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[no.1066] 2017年9月17日 僕が主宰する写真研究会「風」同人の眞月美雨さんの個展「桃源郷 The Iatest Paradise on earth.」(銀座ニコンサロン/9月27日-10月3日・大阪ニコンサロン/10月26日-11月1日)がいよいよ10日後にオープンする~!☆!☆!☆

写真研究会「風」は、来年で創立10周年を迎える。その前身となった研究会等をいれると今年で19年目だ。1998年6月に創設している。この間、風のメンバーたちは、この研究会の芯でもある「作家意識を持った写真創作活動」を心に刻みながら写真創造に励んできた・・・・。

今回ニコンサロンで個展を開催することになった眞月美雨さんをはじめ、他の同人、会員もそれぞれがんばっている。個展は今年に入って並木すみ江さん、長谷川俊樹君、12月と来春に個展が決まっている鈴木渉さん。昨年は第10回飯田市藤本四八写真賞を受賞し、飯田市美術博物館と銀座キャノンギャラリーで展覧会をした平元盛親君。一昨年は酒田市土門拳写真賞・奨励賞を受賞し、新宿ニコンサロンで写真展を開き、さらに別テーマで新宿オリンパスギャラリー、福島市でも個展を開催した鈴木渉さん。

写真集の出版とともに銀座や青梅市で個展をし、注目をあびた並木すみ江さん、昨年50年にわたり取材をしてきた「水島」の写真集を出版した高田昭雄さん、母親と娘との共同で写真と川柳のユニークな本を出版した寒川真由美さんなどなど、ここ2~3年だけでも書ききれないほどの活躍ぶりである。

遡っていくつか記録を書いてみると第2回飯田市藤本四八写真文化賞を今から19年前に僕が受賞したのはじめ、この研究会に関わった人が第4回、第5回、第6回そして第10回と4名の会員・準会員が受賞しているのだ。20年間、第10回で終わってしまった藤本四八写真文化賞ではあるが、その10回のうち半分である5回を我が研究会のメンバーが受賞していることは大きな誇りでもある・・・。

☆常時、新メンバーを募集中~!! 写真歴、年齢、国籍一切問わず。ただし、写真創作に意欲がある人のみなり。例会の見学も可。(詳しくは事務局・鈴木渉まで連絡のこと)

 

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眞月美雨写真展「桃源郷 The Iatest Paradise on earth.」の作品より
★風景の写真2点が横になっています。ごめんなさい~! 僕のコンピューターの操作能力では、どうしても修正ができませんでした・・・。 合掌
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★写真展のダイレクトメールです(会場はマップ参照) ★作者の眞月美雨さんは、銀座会場には毎日。大阪会場には、初日の10月26日(木)~28日(土)の3日間はいる予定。撮影地の地図など使って解説をしてくれます。ぜひ、お出かけくださいね~!☆
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「桃源郷」を探し求めながら撮影をしている眞月美雨さん(2017年8月・中国四川省大涼山の奥地の村で)撮影:K.komatsu.

美雨さんがメインに使用しているカメラは、1962年に発売となったミノルタオートコードという二眼レフカメラ。ブロニー版の銀塩モノクロフイルム(12枚撮り)で撮影している。ASAは400だから暗い所では、どうしてもシャッタースピードが遅くなるので三脚を使わざるを得ない。よって機動性はない。

一緒に撮影したデジタルカメラを使用している写真家が約3500カット撮っているのに、美雨さんはわずか120カット。このくらいしか撮影できないのが現実である。今回の51作品全ての6X6のプリントは、バライタ紙に1点1点手焼で引き伸ばした銀塩アートプリントだ。美しい作品を直に見ることができるのもこの写真展の見どころでもある・・・。


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