写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.640] 2013年11月27日 「高橋芳宣の器展」(12月1日まで/前橋・ノイエス朝日)に行き、来年12月の5人展の打ち合わせをした。矢島保冶郎の妻・ノブラーの子孫から矢島の長女・仲子さんへチベット服のお土産を届けた・・・・・・。

20数年来の友人である陶芸家・高橋芳宣さんの個展が上州前橋のノイエス朝日でおこなわれているので出かけた。彼は各地で修業したのち、魯山人に陶芸の手ほどきをしたことでも知られる九谷焼の名工・須田青華(3代目)に入門、5年間修業した。その後、加賀市で独立し窯を開設。平成4年に現在の群馬県甘楽町に陶房を移している。その直後からの知り合いだ。僕の写真と彼の陶芸作品とで2人展をしたこともある。

いまや売れっ子の陶芸家で来年夏までは個展のスケジュールで一杯だそうだ。ノイエス朝日の個展も4年ぶり。伊勢丹新宿店や日本橋高島屋などでは作品が常設されている他、全国各地の美術工芸店で個展を開いている。来年12月13日から23日までノイエス朝日でそれぞれジャンルのちがう5人が集って展覧会をやる企画が進められている。僕も芳宣さんもその中のメンバーとなっているので打ち合わせをやることになっていた・・・・・・・・。

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JR上越線・新前橋駅近くにあるギャラリー・ノイエス朝日。お客さんはひっきりなしに訪れていた。
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会場に訪れていた右から「海程」同人の俳人・山本掌さん、矢島仲子さん、一人おいて写真家の天川弘さん。
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ノイエス朝日のスタッフ・Hさん。いつもお世話になっている・・・・・・・。
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陶芸家の高橋芳宣さんを真ん中に、左から弟の小松勝三、ノイエス朝日のコーディネーター・武藤貴代さん、書家で詩人の岡田芳保さん、写真家の天川さん。
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明治の探検家・矢島保冶郎の長女・矢島仲子さんと俳人でソプラノ歌手の山本さん。自らが編集・発行している雑誌「月球儀」と句集『漆黒の翼』(図書新聞)をいただいた・・・・・・・。
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高橋芳宣の器展の会場で。チベット服に正装する矢島仲子さん。
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今年の5月にチベットへ仲子さんたちと行ったおりに、ラサで約100年ぶりに保冶郎の妻・テンバ・ノブラーの子孫たちに会った。その時に今度仲子さんにチベットの服をプレゼントすると約束したのだ。その約束がかなって僕が彼女に届けたのである。10月にチベットのラサに寄った写真家の烏里烏沙君が5月に会ったトッゲルさんに会ってあづかってきてくれたのだ。喜んだ仲子さんは、さっそく着て僕のカメラの前に立った。僕のブログをラサの人たちが見てくれることを願って・・・・・・・・・。

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夜は来年グループ展をするメンバーが全員集合した。展覧会のコンセプトなどについて話し合った。もちろん上州の旨い肴で一杯やりながら・・・・・・・・。 この企画展の仕掛け人であるコーデネィターの武藤さん。今度の展覧会には彼女も出品することになった。お楽しみに・・・・・・・・。僕とは30年以上の古い友人でもある。
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陶芸家・高橋芳宣さん。
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七宝作家の斉藤かおるさん。彼女は12月7日~15日までノイエス朝日で、「七宝の書画 斉藤かおる展ー愛しきものー」を開催する。彼女は七宝だけにとどまらず、書、古代文字、篆刻、刻書などさまざまなものを学び七宝芸術を幅広く、深いものにしている。今回の七宝焼きの曼陀羅作品は楽しみにしている・・・・・・・。

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書家であり詩人でもある岡田芳保さん。群馬県立図書館館長、県立土屋文明記念文学館館長なども勤めてきた上州では知られた文化人である。一緒にヒマラヤを旅したりした30数年来の友人だ・・・・・・・。
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そして写真家の僕で~す!!☆☆  武藤さんが撮影したのだ~!
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僕は弟夫婦たちが渋川で待っているということだったので、みなさんよりも人足早くおじゃまして兄弟たちと合流した。兄弟夫婦水入らずで久しぶりにカラオケをした。  こうした時間をいつまでも兄弟たちと共有したいものだとつくづと思った・・・・・・・・。

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翌日、すぐ下の弟・小松修二夫婦が実家へ行くというので、僕も帰る予定を変更して一緒に行くことにした。天候は気持ちの良い秋晴れであった。家の庭からみる旧内出城二の丸跡。僕はこの風景が好きだ・・・・・・。
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実家の庭で86歳になる母と弟の修二と。67歳で亡くなった親父が植えた木々が鮮やかに色づいていた。
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実家から車で10分程の吾妻川の岸辺にある吾妻峡温泉・天狗の湯へ行った。僕はこの低張性弱アルカリ性高温泉が好きでよく浸かりに行く。
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ゆっくりと温泉に浸かった後の地元の牛乳は美味い。母と修二と嫁の宇基子。
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温泉のあとは、母が好きな焼肉へ。地元農協の直営店にいつも上州牛を食べに行くのだ・・・・・・・・。

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