品から選出している。ゼラチンシルバープリントとプラチナプリントで、撮影直後に制作したビンテージプリントを中心に展示している。手前が井津建郎さん、奥がR oo nec247代表の篠原俊之さん。
このギャラリーは、5年前までは新宿三丁目にあった。現在は中央区小伝馬町にある。馬喰町からも近い。
作風は異なるが、建郎さんとは同年代ということもあり、何となく気心が通じ合う・・・。
二階の僕の寝床からの眺め。今年は庭の6本の山茶花が狂い咲きしたかの様に、二階のベランダまで花で埋め尽くした。どうしたのかしら・・・。
それぞれに異なる時期に、異なる記事や取材で出会い、縁あって知り合いになった。1980年代後半からだからかれこれ30数年程になる。コロナウイルス感染拡大前までは、毎年1~2回は、忘年会や新年会などにかこつけて会を開いていた。もう何十年も前から続いていた・・・。歳も出身も異なる不思議な仲間たちである。現在は第一線から身を引き、中国地方の支局でのんびり現場で記者生活をしている人やフリーランスのジャナ―リストとして活躍している人、女子大学の教授をしながら作家活動をしている人もいる。僕は言わずと知れた昔からのフリーランスの貧乏写真家である。歳を重ねても、愉快な仲間たちとの会は、これからも続けて行きたいと思っている・・・。(僕が常連の有楽町ガード下の老舗飲み屋さんで)