写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.1050] 2017年7月28日 "アジア最深部・ヒマラヤ東の万年雪をたたえたチベットの山々・ナムチャバルフ周辺の山と渓谷を撮影・釣行6月の旅"  [番外編①~美酒・美食・美女]

6月に行ったチベットへの旅の[番外編]を遅くなりましたがお届けします。今回の旅は、僕と写真家の烏里烏沙君の他に、高校時代の同級生である釣師・茂木陽一君とその友人3人と、僕の知人である写真家2人の計6人が同行した。総勢8人、男ばかりの12日間のドタバタ珍道中であった。

兎にも角にも毎日、昼間からよく呑み、そしてよく食べた。一番若いのは50歳の烏里君。後は60歳代、72歳、76歳が1人づづといういわばオジン集団であるにもかかわらず・・・。心配していた高山病には、ほぼ全員がなったが比較的軽いもので安心した。この番外編~美酒・美食・美女~については前編、後編の2回に分けてお届けする。撮影は全て「シグマDP1」である・・・。合掌

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中国・四川省の省都・成都市に着いた初日の晩からこのありさま。僕も何度か会っている烏里君の地元の友人も加わって歓迎会がおこなわれた・・・・。
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これが本格的な四川名物の火鍋料理だ~!
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ずいぶんとご馳走になったこの店のオーナー社長。烏里君の親戚だという。彜族で言う親戚の概念は、日本的な感覚で言うとただの知り合い程度であるが、彜族の結束は非常に固いものがある。
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豚の臓物だが、何もここまでしなくても・・・・。
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成都市内にある老舗の白酒酒造会社の社長さん。自社で造ったお薦めの白酒を沢山持って来て、飲ましてくれた。感謝です~!
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腹がペコペコという茂木君は上のザリガニとラーメンをペロリと平らげ、黒ビールを3杯空けた。
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行動が別々だった茂木陽一君とようやく成都で合流できた。深夜の0時を回っていたが、烏里君と僕で屋台の店で、とりあえず乾杯した~!☆
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2日目から日本中国友好写真協会のメンバーである写真家の劉海君(中央の帽子)が合流した。この後、チベットの南部にあるシガッエまで一緒に行動した。彼は僕らと別れた後も、カイラス山やウイグル自治区など約15、000kmを単独の車で取材を続けるという。安全を祈る・・・。

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夜は毎晩1軒では収まらず、はしご酒がお決まりだった・・・・。
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中国三大氷河の一つ、米推氷河の前で記念写真。温暖化の影響で氷河が毎年小さくなっている。後ろの湖は氷河が溶けて出来たものだ・・・。
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中華料理はどうしても毎食油ものになってしまうので、オジン連中は胃をやられて食欲が細る。そこでこうした油を使わないキノコの鍋料理など工夫して注文していたのだ~!
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茂木君(右から2人目)とその仲間たち。
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部屋で独りでやりながら、愛機のシグマDP1で自写撮りをした・・・・。

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5日目にようやく、チベット料理の店で食べた・・・。チベット料理の店は本当に少ない(山南市)
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カラオケの店に連れていかれたが、僕はビール一杯を飲んですぐにホテルへ戻った・・・。あんまりカラオケは好きでないし、とにかくうるさいのが苦手なのである。
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ビーフンの麺。あっさりしていて朝食にいい。
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山羊の肉が挟んである焼きパン。けっこうイケル味だ。
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7日目に、ギャンツェで宿泊したホテルのロビー。
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小高い山の上でライトアップされているのが、「ゾン」と呼ばれるチベットの城。この地はチベット軍が侵略してきたイギリス軍に対して、最後まで抵抗して戦った地として知られる・・・。(ギャンツェ)
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たまには餃子を・・・・。
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キノコ料理は好評だった・・・。
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いま、中国で最も人気がある「ゴロウエキ」を持つ、烏里君。日本円で2万円以上はする。シガッエ(3850m)の夜、携帯電話を忘れ、運良く見つかったTさんが、ご迷惑をかけたのでと奢ってくれたのだ。明日からはいよいよチベットの都・ラサへ・・・・。 (つづく)

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