26日、昼過ぎに写真家の塩崎亨君が車で、搬入の荷物を取りに自宅まで来てくれた。途中遅い昼食を軽くとって会場の新宿御苑前にあるアイデムフォトギャラリー「シリウス」へ向かった。3時から作業が開始された。ギャラリー館長の山下さんをはじめ、写真弘社の神谷君、フレームマンから3人、それに僕と塩崎君に友人のAさんと総勢8人だ。昨日までのこの間、ギャラリーの平面図とにらめっこして作り上げた展示構成をみんなに説明してから一斉に作業に取り掛かった。作品プリントはB2が10点と全紙が61点の合計71点。それに地図、挨拶文、プロフィールが入る。11面の壁面に三国志のストーリーにそって、地域順に並べていくのだからけっこう大変だった。
前日の午後までかかった約8000字を超えるキャプションを各作品に付け、最後にライティングを確認して終わったのは7時を廻っていた・・・・・・・。手馴れたプロ揃いにもかかわらず4時間もかかった。でも満足のいく展示ができたのでほっとした。この1ヵ月間は頭の中はこのことばかりで相当疲れた。一応展示が終了したのだ。後はまな板の鯉である。襟を正して正月5日の写真展のオープンを待つしかない・・・・・・・・。協力してくれたみなさん、ありがとうございました。 こころから感謝いたします・・・・・・・・。 合掌
塩崎君は用事があると言うので、Aさんと遅い食事を済ませて家路に向かった。この間の疲れと安堵感がいっぺんに出たのか心地よい酔いだった。冷たい北風のなかに満月に近い月が冴え冴えと光輝いていた・・・・・・・・。