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[no.772] 2014年11月19日 まもなく小雪を迎える昨日・・・・ 「写真集団・上福岡」11月例会が開かれた・・・・・。

 

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小雪とは、二十四節気の一つの時候で、陽暦でいえば、11月23日頃をさす。ちなみに大雪は、12月7日頃のことだ。季語には日本人の持つ繊細な機微が多く含まれていて興味深い。僕の友人が、もし絶海の孤島に、1冊だけ本を持っていけるとしたら絶対に『歳時記』だと言った者がいたが、うなずける気がする。

季語の時候なかには、「雉子大水にいりて蛤となる」(きじたいすいにいりてはまぐりとなる)などいう長いものもある。これは、七十二候の一つで、陰暦の十月節の第三候のこと。冬のはじめの月に伝わる説話から来ている。この季語を使っての俳句はまだ詠んだことはないが、17文字しか使えない俳句の表現としては、非常に難しい。先達の句を紹介しておく。  「雉子哀れまだはまぐりとならず啼く」(細岐原濃美堤)

上記の写真は家の前の畑に、今年突然に咲いた「皇帝ダリア」。通常ダリアは、夏の季語。天竺牡丹などと言う呼び方もある。しかし、ダリアと名がついても初冬に咲く花もあるのだということを知った。「皇帝」とは、『広辞苑』によれば、「美しく大いなること・・・・」とあるからこの花の名にふさわしのかも知れない・・・・・・・。

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並べ切れなくいので、2回に分けて合評がおこなわれた。第1回目の合評作品。
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写真集団・上福岡の11月例会で合評を終えてパチリ!。この日、はじめて見学をした人もいた。再来年が創立35周年になるので、都内の一流ギャラリーで集団展を開催する計画などの話し合いもおこなわれた。
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この日の二次会に、女性会員唯一の参加となった富田さんと・・・・・・。
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終わった後は、いつもの焼き鳥屋へ有志で。この日は、見学に来た平松晃四郎さん(右から2人目)が、入会をすることになったので二次会は、ささやかな歓迎会となった。田中栄次会長の音頭で乾杯~!☆

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