写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.912]  2016年4月17日  第37回宮崎県日向市美術展覧会の審査員、ならびに日向市写真協会のフォトセミナーに招かれた。歌人・若山牧水の故郷の山河も久しぶりに取材した・・・・。

中国貴州省、雲南省から帰国した翌日の11日から宮崎県日向市に向かった。第37回日向市美術展覧会の審査のためだ。もう一つは、日向市写真協会がフォトセミナーを開きたいと言うので、審査を終えた翌日に講師をすることになっていた・・・・。

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11日の夕飯は、30年ぶりに再会した日向市社会教育委員で日向市文化連盟事務局長の土工冨志夫さん(下の写真左)が安くて旨い魚が食える店に連れて行ってくれた。このボリュームで、一人前1000円だった。
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宮崎空港まで迎えに来て日向市まで送ってくれた宮崎市在住の塚原和弘君(右)。かって一緒にヒマラヤにも行っている。ありがとう~!感謝です~!☆
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翌日12日の朝から土工さんの案内で、岩場が続く海岸線の日向灘に撮影に行った。海岸べりにある鹿島神社の鳥居。
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きれいな丸い石が海岸には沢山あった。誰かが神社に奉納したのだろう。僕もひとつヒマラヤのアンモナイトの化石が入っている黒い石に似ている丸石を拾ってきた・・・・。
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土工さんと塚原君・・・・。
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次にっ向かったのは、歌人の若山牧水の生まれ育った場所。まだその家は保存されている。日向市東郷町坪谷。
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僕は4度目の訪問だったが、ここの光景は普遍的な日本の故郷のイメージをいつも感じる。前を流れる耳川の清流と牧水か幾度も詠んでいる尾鈴山は僕の好きな風景だ。牧水は僕の故郷である上州の吾妻路を何度も訪れているが、親しい友人に「この風景が日向の国に似ているからだ・・・」と語っている。写真は、生家の台所の窓。
ふるさとの尾鈴のやまのかなしさよ秋もかすみのたなびきてをり  若山牧水

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再会を喜んで記念写真を撮った・・・・。若山牧水記念文学館で。
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日向市市長、教育長らと昼食を取ったあと各部門の審査に入った。特選などの各賞が決定してそれぞれの作品評を書いた。午後4時からは一般参加者による作品講評会。約50人ほどが参加して熱心に聞いていた・・・・。
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僕の著書もみなさんに買っていただいた。ありがとうございました・・・・。 合掌
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夜は日向市写真協会のメンバーと懇親会。僕の左は会長の稲田義美さん。翌日13日午前中から開かれたフォトセミナーには延岡市など近隣からも参加者があり、30数名の参加で盛況だった。日向のみなさん本当にありがとうございました・・・・。 合掌

 

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