写真家 小松健一・オフィシャルサイト / Photographer Kenichi - Komatsu Official Website

[no.634] 2013年11月12日 5日ぶりの外出は病院巡りと日本中国写真家共同作品集「イ族」の出版、来春の中国四川省・雲南省奥地への旅の打ち合わせなど・・・・・・。

「風」第3回写真展が終了した6日から丸5日間自宅に篭っていたが、2ヶ月に1度通っている内科と眼科の病院へと出かけた。昨日は木枯らし一号が吹きすさぶこの秋一番の寒い日だった。飲み続けている薬が切れていることもあった。この病院にはもうかれこれ15年間ほど通院している。眼科の先生からは両目の手術を再三勧められてきていたが、いよいよもう逃げられない状況になった。年内はせわしないので正月明け早々に入院することになりそうだ。安全策をとって片目づつの手術をするように言われたのだ~・・・・・・・。

病院が終わった後、数日前に雲南省奥地の取材から戻ったばかりの写真家・烏里烏沙君と会った。今月中旬発売予定の日本中国写真家共同作品集「イ族」(タイクイーン刊)の最後の詰めをするためだ。それにイ族の聖地とも言うべき、四川州の西南地方の大涼山と雲南州との州境にある小涼山などを来春、取材する件で打ち合わせをするためだった・・・・・・・・。

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5年間ほど暮らした石神井公園へ向かう電車の車窓から見た夕暮れがドラマティツクだった・・・・・・・。
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午後4時半前に眼科の病院について診察を受けてその後、内科の病院へ。全てが終わったのは7時を回っていた。烏里君との待ち合わせ場所へ。地元に住む沖縄出身の横山さんも来てくれていた。彼女とは東チベットをはじめ、2度旅を共にしている友人である。この店は沖縄の宮古島出身のマスターが経営している「みやこ」という沖縄の店で開店の時から来ている。僕と同世代のマスターとはこの前の店の時代からの付き合いだからもう15年になる・・・・・・・・。(右からマスターの砂川さん、烏里君、横山さん)

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明朝、病院へ行くという横山さんと別れた後、烏里君ともう一軒の沖縄料理屋へ。この「みさき」という店もオープンの時から来ているのでもう14年になる。僕の事務所のすぐ近くだったので事務所にいる時には毎日のように通っていた。烏里君と泡盛のロックを引き続き飲んだ・・・・・・。
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沖縄の高校を卒業してすぐに上京してきたさゆりちゃん。あれから十数年になるな~・・・・・・・。
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みさき三代目の女将、エリちゃん。右は彼女と同じ沖縄の伊是名島出身のアキラ兄。さゆりちゃんもふくめてみな親戚だ。エリちゃんの手作り料理が評判がよくて常連のお客さんが多い。この日は娘さんのMちゃんも手伝いに来ていた。僕が知っているのはまだ本当に鼻をたらして泣いていた頃のMちゃんだったから時の流れを痛感した。アキラ兄に誘われて久しぶりに近くでエリちゃんの姉のあけみちゃんがしているスナックへ烏里君と顔を出し、一杯のんでから家路へ向かったのであ~る。 帰りは懐もふくめて、まあこれはいつものことだが、木枯らしが一層吹き抜けて寒さが身に沁みたのだった~~☆・・・・・・・・・。

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